食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01010440149 |
タイトル | 害虫抵抗性及びグリホサート耐性遺伝子組換えとうもろこしMON863 x MON810 x NK603の食品及び飼料用販売、輸入及び加工に関する科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2005年7月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 科学パネルは、害虫抵抗性及びグリホサート耐性遺伝子組換えとうもろこしMON863 x MON810 x NK603の食品及び飼料用販売、輸入及び加工に関し、その安全性の評価を行った。主に、挿入DNAの分子特徴、標的たん白質の発現について科学的に評価し、栽培上の特徴と構成成分に関する比較分析、新たん白質と交雑種そのものについての毒性やアレルギー性に関する安全性評価を行った。 MON863 x MON810 x NK603の挿入DNAを分析したところ、個々の単独種の構造的特徴が保持されていることを確認した。また、MON863 x MON810 x NK603中のCry3Bb1、Cry1Ab及びCP4 EPSPSたん白質の発現量は、MON863、MON810、NK603単独種の場合と同等であることが分かった。さらに、Cry3Bb1、Cry1Ab及びCP4 EPSPSたん白質の安全性とアレルギー性に関しては、既に発表された単独種についての意見書中で肯定的な意見が表明されている。MON863 x MON810 x NK603は、組成上及び表現型の上で、挿入された特徴を除き、単独種の遺伝子組換えとうもろこしや非遺伝子組換えとうもろこしと同等であると結論付ける。 ブロイラーの給餌試験と、げっ歯類の90日間亜慢性試験の結果、MON863 x MON810 x NK603は副作用を引き起こさないことが確認されたため、MON863 x MON810 x NK603は従来型のとうもろこしと異なるものではなく、安全性に懸念は生じないと結論付ける。 それゆえ、MON863 x MON810 x NK603に関する情報は、加盟国からの懸念を払拭するに十分であり、MON863 x MON810 x NK603は人間や対象動物の健康に悪影響を及ぼすものではないと科学パネルは結論を下した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | EFSA |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/gmo/gmo_opinions/1033/gmo_opinion_ej256_mon863xmon810xnk603_en1.pdf |