食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01010360104
タイトル 「フランスのめん羊飼料とスクレイピー」
資料日付 2005年7月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)のEmerging infectious Diseases誌8月号vol.11、No.8にフランスの食品衛生安全庁(AFSSA)、国立農学研究所(INRA)及びリヨン南部大学病院センターの研究者による「フランスのめん羊飼料とスクレイピー」が掲載された。概要は以下のとおり。
 スクレイピーは、小型反芻動物の伝達性海綿状脳症(TSE)である。かつてスクレイピーは人獣共通感染症とはみなされていなかったが、ヒトに、また実験的には羊に伝達する牛海綿状脳症(BSE)が出現したことから、小型反芻動物のTSEについてもヒトへのリスクが存在することが示された。めん羊の群れにおけるスクレイピー侵入のリスク要因を特定するため、1999年から2000年にかけてフランスで症例対照研究が実施された。場所及び主要な品種が一致する94症例と350対照群を分析し、主に3つの仮説が検証された。一つは群れの間での直接接触、二つ目は環境からの間接接触、そして飼料由来リスクである。統計的な分析には、補完的log-log連結関数による修正済み一般化線形モデルを使用し、オフセットとして群れの大きさを考慮に入れた。専売の(proprietary)濃厚飼料及び代用乳使用の著しい影響が観察された。飼料工場については、リスクは不均一であった。群れの間での接触はリスク要因とはならなかった。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) CDC-EID
URL http://www.cdc.gov/ncidod/EID/vol11no08/04-1223.htm