食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01010340303
タイトル 米国、BSE疫学調査マニュアル
資料日付 2005年7月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(APHIS)のBSE最新疫学情報のコーナーに、7月12日付けで関係資料としてBSE疫学調査マニュアルが掲載された。(2ページ)
 内容の概要は以下のとおり。
1.疫学調査の目的
 主たる目的は同一汚染源からBSEプリオンに暴露した可能性のある牛を特定することである。
2.同時出生集団
 同時出生集団とはBSE陽性牛の出生時を含む前後1年に出生した群れである。今回の場合、出生時が具体的に判明しなかったため、現在年齢11~13歳で調査が行われている。
3.関連牛
 同時出生集団が特定できなかった場合、群れの記録などによりBSE陽性牛とは無関係として排除できない牛が関連牛となる。直近の2年間に生まれたBSE陽性牛の産子も関連牛となる。全ての関連牛は、年齢、性別、種類、識別標識、出生地などの調査により絞り込まれ、最終的に残された牛がBSE検査のためにと畜される。
4.関連牛検査プロトコル(於:国立獣医研究所‐NVSL)
①BioRadスクリーニング検査
②BSE反応があった場合にはスクリーニング陽性とされ確認検査へ
③IHC検査がNVSLで実施され、同時にAgricultural Research ServiceのNational Animal Disease Centerでウェスタンブロット法(WB)による検査が行われる。
④両方とも陰性であった場合はBSE陰性
⑤IHCまたはWBいずれか一方が陽性であった場合はBSE陽性。
⑥研究・調査目的の追加検査は農務長官と協議の後実施。追加検査の要求は動物保健局次長を通し行われる。追加検査が必要となった場合、NVSLは次長に具体的な検査プロトコルと説明を書面で提出する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) USDA-APHIS
URL http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse/epi-updates/vs_bse_epi-process.pdf