食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01010300326
タイトル カナダ、米国への生牛輸出再開に伴い、肉牛出荷調整策を終了
資料日付 2005年7月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ農業食料省は7月20日、同月18日から米国へのカナダ産生体牛の輸出が再開されたことに伴い、これまで実施していたFeeder Calf Set-aside Program(肥育牛出荷調整プログラム)を終了するとの通知を公表した。今後、肉牛生産者はと畜制限なしに自由に出荷できることとなる。また、既にこのプログラムに登録している肥育牛については州当局の事前承認を得た上で取り下げることができる。
 本プログラムは、2004年5月にカナダでBSEが発生したことにより、カナダ産肉牛の米国への輸出が禁止されたことを踏まえ、2004年9月10日から食肉産業再建戦略の一環として執られていた施策であり、連邦政府はこれに対して3億8千万ドルの予算を組んだ。本プログラムは、カナダ国内のと畜施設に限界があることから、肥育牛および肥育素牛を対象として、その適性牛のと畜施設への出荷を連邦・州・企業の委員から構成される運営委員会が管理・調整し、また、出荷を延期された生産者に対して一定の補償金を支給する制度である。このプログラムは、カナダのと畜施設増強と米国の輸入禁止が解除されるのを前提に、2006年1月1日までの時限制度として実施されていた。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ農務農産食品省
情報源(報道) カナダ農業食料省
URL http://www.agr.gc.ca/cb/index_e.php?s1=n&s2=2005&page=n50720a