食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01010240294
タイトル WHO「鳥インフルエンザーインドネシアの状況-25」
資料日付 2005年7月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、7月21日付「鳥インフルエンザ-インドネシアの状況‐25」をリリースした。その概略は以下のとおり。
 WHOはインドネシア保健省から、7月12日に死亡した38歳の父親がインドネシア最初となるH5N1鳥インフルエンザ症例で、これは研究所で確認されたものであるという報告を受けた。この父親の娘二人もH5N1鳥インフルエンザに感染した思われる重篤な肺炎が原因で死亡しているが、研究所での確認が未だ入手できていない。7月14日に死亡した8歳の娘、7月9日に死亡した1歳の娘から入手した試料は限られている。
 8歳児は発熱、下痢、咳を伴って6月24日に発病した。6月28日Tangerangの病院に入院し、発病20日後に死亡した。1歳児は発熱、下痢、咳、最後には呼吸困難を伴って6月29日に発病し、発病10日後に死亡した。父親は発熱、軽い風邪、咳を伴って7月2日に発病し、7月7日娘と同じ病院に入院して発病10日後に死亡した。この38歳の父親から採取した試料を香港大学及び米国疾病管理予防センター(CDC)が検査した結果、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルス陽性であった。二人の娘から採取した試料は検査中である。
 この家族の家に同居していた残りの4人(家族2人、使用人2人)は健康で、今のところなんら症状を呈していない。保健省は、介護従事者など300人を超える接触のあった者についても追跡・精査しているが、今のところ症状を呈している者はない。
 インドネシア保健省、農業省、米国海軍医学研究ユニット2(Naval Medical Research Unit 2)及びWHOの職員が検査を実施し、感染源となりうるものを明らかにすることになる。家族から近隣住民、介護従事者にいたるまで接触を持った者の血清試料を採取した。環境及び動物からの試料収集が農業省によって実施されている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/don/2005_07_21a/en/index.html