食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01000060149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、飼料中のエンドスルファンに関する科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2005年7月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | エンドスルファンは、非浸透性有機塩素農薬であり、1950年代に開発導入された。エンドスルファンを含む農薬は、現在、欧州連合加盟国のうち7カ国で認可されているが、2006年2月1日までには、欧州連合内で認可が廃止される。それゆえ、近年、欧州連合内では、徐々にエンドスルファンの使用は減少していた。エンドスルファンは、主に農薬として環境中に排出され、大気、土壌、堆積物中に検出されるものの、他の有機酸塩農薬とは違い、脂肪との親和性が低いためフードチェーンにおける生物濃縮や蓄積が起こりにくい。 エンドスルファンは、通常、食品や飼料中に極めて低水準で残留する。適正農業規範に従って製造された飼料を通じ、陸生動物が中毒作用を引き起こす水準までエンドスルファンに暴露する可能性はないことが入手データから示された。 エンドスルファンの神経毒性、肝臓及び腎臓毒性、血液学的作用、免疫系及び生殖器官の変化などが報告されている。しかし、限られた数のサンプルデータによれば、一般の人のエンドスルファン摂取量はADI(6μg/kg b.w.)をはるかに下回っていることが示されている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | EFSA |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/contam/contam_opinions/1025/contam_op_ej234_endosulfan_en1.pdf |