食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00980540106
タイトル 米国農務省(USDA)食品安全検査局(FSIS)は「食品医薬品庁(FDA)との共同監督施設での責任」という題の指令を発表
資料日付 2005年6月28日
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分類2 -
概要(記事)  米国食品安全検査局(FSIS)は食品安全を監督する連邦政府省庁間の協力を促進するため、食品医薬品庁(FDA)と管轄権が重複している食肉・家きん肉関連施設でのFSIS検査官の役割と責任を明確にする「指令」を発表した。
 背景として、2005年5月に会計検査院(GAO)が「食品安全対策のミス:食品安全対策における重複業務の削減とリソースの効率的活用を追求すべき」との報告書を発表している。その中でGAOは「条件次第で共同監督施設ではFDAはFSIS検査官に業務を委託すべき」との勧告を出したが、これにはUSDA・FDA共に反対との立場を表明している。
 指令の内容は検査官による検査、確認、記録作成、法的措置におけるFDAとの関係である。一例として、FSIS規制製品を基準不適合とするFDA規制原材料がFSIS監督施設で使用される可能性がある場合には、FSISはFDAに通知するとしている。
 更に、FSIS地域事務所のFDAとの連絡責任にも触れており、FDAとUSDAは共同監督施設での食品の危害、汚染、表示違反、リコール、毒物混入事件の可能性などの場合には地域事務所レベルでの連携に合意している。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品安全検査局(FSIS)
情報源(報道) USDA-FSIS
URL http://www.fsis.usda.gov/OPPDE/rdad/FSISDirectives/5730.1.pdf