食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00980290149
タイトル 小型反芻動物の組織による人間へのBSE感染リスクの定量的評価に関する欧州食品安全機関(EFSA)科学パネルの意見書
資料日付 2005年6月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランスで山羊にBSE感染が確認されたことを受け、欧州委員会はEFSAに対して山羊肉及び山羊肉製品によるヒトへのBSE感染リスクの定量的評価を行うよう要請していた。2005年1月に発表されたEFSA科学パネルの声明では、BSEに感染した山羊肉製品の消費が、ヒトの健康に与えるリスクの定量化には重大な情報ギャップが存在するということが指摘されていた。
 欧州で最近強化された山羊のサーベイランス結果に基づき、拡大EU域内の山羊のBSE感染率は、極めて低いことが予測される。しかし、山羊におけるBSEリスクの定量化に必要データが不十分なため、定性的なリスク評価を行ったところ、飼料規制施行後、2001年に生まれた山羊に関して、その肉及び肉製品消費によるヒトへのBSE感染リスクは低いと考えられる。しかし、データ不足のため、今後とも山羊のBSE感染価評価のための試験研究は必要不可欠である。また、将来、別のBSE症例が発見された場合、山羊のBSEリスク評価シナリオの再評価を行う必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/biohaz/biohaz_opinions/990/biohaz_opinion_ej227_bse_goat_en1.pdf