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資料管理ID syu00980250295
タイトル FAOアジア太平洋地域事務所、「アジアの鳥インフルエンザ状況はいまだ危機的とFAOは警告する;ウイルスの挙動はまだ十分に解明されておらず-ウイルス制御には更なる研究と資金投入が求められる」と題するプレスリリース
資料日付 2005年7月4日
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分類2 -
概要(記事)  FAOアジア太平洋地域事務所は、クアラルンプールFAO/WHO/OIE鳥インフルエンザ国際会議の開催を受け、7月4日付「「アジアの鳥インフルエンザ状況はいまだ危機的とFAOは警告する;ウイルスの挙動はまだ十分に解明されておらず-ウイルス制御には更なる研究と資金投入が求められる」と題するプレスリリースを公表した。このプレスリリースで示されたJoseph Domenech FAO主席獣医官の発言の概略は以下のとおり。
 感染をみたアジア8カ国からウイルスを根絶することは容易には達成できない。高病原性鳥インフルエンザを風土病と考え、諸動物における発生源で取り除かなければならない。
 最近実施されたベトナムでのWHO/FAO/OIE合同ミッションは、現状ではウイルス変異の証拠はなく、当初考えられていたほどには広くヒト間に広がってはいないという結論を示した。ウイルスは家きん類及び野鳥の間で循環を続けており注意が必要である。いくつもの疑問点が未解決のままで、今以上の研究並びに各国レベル及び地域レベルでの制御の取組みのための大規模な資金投入が必要である。
 特に、野生動物の果たす役割を注意深く検証する必要がある。最近発生した中国青海省での鳥インフルエンザでは、野生動物がこの病気の拡大に重要な役割を果たしていた可能性がある。FAOは野鳥を殺すことには反対で、家畜から野鳥を引き離すこと及びリスクを有する地域の家きん類へのワクチン投与、野鳥及び家きんを対象とした厳格なサーベイランスと予防措置を求める。
 今ある知見を基にした勧告は、豚と豚以外の動物とを分けて飼育すること、家きん類で発生をみた場合のサーベイランス計画に豚を含めることである。
 リスク地域の家きん類へのワクチン接種は、鳥インフルエンザ対策の重要な手段である。ベトナムなどウイルスが広く拡散している国や地域では、大規模なワクチン接種が家きん類での感染を減らしヒトの健康を守りうる唯一の方法であろう。
 アマンタジンのような抗ウイルス剤の使用に反対する。このアマンタジンはヒトに用いる大切な抗インフルエンザ薬である。家きん類で抗ウイルス剤を使用することは、薬剤耐性を作り出してヒトでの鳥インフルエンザ治療の妨げとなる。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.fao.org/world/regional/rap/news_detail.asp?event_id=31713