食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00980050333 |
タイトル | 英国における農作物及び食品についての残留農薬モニタリング検査結果 |
資料日付 | 2005年6月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)の行政機関である農薬安全委員会(PSD)の残留農薬調査委員会(PRC)は、2004年の第4四半期に実施された残留農薬のモニタリング検査の結果を公表した。 25種類の作物及び食品について実施された検査内容(全364ページ)、調査結果(表1~25)が掲載されている。 また、①果物及び野菜群の結果総括、②その他の食品群の結果総括、③残留基準値(MRL)を超えたサンプル、④未認可の農薬の残留が認められたサンプルについて、それぞれ表にまとめられている。 更に、それぞれの食品毎にも次のように詳細に報告されている。 (例)果物及び野菜群(熱帯性の果物及び野菜は除く) 1.りんご (1)サンプルの説明:市中には輸入、国産のりんごが一年中流通しており、子供を含め消費者にとって大切な食品であるため、通年検査の対象となっている。サンプルはDEFRAの出先機関により小売店だけでなく、卸市場、倉庫、港、輸入拠点などから集められる。 (2)結果:①83サンプルについて119種の農薬の残留値を調査、②83サンプルのうち42は、国産、27はEU加盟国外からの輸入、14はEUから輸入、③83サンプルのうち16からは残留農薬は未検出、④クロルピリホス(Chlorpyrifos、MRL0.5mg/kg)が23サンプルから検出(国産18、EU加盟国外からの輸入3、EUからの輸入2)、検出量は0.02から0.2mg/Kg等、残り12項目に関する検査結果。 (3)前回の検査結果(省略) (4)結論:りんごについては、MRLを超えたサンプルはなし。国産の1サンプルから未認可のイプロジオン(Iprodion)の残留を検出。4サンプルから残留基準値に近いカルベンダジム(Carbendazim)を検出したが、リスク評価結果ではヒトの健康に影響を及ぼすレベルではないとの結論が得られている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国農業安全委員会(PSD) |
情報源(報道) | PRC |
URL | http://www.pesticides.gov.uk/uploadedfiles/Web_Assets/PRC/PRC_2004_Q4_text.pdf |