食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00970320302 |
タイトル | 米国農務省によるBSE確認検査結果及び新たな確認検査プロトコルに関する声明他関連情報 |
資料日付 | 2005年6月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省(USDA)は、ジョハンズ長官によるBSE確認検査結果及び新たな確認検査プロトコルに関する声明等を発表した。 1.ジョハンズ農務長官の声明概略 ①国際専門家と共に新しい確認検査のプロトコルを慎重に策定する。 ②スクリーニング陽性牛が発生した場合は免疫組織化学法(IHC)とウエスタンブロット法(WB)の両方で確認検査を行い、一方でも陽性の場合はBSEと確認することとする。 ③今回確認されたBSE感染牛は1997年8月の「フィードバン」以前に出生した牛である。 ④BSE拡充サーベイランスプログラムによるBSE検出の取組を継続する。 ⑤サーベイランス結果を分析の上、現行のリスク管理対策変更の必要性について外部の意見を求める。 2.上記声明に関する記者会見でのジョハンズ長官の主な発言 (1)BSE確認検査に関する農務省監査局(OIG)との議論における4つの懸念(質疑応答前の長官発言) ①検査牛のと体を隔離することが困難であったため、今回陽性が確認された牛のと体は11月に検査が行われている間、他の4頭のと体と一緒に保管されていた。これら5頭のと体は、食品・飼料への流入を防止するため、全て焼却処分されたが、サンプリングしたと体の隔離保管を適切に行うことが必要である。 ②11月の標準的IHC検査と同時に実験的IHC検査が行われたが、感受性の低いサンプルについては、特定のプロトコルの無い追加試験は行うべきではない。適切な追加検査のプロトコルを専門家と検討したい。 ③USDAの専門家によると標本の冷凍は標本の完全性をそこなわないとされるが、我々のプロトコルでは冷凍は禁止されている。再度周知徹底を図る。 ④11月のIHC検査の際、書類記録がなされていなかった。書類での記録を徹底する。 (2)主な質疑応答 ①牛の出生地、群れの頭数等の具体的情報については、現在DNA検査と疫学的調査を実施中であり、判明次第公表する。 ②今回のBSEは非定型BSEの可能性もあったが、たん白質分子のバンドパターンではフランスでの症例と類似しており、非定型ではない。 ③現行のサーベイランスプログラムは目的に沿った適切なものと判断している。 (http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0233.xml) 3.米国食品医薬品庁(FDA)による声明概要 FDAはUSDAと共に米国の食品と飼料をBSEから護ることに全力を傾注している。現行の予防対策はBSE拡散を防ぐ役割を十分に果たしている。USDAとは今後とも協力しこの重大な公衆衛生上の課題に取り組み、1997年のフィードバンを強化するあらゆる選択肢について検討する。 (http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2005/NEW01193.html) |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省(USDA) |
情報源(報道) | USDA |
URL | http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/06/0232.xml |