食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00970040110 |
タイトル | カナダ、農薬副原料および副生成物質のリストを発表 |
資料日付 | 2005年6月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省病害虫管理規制局(Pest Management Regulatory Agency(PMRA))は6月13日、新農薬管理法において健康と環境へのリスクがあると考えられる農薬中の補助成分(formulants:農薬製品中に意図的に添加されるもので、活性成分以外の配合原料)と、不純物(contaminants:農薬の製造過程において化学反応や製造工程を通じて非意図的に生成される物質)のリストを発表した。 新農薬法は2002年12月に成立しており、近い将来施行が予定されているものであるが、この新法では農薬の活性成分と同時に上記補助成分および不純物も規制の対象とされている。 今回のリストに掲載された物質は、毒性物質管理政策(Toxic Substances Management Policy)、オゾン層破壊物質に関するモントリオール議定書(Montreal Protocol on Ozone Depleting Substances)、およびPMRA補助成分政策(PMRA Formulants Policy)に従って指定されたものである。 リストに掲載された物質はパートⅠ(健康と環境へのリスクがある補助成分)としてアジピン酸、コールタールクレオソート等7物質、パートⅡ(アナフィラキシー反応を起こすアレルゲンとなる補助成分)として魚、牛乳等7物質、パートⅢ(健康と環境へのリスクがある不純物)としてジクロロジフェニルトリクロロエタン、ヘキサクロロベンゼン等6物質である。 このリストに掲載された物質は企業秘密の対象として扱われず、農薬の登録・申請に当たって、製造者にはこれらの物質を製品に表示すること、および、これらの物質に関する安全性データシート(Material Safety Data Sheets)を作成することが求められる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | カナダ保健省 |
URL | http://www.pmra-arla.gc.ca/english/pdf/noi/noi2005-01-e.pdf |