食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00960220302 |
タイトル | 米国ミネソタ大学で開催された「北米の牛肉の安全性とBSEが米国牛肉産業に及ぼした経済的影響」と題するラウンドテーブル会議における米国農務省(USDA)高官の講演及びファクトシート(その1) |
資料日付 | 2005年6月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国ミネソタ大学で6月9日に開催された「北米の牛肉の安全性とBSEが米国牛肉産業に及ぼした経済的影響」と題するラウンドテーブル会議における米国農務省(USDA)高官の講演概要及び「北米の牛及び牛肉の安全性」と「BSEの北米畜産・牛肉生産業への経済的影響」と題するファクトシートがUSDAから公表された。概要については以下のとおり。 1.ジョハンズ(Mike Johanns)農務長官の講演概要 米国とカナダのBSEに関する全ての事実を開示し、関係者の議論を深めるために ①米国とカナダの生体牛・牛肉の安全性 ②牛・牛肉産業の大きな構造的変化 の根拠を提示する。科学に基づいた二重基準でない決定を行わなければ、諸外国に対しても輸入再開を求められない。 2.コリンズ(Keith Collins)農務省主席エコノミストの講演概要 ①BSE発生以前の北米市場では生体牛・牛肉は互いに自由に往来していた。カナダの生体牛頭数は同国内の処理能力を超えており、1998-2002年間に1.2百万頭米国へ輸出 ②2003年5月、カナダでBSE発生。カナダでは輸出市場を失ったことで生体牛の在庫が増加し価格が下落 ③2003年秋の米国によるカナダ産骨なし肉の輸出解禁により価格は上昇に転じたが、米国市場が部分的に閉鎖されているため価格上昇は限定的 ④2003年12月米国でのBSE発生により国境は閉鎖され牛の価格は一時的に下落したが幅は小さく、すぐに上昇に転じその傾向は続いている ⑤カナダでは余剰生体牛のためと畜数が2003年比25%増加、米国では8%減少 ⑥国境閉鎖が続けば続くほどカナダのと畜量、牛肉輸出量が増加 ⑦米国での生体牛の記録的高値は2004年以降継続していること、カナダからの牛肉輸入が増加していることから米国の食肉処理業者は生産量を削減。現状が続けば米国の生体牛価格の動向は不透明 ファクトシート「BSEの北米畜産・牛肉生産業への経済的影響」全文は http://www.usda.gov/documents/factsheetKeithCollins.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省(USDA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=webcast_bse.xml |