食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00960160305 |
タイトル | EU、英国における牛結核病撲滅プログラム評価のための視察団報告書 |
資料日付 | 2005年6月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUは2004年11月、英国における牛結核病撲滅プログラムの実施状況を評価するため視察団を派遣し、このほど報告書を公表した。撲滅プログラムに盛り込まれている対策は、概ね適切に実施されているものの、以下を含む幾つかの要改善事項等が指摘されている。 ①対策と結果を記録するためのデータベースが構築されているが、民間獣医師による作業の承認・監督に不備があった。 ②グレート・ブリテン(GB)の疫学データでは発生率が減少しているにもかかわらず、毎年新たに感染の診断を受けている集団が相当数あり、一部の地域で病気が拡散している。ノーザン・アイルランド(NI)では過去3年以上、発生率も有病率も減少している。 ③健康な牛がGBとNI間を移動する際には、移動前後の検査を実施することにより移動制限を実施しているが、GB内及びNI内での移動時には何も行われていない。 ④陽性反応牛を除去する制度があるものの、当該牛のマーキング、所轄官庁職員による除去管理及び不確定牛・陽性反応牛の分離に整合性を欠いている。 ⑤農場、市場、と畜場及び輸送用車両の洗浄・消毒手順も整合性を欠いている。 ⑥牛結核病が発生した場合、疫学調査が実施されているが、当該調査に対する評価が地方レベルでも国レベルでも実施されていない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | EU |
URL | http://europa.eu.int/comm/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=7251/2004 |