食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00950270303 |
タイトル | 米国の2005年6月のBSE確認再検査に至る経緯ファクトシート |
資料日付 | 2005年6月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS)から、2005年6月のBSE確認再検査に至る経緯ファクトシートが公表された。概要は以下のとおり。 ①背景 拡充サーベイランスで陽性となった3頭は、国際的ガイドラインで確認検査方法とされている免疫組織化学検査(IHC)で米国農務省(USDA)のプロトコルに沿って確認試験されたが全て陰性であった。 ②6月5~10日 米国農務省(USDA)の監査局(OIG)は動植物検疫局(APHIS)、食品安全検査局(FSIS)、農業研究サービス(ARS)と共同でBSE関連措置を公平に再検討し、3頭のサンプルをウエスタンブロット法(WB)により再検査することを勧告した。OIGは迅速試験で陽性であった試料がIHCで陰性となったことで、もう一つの国際基準であるWBによる確認検査に処すべきと判断した。 ③6月10日 USDAはWBによる検査結果を受領。2頭は陰性であったが、迅速試験で強い陽性反応があった3頭目のサンプルがWBで陽性と判定された。IHCとWBの結果が異なったため、英国WeybridgeのBSEリファレンス研究所に確認検査のためサンプルを送付。USDAでも再検査を実施。結果判明には2週間程度要する。当該牛はダウナーで食ルートから排除され、専用処理場で焼却処分されている。 ④次のステップ 限られたサンプルのため、APHISとARSは英国Weybridgeのリファレンス研究所と協力し慎重に再検査のプロトコルを策定している。USDAでの再検査によって今回の症例が非定型BSEかなどについて詳しく調査する予定 ⑤結論 問題の牛は食品や飼料として流通していないため、再検査の結果に関わらず公衆衛生・動物保健上の影響はないが、USDAによる現在のプロトコルの評価とBSEの理解を助けることになる |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
情報源(報道) | USDA-APHIS |
URL | http://www.aphis.usda.gov/lpa/pubs/fsheet_faq_notice/faq_BSE_stepbystep.pdf |