食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00940300361 |
タイトル | 台湾行政院衛生署、市場に流通するGM食品の安全性を強調 |
資料日付 | 2005年5月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国モンサント社の遺伝子組換え(以下、GM)とうもろこし(Mon863)をエサに与えられたマウスに異常が出たとする研究結果が海外メディアにより報道されたことにより、GM食品の安全性に対する一般民衆の懸念が強まっていることを受けて、台湾行政院衛生署は5月26日、「安全性評価を経たGM食品には、健康被害の懸念は全くない」と題する通知を発し、GM食品の安全性について、以下のとおり強調している。 ①2000年5月の世界保健総会(WHA、世界保健機関の年次総会)で討議されたとおり、リスク評価を経たGM食品は安全である。現在流通しているGM食品はすべてリスク評価を経ているため安全であり、現在までにヒトの健康被害は報告されていない。 ②GM食品の安全性リスク評価は、実質的同等性(Substantial Equivalence)の原則に基づきWHO、FAO及びOECDが開発したものである。この手法は、組換え後の作物の性質を組換え前の作物と比較分析する方法である。 ③GM食品の安全性を確保するため、GM大豆及びGMとうもろこしの製造、加工及び輸出入については登録を義務付け、GM大豆又はGMとうもろこしが最終製品の総重量の5%以上を占める食品にはGM表示を義務付けている。 ④WHO、FAO、米国及び日本等の先進国を参考に制定した「GM食品安全評価方法」に基づき、リスク評価を実施したGM食品にのみ販売許可を与えている。安全性の審査については、「GM食品審査委員会」と称する専門家チームを組織し、これにあたっている。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
URL | http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?dept=&class_no=0&now_fod_list_no=0&array_fod_list_no=&level_no=1&doc_no=41158&show=show |