食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00930270295
タイトル FAOの最新情報サイト「コーヒーに含まれるオクラトキシンAを低減する」
資料日付 2005年5月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  FAOは、5月23日付で新たに開設したWebサイト「コーヒーに含まれるオクラトキシンAを低減する」を紹介している。
 このWebサイトでは、時にコーヒーで発見され、ヒトの健康上有害であるカビ毒-オクラトキシンA(OTA)の懸念を取り扱うものであり、コーヒーのOTA汚染とカビ発生の抑制対策を策定するように各国の諸機関に情報等を提供している。
 未焙煎のコーヒー生豆(green coffee)にOTAが存在することは、1974年に始めて報告された。焙煎でコーヒー生豆に含まれるOTAの30~90%を分解できるが、焙煎済みのコーヒーに残留したOTAは水性溶液で容易に抽出される。このことは、コーヒー生豆の生産段階で衛生管理が不十分であるとOTA汚染が発生し、最終消費者に公衆衛生上の影響を及ぼすことになりかねないことを示唆するものである。
 このサイトでは、OTAに関する9項目のQ&Aの他、.コーヒーの生産及び貿易、汚染予防のための戦略、コーヒー供給体系(coffee chain)と適正衛生規範(GHP、インターネット上の関係リンク先等の各種情報を提供している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.coffee-ota.org/index.asp