食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00930090295 |
タイトル | FAO「30 ,000トンを超える毒性農薬廃棄物がラテンアメリカに」と題するプレスリリース |
資料日付 | 2005年5月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | FAOは、5月30日、「30 ,000トンを超える毒性農薬廃棄物がラテンアメリカに」と題するプレスリリースを公表し、その中でラテンアメリカにおける未使用及び不要となった農薬から排出される毒性化学物質の量は、以前に推定されていた量よりもはるかに多量であるとしている。概略は以下のとおり。 以前、各国から提供された情報を基にしたFAOの試算では、ラテンアメリカ地域で処理を要する化学物質は約10 ,000トンであった。しかし、現時点では、30 ,000~50 ,000トンであろうと試算され、事態はさらに深刻になってきている。 1.調査概要(継続中) ①北部コロンビア:毒性の強い農薬約200トン、メチルパラチオン170 ,000リットル及び難分解性有機汚染物質トクサフェンが確認され、更に当局は農薬5 ,000トンが埋められている場所を特定した。 ②パラグアイ:2003年7月に首都で発生した火災により流出した汚染物質及び農薬125トンの除去作業を急いでいる。また、FAOはパラグアイ政府による不要農薬量の確定を支援している。 ③ボリビア:砒素系農薬及び揮発性の諸燻蒸剤混合物の貯蔵が住宅地及びチチカカ湖を含む水系近辺で確認された。ボリビアは、FAOの支援を受けて毒性廃棄物を再包装・貯蔵し、安全確保に取り組んでいる。 2.トレーニング FAOは南米9カ国の政府規制当事者に対して不要となった農薬の環境リスク評価と詳細リストの作成を安全かつ効果的に実施する方法を教示している。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | FAO |
URL | http://www.fao.org/newsroom/en/news/2005/102815/print_friendly_version.html |