食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00910290314 |
タイトル | BfR意見書「サプリメントにおけるβカロテン」 |
資料日付 | 2005年5月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | βカロテンは、体内でビタミンAに変換され、多くの野菜や果物にも含まれていることから、色素として、多くの食品や飲料に使用されている。またサプリメントにも、通常の食品にも添加されている。しかし分離βカロテンの摂取により、肺癌率と心臓疾患による死亡数が増加することが実験により証明された。特にヘビースモーカー、アスベスト労働者にリスクがある。非喫煙者へのリスクについては未だ十分に研究されておらず、また天然βカロテンと合成βカロテンの作用の違いに関しては更なる研究が必要である。 BfRは、科学的に不明な点が多いことや健康保護の観点からβカロテンのサプリメントへの使用には細心の注意を払うよう勧告した。更に、サプリメントによるβカロテン摂取量は2mg/日を超過しないよう勧告している。Βカロテンに関するさらなる情報は、BfRの刊行物「食品におけるビタミンの使用―毒性学的・栄養生理学的観点より」に掲載されており、以下のURLより入手可能。 Http://www.bfr.bund.de/cm/238/verwendung_von_vitaminen_in_lebensmitteln |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | (独)BfR連邦リスク評価研究所 |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/beta_carotin_in_nahrungsergaenzungsmitteln.pdf |