食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00910150294 |
タイトル | WHO西太平洋地域事務所発、「Nature誌に掲載された鳥インフルエンザ記事は誤解を生む」と題するプレスリリースを発表。 |
資料日付 | 2005年5月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHO西太平洋地域事務所は、5月13日付で「Nature誌の鳥インフルエンザ記事は誤解を生む」と題するプレスリリースを発表した。 Nature誌の記事は、「分与拒否で当局の鳥インフルエンザのモニターが困難」と題し、「感染国は、ヒトH5N1サンプルをWHOインフルエンザプログラムに分与していない、もしくは分与を拒否している・・・」旨の内容を掲載している。 WHOのプレスリリースの概要は以下のとおり。 ①Nature誌の記事では、WHOは、本年、H5N1患者数十人から、6サンプルを入手したに過ぎないとしたが、これは誤りである。2004年12月以来、ヒトへの鳥インフルエンザ感染44症例が確認されたベトナムは、100を超えるヒトの臨床サンプルを提供している。インフルエンザの専門家の懸念は、これらのサンプルから採取されたウイルスの数が限られているということである。 ②鳥インフルエンザが発症したベトナムやその他の諸国がヒトのサンプル分与を拒否したということはない。 ③Nature誌の記事では、WHOに動物サンプルを分与しないことに対してFAO が批判を受けているとしたが、FAOは動物のウイルスサンプルを受け取っていないので、そのような批判は適切ではない。FAOはOIEとの協力の下、FAO/OIE合同の国立及び国際リファレンス研究所ネットワークにサンプルの取り扱いを依頼している。FAO及びOIEは、引き続きこのネットワークがウイルス株のサンプルをWHOに提供するように促している。 ④この記事が間違った印象を与えることを遺憾とするものである。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | WHO |
URL | http://www.wpro.who.int/ |