食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00910040305 |
タイトル | EU、パラレッド等の毒物混入問題で今後の方針を決定 |
資料日付 | 2005年5月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUのフードチェーンと動物衛生に関する常任委員会は5月10日に会合を開催し、最近問題となっているパラレッドなどの工業用染料が香辛料等の食品に混入する事案をめぐり、以下の決定を行った。 ①パラレッド及び類似の染料に関する毒性データを欧州食品安全機関(EFSA)が見直す(予定2ヶ月間)。 ②分析結果の整合性を図るため、英国・オランダ・フランス・スペイン各国の研究所が共通ネットワークを通じて分析手法を共同開発する(予定2週間)。 上記に引き続き2週間の予定で、同じ検体を用いて各研究所が検査を実施する。英国がこれら諸活動の調整役となる。英国は5月12日までに、検査に加えるべきその他の染料や汚染物が混入した検体について意見等を受け付ける。 ネットワーク情報は、欧州委員会にすべての写しを報告するものとし、結論等については食品飼料緊急警報システム(RASFF)を通じて常任委加盟国にも伝達される。 上記②の統一手法が定まるまでの間、各国は従来どおり対策を進め、懸案となる事項はRASFFを通じて報告し、良好な結果は月次報告とする。なお、完成した統一手法は、この問題に取り組むEU以外の諸国にも供与する。 欧州委員会は、染料の違法使用を停止するようEUレベルの食品業界に意識の高揚を呼びかけるが、加盟国もそれぞれの国レベルで啓発に努める。 加盟国は、この件に関する情報を自国で公表する際には、同時にRASFFで加盟国にも伝達する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | EU |
URL | http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/05/154&format=HTML&aged=0&language=en&guiLanguage=en |