食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00910020149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)によるエチレン阻害剤1-メチルシクロプロペンのリスク評価に関するピアレビュー |
資料日付 | 2005年5月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 1-メチルシクロプロペンは、格納庫におけるリンゴ処理に2.24mg/立米(cubic meter)あるいは0.009mg/kg appleの濃度で植物成長抑制剤として使用するための許可申請がなされていた。申請国からの資料提供を受け、欧州食品安全機関(EFSA)でその安全性に関するピアレビューを行った。 当該物質に関しては吸入試験のみが行われたが、急性毒性はなかった。しかし、1-クロロ-2-メチルシクロプロペンや3-クロロ-2-メチルシクロプロペンなどの混合物2種類で、遺伝毒性と発癌性が見られた。ラットの実験結果から得たNOAEL9mg/kg bw/dayに基づき、安全係数を10 ,000としてADIを0.0009mg/kg bw/day、ARfDを0.07mg/kg bw/dayと設定した。 また、残留試験の結果から、リンゴにおける当該製品の残留値は、理論値の50%を超えることは稀であることが分かった。それゆえ、消費者が食品を通して当該製品を摂取するリスクは、1-4歳児のグループを除く全集団で、上記ADI及びARfDの1%未満になることが判明した。また、1-4歳児の摂取量についても、英国のモデルに基づき計算した結果、ADIの14%になることが推定された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | EFSA |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/916/praper_conclusion_sr30_1methylcyclopropene_en1.pdf |