食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00900530314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)の意見書「サプリメントにおけるセレン化合物」 |
資料日付 | 2005年4月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | サプリメントにおけるビタミンとミネラルの使用に関するEC指令2002/46/ECでは、サプリメントへの無機セレン化合物(セレン化ナトリウム、セレン化水素ナトリウム、セレン酸ナトリウム)の使用は許可されているが、セレノメチオニンやセレンイーストなどの有機セレン化合物の使用は許可されていない。しかしセレン化ナトリウム及びセレン化水素ナトリウムは、ヒトの臓器への水銀負荷を高めるのではないかという批判がある。BfRはこの批判が妥当であるかどうか、それにより無機セレン化合物含有サプリメントに危険を示唆する注意書きを付すべきかどうか、またセレノメチオニンとセレンイーストをサプリメントに使用することを許可すべきどうかについて諮問された。BfRの結論は以下の通り。 現在のデータでは、セレンサプリメントの摂取によりヒトへの水銀負荷が高まるという根拠は示唆されない。それゆえ、セレンサプリメントに警告を付する必要性はないと判断する。また現在のデータでは、サプリメントにおいて無機セレン化合物をセレノメチオニンに置き換える利点は示されていないこと、セレンイーストはこれまで品質基準及び品質管理が不十分であったことから、さしあたり、セレノメチオニンとセレンイースはトサプリメントへの使用を許可すべきではないと勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | (独)BfR連邦リスク評価研究所 |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/selenverbindungen_in_nahrungsergaenzungsmitteln.pdf |