食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00900430314
タイトル ケシの実の濾過物を含む牛乳を乳幼児に飲ませる危険性について注意を喚起
資料日付 2005年4月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  乳幼児を静かに眠らせるために、家庭薬としてケシの実の濾過物を含む牛乳を飲ませることがあるが、ケシの実のアルカロイドが、乳児に呼吸困難や呼吸停止を引き起こす危険があるため、BfRは警告を発し注意を喚起した。
 最近の症例では、ケシの実牛乳を飲み呼吸困難を起こした6ヶ月の乳児の尿から多量のモルヒネとコデインが検出されている。食品に使用されるケシの実は、アルカロイドをほとんど含むべきではないが、調査によると、産地によって含有量が様々であり、モルヒネ量には100倍の差異があった。
 睡眠のための家庭薬には危険があるため、乳幼児に睡眠障害がある場合には家庭薬に頼らず小児科医に相談するよう勧告している。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) (独)BfR連邦リスク評価研究所
URL http://www.bfr.bund.de/cms5w/sixcms/detail.php/6279