食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00900330303 |
タイトル | 米国農務省専門家チームによるカナダのBSEに関する疫学調査結果 |
資料日付 | 2005年4月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 2004年12月と2005年1月にそれぞれ1頭のBSE感染牛が確認され、カナダで合計で4症例となったBSE感染牛について、米国農務省(USDA)の専門家チームが実施した疫学調査の報告書が米国農務省動植物検疫局(APHIS)から公表された。 調査の目的は高リスク牛が米国へ移入した可能性の有無及び米国の牛にも影響するカナダにおける飼料規制の実態と米国・カナダ共通の暴露源の可能性の調査であった。報告書による結論の概要は以下のとおり。 ①カナダの疫学的取組は適正であるだけではなく、国際専門家委員会の勧告水準を超えるものであり、カナダの家畜IDシステムが十分に成果のある疫学調査を可能にしている。 ②地理的・時期的に発生が集中していることから共通の暴露点を示唆している。特にフィードバン実施前後に製造された飼料による局所的な暴露の可能性が考えられる。 ③4症例のBSE感染牛と同じ群れ(その可能性を含む)のうち、米国へ移入した可能性があるものはわずか3.4%で、英国などBSE高発生国でも同一の群れ内での複数のBSE感染牛の発生が極めてまれなことを考慮すると、この数字からは米国へ移入した牛が感染していたとは考えられない。 ④飼料管理・出荷記録などから、暴露源と考えられる原料が米国向け飼料に混入した可能性は極めて低い。 専門家チームの報告書全文27ページは以下のURLから入手可能。http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse/bse.html |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
情報源(報道) | USDA-APHIS |
URL | http://www.aphis.usda.gov/lpa/news/2005/04/bseepisum_vs.html |