食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00900180342
タイトル フランス農漁業省の検査結果
資料日付 2005年4月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス農漁業省食品総局は、4月25日、26日付の業務通知で2件のサーベイランス計画の結果を公表した。
①「乳製品における細菌品質サーベイランス計画の結果」
 欧州委員会の依頼に応じて策定された本計画により、生乳チーズにおける微生物品質の評価及び生乳・生乳チーズにおけるSalmonella、Listeria monocytogenes、Campylobacter(好熱性)、Staphylococcus aureus及びEscherichia coliによる汚染率の概算を行った。実施期間は2004年4月~12月、対象はチーズ製造・熟成施設及び生乳直売農場生産者、サンプルは生乳、生乳フレッシュチーズ・クリームチーズ及び生乳熟成チーズ。Salmonella、Campylobacter及びブドウ球菌性毒素は検出されなかった。熟成チーズのListeria monocytogenes汚染率は1.15%。Escherichia coli及びコアグラーゼ陽性ブドウ球菌については、主に「表皮の湿った軟質」・「白カビの半硬質」タイプのチーズで指標基準値の超過がみられた。
②「家きん類におけるCampylobacter及びSalmonellaサーベイランス計画の結果」
 EUサーベイランス計画の一環として策定された本計画により、七面鳥及び鶏の枝肉におけるCampylobacter(好熱性)汚染率及び当該動物の(細菌)腸内保有率の評価を行った。また、「人獣共通感染症」規則の実施に備え、Salmonellaについても検査した。実施期間は2004年4月~11月、対象はと畜場、サンプルは七面鳥、「スタンダード」飼育肉用鶏及び「野外」飼育の肉用鶏。消化管及び頸部筋周膜(peau de cou)におけるCampylobacterの汚染率が高かった。Campylobacter jejuniは七面鳥及び「スタンダード」鶏の陽性サンプルの約3分の2から検出されたが、「野外」鶏では3分の1にとどまった。サルモネラ汚染については、七面鳥42%、「スタンダード」鶏33%に対し、「野外」鶏は3%であった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス農漁業省
情報源(報道) -
URL http://www.agriculture.gouv.fr/spip/IMG/pdf/dgaln20058119z.pdf http://www.agriculture.gouv.fr/spip/IMG/pdf/dgaln20058122z.pdf