食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00900030149 |
タイトル | 香料の溶剤担体イソプロパノールに関する欧州食品安全機関(EFSA)科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2005年5月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州では、イソプロパノールは抽出溶剤としての使用が認可されており、また香料の溶剤担体としての使用を認可している国もある。今回は当該物質600 mg/lをソフトドリンク用の香料溶剤担体として使用する許可申請がなされたため、科学パネルが安全性を評価することになった。 当該物質に関しては、既に、科学委員会が暫定ADIを1.5 mg/kg bw/dayと設定している。今回、科学パネルは、その後に行われたラットの亜慢性経口毒性試験、慢性吸入試験などのデータを基に、ウサギの母体毒性のNOAEL240 mg/kg bw/dayから、ADIを2.4 mg/kg bw/dayと決定した。 英国の成人男性の当該物質摂取量を予測したところ、平均は1.3 mg/kg bw/dayとなり、上記ADIを下回っているが、予想摂取量の97.5パーセンタイルは5.4 mg/kg bw/dayとなり、上記ADIを上回った。欧州の5大都市において、10代の若者が通常の炭酸飲料水を消費することによる当該物質の暴露予測値は平均1.4 mg/kg bw/dayとなったが、97.5パーセンタイルでは上限が10 mg/ka bw/dayと予測された。 それゆえ、申請者は、説明書に重金属や芳香族炭化水素の上限値を記載する必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | EFSA |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/910/afc_opinion_ej202_propan2ol_en1.pdf |