食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00890410341
タイトル ジュラ産ワインの詐欺・偽造行為
資料日付 2005年4月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)   需要にこたえるためAOC(統制原産地呼称)ワイン、コート=ド=ジュラがAOCワイン、アルボワ=ピュピヤンとして販売され、エタナール(アセトアルデヒド)で黄ワイン(ジュラ地方の黄金色辛口白ワイン)の風味を出していた事件が発覚した。
 フランス東部ドール軽罪裁判所は3月1日、ジュラの協同酒倉の元責任者5人に対し、詐欺及び偽造製品の販売の罪で執行猶予つき禁錮6ヶ月~15ヶ月及び罰金1
,500ユーロ~5
,000ユーロの支払いを宣告した。また、エタナールを供給した業者にも執行猶予つき禁錮6ヶ月及び罰金1
,500ユーロを科した。
 調査の結果、様々な製造年号、ブドウ品種及び呼称のワインをブレンドしたものを、偽りの製造年号、ブドウ品種及び呼称で1997年から2001年にかけて販売していた。また、黄ワインの特徴であるクルミの風味を強くするため、石油から生成した合成エタナールを添加していた。犯罪の対象となったワインは350
,000本に及ぶ。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス経済財政産業省(MINEFI)
情報源(報道) 仏経済財政産業省
URL http://www.minefi.gouv.fr/DGCCRF/02_actualite/breves/brv0405c.htm?ru=02