食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00890210295 |
タイトル | FAOは「北朝鮮の鳥インフルエンザアウトブレイクは封じ込めた」と題するプレスリリースを発表 |
資料日付 | 2005年4月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | FAOは4月25日、「北朝鮮の鳥インフルエンザのアウトブレイクは封じ込めた」と題するプレスリリースを発表した。その中では、サーベイランスの継続と獣医学分野の取り組み強化の必要性にも言及している。概略は以下のとおり。 首都平壌に近い3箇所の家きん類飼育場で鳥インフルエンザウイルスH7株を検出した。鶏では重篤な疾病を引き起こすこのウイルスは、北朝鮮以外のアジア諸国で蔓延しているH5N1鳥インフルエンザウイルスとは直接的な関連はない。 感染鶏約218 ,000羽を殺処分し、さらに感染が発生していない家きん類飼育場の未感染鳥類にワクチンを投与して厳格なバイオセキュリティ措置を施すことでこのウイルスを3箇所の感染飼育場から排除できたものである。 北朝鮮は迅速かつ適切に行動し、時宜にかなった方法で重要な情報を提供した。さらには、OIEへの公式報告も行われた。FAOは3人の専門家を送り、北朝鮮当局の診断及び疾病管理を支援した。このことは、FAOが設立した鳥インフルエンザ東アジア地域ネットワーク(the East Asian Resional Network on Avian Influenza)を通じて実施された。 FAOが供与した試薬及び研究機材は、このウイルスとの戦いを継続していく上で助けとなろうが、これを確実なものとするためには、獣医学分野での診断及びサーベイランス能力の更なる向上が必要であると思われる。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | FAO |
URL | http://www.fao.org/newsroom/en/news/2005/102016/index.html |