食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00890180111 |
タイトル | カナダ下院、鳥インフルエンザに関する調査報告書を議会へ提出 |
資料日付 | 2005年4月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ下院の農業食料常設委員会は、4月21日、2004年春にカナダ国内で大発生した鳥インフルエンザに対して関係機関が行った危機対応に関する調査を行い、“危機管理から優れた危機管理者へ(From a management crisis , to becoming better crisis managers)”と題する報告書(全69ページ)を議会へ提出した。 今回のアウトブレイクに対応した産官の多くの関係者の証言をもとに、危機管理に関わるリーダーシップと情報交換の2点について重点的に調査し、次の7項目の勧告にまとめた。 ①今回のアウトブレイクを調査する独立した委員会を設ける。再発予防の観点から、人獣共通感染症に対して今回展開した危機への準備と実施戦略とを総括する。 ②今回の事例をベンチマークとし、会計検査院に対して人獣共通感染症に関する各種の危機準備戦略の効果についての監査を求める。 ③カナダ食品検査庁(CFIA)に、CFIA ,、州、自治体から構成される“動物疾病対応特別チーム”を設ける。 ④CFIAに対して2005年末までに、国内にレベル3の封じ込め施設を増設する場合の費用対効果分析を行うことを求める。 ⑤CFIAは、その安楽死の技術が国際的に認められている人道的に最良の方法であることを保証すること。 ⑥CFIAは補償の公正と整合性を確保すること。遺伝資源固有の重要性が認められた場合は柔軟に対応すること。 ⑦疾病の拡大を防ぐために企業が行う先制淘汰は全てCFIAに通知すること。CFIAは州、企業と協議し、先制淘汰の認可と管理に責任を持つこと。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁 |
URL | http://www.parl.gc.ca/infocomdoc/Documents/38/1/parlbus/commbus/house/reports/agrirp03/agrirp03-e.pdf |