食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00860010110 |
タイトル | カナダ、トランス脂肪酸タスクフォースがスタート |
資料日付 | 2005年4月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省のドサニー大臣は、4月1日、食品中のトランス脂肪酸を低減させるための勧告を行うことを目的とした「トランス脂肪酸タスクフォース(Trans Fat Task Force)」が正式に発足し、同日第1回会議を開催したとの発表を行った。 本プロジェクトはカナダ保健省とカナダ心臓及び脳卒中基金の代表者を共同議長とし、産官学各分野を代表する委員23名で構成されている。 今後、2005年春期中にトランス脂肪酸に関する社会教育、表示、並びに食品サービス業と製造業に向けたトランス脂肪酸低減策として直ちに適用しうる方法について大臣への勧告を行う。2005年秋期中には、カナダ産の食品中のトランス脂肪酸に関する法的規制の枠組みと、トランス脂肪酸含量を出来る限り減少させるための代替物に関する勧告をまとめる。 トランス脂肪酸は動物性食品中に自然に存在すると同時に、液状油脂をショートニングやマーガリンといった半固形脂肪に変換する際にも生成される。トランス脂肪酸は飽和脂肪酸同様、血中のLDL-コレステロールを増加させ、HDL-コレステロールを低下させることが知られている。心臓病リスク低減の観点から飽和脂肪酸とトランス脂肪酸の摂取を減らすことが望まれ、保健省と心臓および脳卒中基金は国民にトランス脂肪酸と飽和脂肪酸の少ない食品を摂取することを勧めている。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | カナダ保健省 |
URL | http://www.hc-sc.gc.ca/english/media/releases/2005/2005_19.html |