食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00840140451 |
タイトル | 米国会計検査院(GAO)の議会への報告書:米国食品医薬品庁(FDA)のフィードバン規制は改善はしているが不手際による脆弱性が依然存在し規制の効果を限定的にしている |
資料日付 | 2005年3月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 2002年、米国会計検査院(GAO)は、米国食品医薬品庁(FDA)の規制措置に多くの脆弱性があることを指摘し、是正措置を勧告した。今回の報告はフィードバンに対する業界の法令遵守を確認するとともに2002年以降のFDAの取り組みを検討するものである。 調査により認められた主な課題は以下のとおり。 ①立ち入り検査対象施設数の把握が不十分。 ②19%の施設が5年以上再検査されていない。 ③立ち入り検査ガイダンスでは禁止原料の混入の有無を目視で確認することとなっている。 ④FDAが禁止原料の混入が懸念される飼料を確認した場合、必ずしも農務省(USDA)と連携がとられていない。 また、GAOは上記の課題を踏まえ、以下の2点をとりわけ強く勧告している。 ①フィードバン対象追加施設の特定に関する統一したマニュアルの策定 一部検査官は立ち入り調査に入った施設の聞き取り調査から取引先など追加対象となり得る施設の把握に努めている。しかしマニュアル化されていないので、系統だった把握が出来ていない。 ②立ち入り検査に試験検査の導入 FDAによる検査は書類・設備など目視による検査だけであるが、多くの州で動物性たんぱく質の混入を確認するために顕微鏡やPCR法による試験検査を導入している。しかしFDAはプリオンたんぱくの検出が出来ないという理由で検査していない。 報告書全文は79頁 http://www.gao.gov/new.items/d05101.pdf ハイライト1頁は http://www.gao.gov/highlights/d05101high.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | GAO |
URL | http://www.gao.gov/cgi-bin/getrpt?GAO-05-101 |