食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00820250305
タイトル EU、「食品飼料関連法における分析結果・測定の不確実性・補正要素・条項の関係に関する報告書」を公表
資料日付 2005年3月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUは、「EUの食品飼料関連法(特に食品汚染物質と飼料中の許容物質)における分析結果・測定の不確実性・補正要素・条項の関係に関する報告書」を公表した(全文43ページ)。
 EUの各種規制を遵守するため、加盟国は様々なサンプリング検査を行い、意志決定に用いているが、その解釈や適用は国により異なっている。例えば、ある物質の含有量の法的限界値が4μg/kgである場合、ある国では分析時の限界値を3μg/kgと定め、別の国では10μg/kgにしている。これは分析結果に対する補正を適用する国としない国があるためである。同様に、分析結果に対して測定の不確実性(分析上の変動)を考慮に入れる国と入れない国がある。その結果、同じサンプルを検査しても、最終結果が異なる場合が生じ得るのが現状である。
 今回公表された報告書は、このような仕様・規格の解釈・適用を統一化するためのものである。例えば、数値の解釈を例に取ると、1(mg/kg)は0~1.4、1.0は0~1.04、1.00は0~1.004と解すべきであり、それぞれの表記には意味がある点などが強調されている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) EU
URL http://europa.eu.int/comm/food/food/chemicalsafety/contaminants/report-sampling_analysis_2004_en.pdf