食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00820210314
タイトル 「陶磁器から出る鉛とカドミウム」に関する意見書
資料日付 2005年3月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、「陶磁器から出る鉛とカドミウム」に関する意見書を公表した。
 陶磁器食器及び陶磁器容器の有色釉薬は、鉛やカドミウムといった重金属を含んでいるが、陶磁器の燃焼温度、食品の種類及び貯蔵期間によって、陶磁器から食品へ重金属が溶出することがある。
 1984年に、EUレベル(指令84/500/ECC)で鉛とカドミウムの最大規制値※が定められている。
 今回、食品と接触する陶磁器に関するEU指令の改訂に向けて、BfRは現行の最大規制値のリスク評価を行った。
 EUの最大規制値を基準にすると、WHOの定める暫定耐容週間摂取量(PTWI)を大幅に超過する。また子供の高い感受性を考慮し、BfRは最大規制値を下げるよう勧告している。
※(現行の最大規制値)
○カテゴリー1 高さが25mm以下の物 : 鉛0.8mg/d㎡ カドミウム0.07mg/d㎡
○カテゴリー2 その他全ての物 : 鉛4.0mg/? カドミウム0.3mg/?
○カテゴリー3 容量3?以上の調理器具や貯蔵容器 : 鉛1.5mg/? カドミウム0.1mg/?
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) (独)BfR連邦リスク評価研究所
URL http://www.bfr.bund.de/cm/216/blei_und_cadmium_aus_keramik.pdf