食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00820090149 |
タイトル | ルチル型酸化チタン使用の安全性に関する科学パネルの意見書 |
資料日付 | 2005年3月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネルは、現在認可されているアナターゼ型の代替品として、ルチル型酸化チタン使用の安全性を評価した。 酸化チタンは、アナターゼ型・ルチル型の2種類の結晶構造をもち、特にADIは指定されてはいないが、食品着色料として使用が認められている。人間を含む数種の動物で実験を行ったところ、著しい吸収や細胞への蓄積も見られなかった。しかし、現在はアナターゼ型のみ使用が認可されている。 ルチル型及びアナターゼ型酸化チタンは、科学的に同一物質であるが、その結晶構造と光反射率の点において異なっている。生体利用効率試験の結果、これら2種類の型の生体利用効率は本質的に同じであり、毒性データベースはどちらにも適用可能であることが分かった。このため、ルチル型酸化チタンは、アナターゼ型の代替品として使用できると科学パネルは考える。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | EFSA |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/819/opinion_titanium_dioxide1.pdf |