食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00510230188 |
タイトル | BSE調査に関する報告書 |
資料日付 | 2004年7月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | AFSSAは「フランスにおけるBSE調査に関するESST(伝達性海綿状亜急性脳症)専門家委員会の意見書」(全12ページ)を公表した。 ①フランスにおけるBSEの進展状況:有病率は減少傾向にある。一方で、発見される症例の平均月齢は1999年以来上昇傾向にある。1994-95年に出生したコホートにおいてBSEリスクは頂点に達しており、リスク減少の始まりは肉骨粉製造に危険部位の使用を禁止した1996年6月にあたる。②事故で緊急にと畜された動物:事故が原因で安楽死させた牛は、農場で死亡した牛の2倍、消費用にと畜された牛の30倍の有病を有する。事故が原因で安楽死させた牛と消費用にと畜された牛の有病率の関係には、2002年から大きな変化はみられない。③Super-NAIF(*)症例:2004年3月1日までに76例が発見されている。感染源については、20.6%の症例において母牛から子牛への伝達の可能性は排除できず、78.6%の症例において交差汚染リスクは排除できる。NAIF(*)症例の最も高いリスク地域はブルターニュ、Super-NAIF症例の最も高いリスク地域はロワール川流域及びヴァンデである。感染は、1996年の措置の実施が不十分であった可能性が高い。④2000年11月に実施された措置の有効性の評価:当該措置の実施後にも無視できない汚染が確認されるかどうかは2004年後半まで、また残留汚染が存在しないことがかなりの確率で結論付けられるのは2009年後半まで待たなければならない。 (*) Super-NAIFは、肉骨粉の安全対策として飼料への特定危険部位等の使用禁止という1996年6月から8月にかけて講じられた措置の後に出生した感染牛。NAIFとは、牛の飼料に肉骨粉を禁止した1990年7月以降に出生した感染牛。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス/食品衛生安全庁(AFFSA)/ホームページ |
URL | http://www.anses.fr/Documents/ESST-Ra-ESB2004.pdf |