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　　内閣府食品安全委員会事務局　発行　（毎週金曜日発行）　　　　　　　
　　食品安全委員会ｅ−マガジン　第９７号　平成２０年５月２３日
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★*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*　目　次　*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*★
１．食品安全委員会などの会合結果
◆第２３９回食品安全委員会　【添加物】【動薬】【農薬】

◆意見交換会の概要　【遺伝子】
・「食品に関するリスクコミュニケーション　遺伝子組換え微生物
を利用した食品の安全性評価基準案に関する意見交換会」

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
２．食品安全委員会からのお知らせ
◆食品安全委員会開催案内
・第２４０回食品安全委員会[開催日：５月２９日]

◆専門調査会開催案内
・第５８回添加物専門調査会[開催日：５月２６日]

◆意見・情報の募集　（意見募集期間：５月２２日〜６月２０日）
○添加物
・「ステアロイル乳酸ナトリウム」

◆新着情報
・臨時事務補助員の募集について

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
３．主なリスク評価等の更新情報（５月１５日〜５月２１日）　
【肥料・飼料】【遺伝子】【農薬】【動薬】

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
４．その他
・食品の安全に関する情報の検索システムの紹介
・農林水産省からのお知らせ
・食品安全委員会ｅ-マガジンバックナンバーのお知らせ

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厂厂厂厂 １．食品安全委員会などの会合結果
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■◇■食品安全委員会の会合結果■◇■

■第２３９回食品安全委員会会合結果■　【添加物】【動薬】【農薬】
日時：平成２０年５月２２日（木）　１４：００〜１４：３０
場所：食品安全委員会　大会議室
傍聴者数：１８名

議事概要：

（１）添加物専門調査会における審議状況について

１）「ステアロイル乳酸ナトリウム」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書（案）について意見・情報の募集手続に
入ることが了承された。

＜参考＞
１）乳化剤として、パン類、菓子類等への使用が欧米諸国等で広く認
められています。

（２）食品安全基本法第２４条に基づく委員会の意見の聴取について

１）動物用医薬品「豚オーエスキー病（gI-,tk-）生ワクチン（ポーシリス
Begonia IDAL・10、ポーシリス Begonia IDAL・50）」に係る食品健康
影響評価について
・事務局から説明。
・「本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品を通じてヒトの
健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えられる。」との審
議結果が了承され、リスク管理機関（厚生労働省、農林水産省）へ
通知されることとなった。
２）動物用医薬品「dl-クロプロステノール」に係る食品健康影響評価
について
・事務局から説明。
・「動物用医薬品として適切に使用される限りにおいては、食品を通
じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えられる。」
との審議結果が了承され、リスク管理機関（厚生労働省）へ通知され
ることとなった。
３）動物用医薬品「ふぐ目魚類用フェバンテルを有効成分とする寄生
虫駆除剤（マリンバンテル）の再審査」に係る食品健康影響評価に
ついて
・事務局から説明。
・「本製剤の主剤であるフェバンテルの一日摂取許容量（ADI）を見直
す必要性はないものと考えられる。また、本製剤が適切に使用される
限りにおいては、食品を通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無
視できるものと考えられる。」との審議結果が了承され、リスク管理機
関（農林水産省）へ通知されることとなった。
４）動物用医薬品「バルネムリン」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「一日摂取許容量（ADI）を０．００８mg/kg体重/日と設定する。」との
審議結果が了承され、リスク管理機関（厚生労働省）へ通知されるこ
ととなった。

＜参考＞
１）豚オーエスキー病の発症予防を目的とした豚用の生ワクチンです。
２）牛の性周期の同調及び黄体退行遅延に基づく卵巣疾患の治療、
豚の分娩誘発に用いられます。
３）ふぐ目魚類のヘテロボツリウム（エラにつく寄生虫）の駆虫に用い
られます。
４）抗菌剤で、豚の赤痢、マイコプラズマ肺炎などの治療に用いられ
ています。ポジティブリスト制度の導入に伴う残留基準（いわゆる暫
定基準）が設定されています。

（３）食品に残留する農薬等に関するポジティブリスト制度の導入に
係る平成２０年度評価依頼予定物質について

・平成２０年度に依頼予定の１５２物質について、厚生労働省から報告。

（４）飼料中の残留農薬基準を設定した食品健康影響評価依頼予定
物質（平成２０年度）について

・平成２０年度に依頼予定の３５物質について、農林水産省から報告。

（５）平成２０年度において企画専門調査会に調査審議を求める事項に
ついて

・事務局から説明。
・案について了承され、企画専門調査会に対し、調査審議を求めるこ
ととなった。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai239/index.html

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■◇■意見交換会等の概要■◇■【遺伝子】

・「食品に関するリスクコミュニケーション−遺伝子組換え微生物を利
用した食品の安全性評価基準案に関する意見交換会−」

日時：平成２０年５月２０日（火）　１４：００〜１６：１５
場所：東京ウィメンズプラザ
参加者：５８名

内容：
（１）講演
1) 「微生物と食品、そして遺伝子組換え技術について」
正木春彦（東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻分
子育種学研究室教授）　
2) 「遺伝子組換え食品（微生物）の安全性評価基準案作成の経緯」
澤田純一（食品安全委員会遺伝子組換え食品等専門調査会座長）　
3) 「遺伝子組換え食品(微生物)の安全性評価基準案の概要」
五十君靜信（食品安全委員会遺伝子組換え食品等専門調査会専門委員）
（２）会場参加者との意見交換

議事概要：
・食品安全委員会がまとめた「遺伝子組換え食品（微生物）の安全性評
価基準（案）」に関連し、各講演者からの講演・説明の後、会場参加者と
の意見交換を行った。
・意見交換では、遺伝子組換え微生物自体の安全性、製造された食品
の栄養学的な変化、海外のガイドラインの状況等に関する質問や意見
が出された。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk-tokyo200520/risk-tokyo200520.html

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厂厂厂厂 ２．食品安全委員会からのお知らせ
厂厂厂　　　　　　　　　　　
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※開催案内は５月２３日１７：００現在のものです。

■◇■食品安全委員会開催案内■◇■

■第２４０回食品安全委員会■
日時：平成２０年５月２９日（木）　１４：００
場所：食品安全委員会　大会議室
議題：平成２０年５月２７日（火）１８：００頃にホームページ
に掲載予定。
※今後の食品安全委員会等開催予定はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html

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■◇■専門調査会開催案内■◇■　【添加物】　

■第５８回添加物専門調査会■
日時：平成２０年５月２６日（月）　１４：００〜１７：００
場所：食品安全委員会　中会議室
議題：
（１）　２，３-ジメチルピラジンに係る食品健康影響評価について
（２）　２，５-ジメチルピラジンに係る食品健康影響評価について
（３）　２，６-ジメチルピラジンに係る食品健康影響評価について
（４）　ソルビン酸カルシウムに係る食品健康影響評価について
（５）　その他
※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/tenkabutu_annai58.html

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■◇■意見・情報の募集■◇■　【添加物】

■「ステアロイル乳酸ナトリウム」に関する意見・情報の募集について■
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_tenkabutu_stearoylna_ssl_200522.html

上記募集期間：
平成２０年５月２２日（木）〜６月２０日（金）１７：００まで

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■◇■新着情報■◇■

■臨時事務補助員の募集について■
http://www.fsc.go.jp/sonota/jimukyoku_annai_rinjihojyo_200520.pdf

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厂厂厂厂 ３．主なリスク評価等の更新情報
厂厂厂　　　　　（５月１５日〜５月２１日）　
厂厂　　　　　　【肥料・飼料】【遺伝子】【農薬】【動薬】
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●５月１６日（金）
・「肥料・飼料等専門調査会（第２６回）の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080416ff1

●５月１９日（月）
・「リスク評価：新食品等（（遺伝子組換え食品等）WSH株を利用して生産されたL-セリン）
の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-l-serine_200515.pdf
・「肥料・飼料等専門調査会（第２７回）の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080416ff2

●５月２０日（火）
・ 「リスク評価：農薬（ジクロルミド）の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-dichlormid_k_200515.pdf
・ 「リスク評価：農薬（ハロスルフロンメチル）の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-halosulfuron-methyl_k_200515.pdf
・ 「リスク評価：農薬（ブプロフェジン）の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-buprofezin_k_200515.pdf

●５月２１日（水）
・ 「リスク評価：動物用医薬品（（承認申請に係る案件）プロピオン酸カルシウム、
塩化カルシウム、リン酸一水素カルシウム及び酸化マグネシウムを有効成分とする
牛の強制経口投与剤（カルチャージ））の受付文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-propionate_calcharge-200513.pdf
・ 「リスク評価：動物用医薬品（（残留基準設定に係る案件）プロピオン酸カルシウム、
塩化カルシウム、リン酸一水素カルシウム、酸化マグネシウム）の受付文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-cal_propionate-200513.pdf
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-cacl2-200513.pdf
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-calphosphate-200513.pdf
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-mgo-200513.pdf
・ 「食品安全委員会（第２３６回）の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080501sfc
・ 「肥料・飼料等専門調査会（第２７回）の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080416ff2

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厂厂厂厂４．その他
厂厂厂
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■◇■食品の安全に関する情報の検索システムの紹介■◇■　

　食品安全委員会が作成している「食品安全総合情報シス
テム」は、食品安全委員会、専門調査会などの配布資料・議
事録、専門用語解説、Ｑ＆Ａ、海外情報などの総合データベー
スです。
　初めての方にもわかりやすいものから専門的なものまで、
知りたい情報を簡単検索。食品安全委員会が蓄積してきた
膨大なデータ・情報を、いつでも、好きなときにご活用いただ
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※食品安全総合情報システムへはこちらからアクセスして
下さい。
http://www.ifsis.fsc.go.jp/fsilv1/do/FSILogon

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■◇■農林水産省からのお知らせ■◇■

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に関する情報、意見交換会やセミナーに関する情報などを毎
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※詳細はこちらをご覧ください。
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■◇■食品安全委員会ｅ-マガジンバックナンバーのお知らせ■◇■

　以下のアドレスから、バックナンバーをご覧いただけます。
http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/back_number.html

☆゜'・:*:.。:*:*。。*・。*・。*・。*・。。*:*:。.:*:・'゜☆☆゜'・:*:.。:*:*。
『編集後記』
この五月は天候のすぐれない日が、例年になく多い気がする。
雨降りの日、ン十年前の中学生のころ（あったのです、そういふ時代が）、
現国の教科書にのっていた詩の一節が、きまって脳裏をよぎる。
「雨は降ってゐる　蕭々と降ってゐる・・・」　だっただろうか。
この「蕭々（しょうしょう）」という語感がトリガーとなって、
詩の舞台である阿蘇の高原で、野生馬たちが遠景にけぶる噴煙を背に
そぼ降る雨にうなだれ、しかし、黙々と草をはむ光景がフラッシュ・
バックしてくる。
最近じゃ、ひとの名前や昨晩の献立も思いだせないのに、なんでまた
大昔に目にした詩なんぞが、唐突に思いうかぶのだろう・・・。
まもなく五月も終わり。歳のせいか、月日の経過のなんとはやいことか。
新年をおごそかに寿（ことほ）ぎ、あんなことやこんなこと、かたい決意で
誓ったのが、ついこの間のことのようだ。けっきょく、早々と「来年また
ね・・・」となってしまうのか、とうに不惑をすぎたおじさんは惑うばかりで
ある。（めた坊）

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　食品安全委員会ｅ−マガジン第９８号は平成２０年５月３０日（金）配信予定です。
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※このメールはシステムが自動発行しておりますので、返信メールは
　受け付けておりません。
＜配信中止・配信先変更はこちら＞
https://regist11.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=obp-njsd-3fc1064b497e44431b2fd03ce8281bde
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