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食品安全委員会e−マガジン 第81号


食品安全委員会e−マガジン 第81号

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  内閣府食品安全委員会事務局 発行 (毎週金曜日発行)       
  食品安全委員会e−マガジン 第81号 平成20年2月1日
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==========================重要な情報===========================

★注意喚起★
■中国産冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被害事例の発生について■
・中国産冷凍ギョウザが原因と思われる健康被害事例が発生しています。
ご家庭に該当の冷凍食品がありましたら、決して食べないでください。
該当商品は以下のアドレスからご確認頂けます。

○日本たばこ産業株式会社「冷凍食品の一部回収について」(2月1日現在)
http://www.jti.co.jp/JTI/attention/about_recall_20080130.html
○日本生活協同連合会「緊急のお知らせ」(2月1日現在)
http://jccu.coop/
○株式会社加ト吉「弊社製品の一部回収のお願い 」(2月1日現在)
http://www.katokichi.co.jp/press/Pr530130.html
○江崎グリコ株式会社「レトルト食品「DONBURI亭かつとじ丼」自主回収について(2月1日現在)
http://www.glico.co.jp/info/20080131/index.htm
○味の素冷凍食品株式会社「お詫びと商品回収のお知らせ」(2月1日現在)
http://www.ffa.ajinomoto.com/information/kaisyu.html??top=ffaInfKaisyu
○マルハ株式会社「お詫びとお知らせ」(2月1日現在)
http://www.maruha.co.jp/press/pdf/080131owabi_kaisyuu_kindon_retort.pdf
○カネテツデリカフーズ株式会社「商品回収のお知らせ」(2月1日現在)
http://www.kanetetsu.com/2008131.html
○株式会社 神戸物産(2月1日現在)
http://www.kobebussan.co.jp/
○日本ハム株式会社「天洋食品製造の業務用商品について」(2月1日現在)
http://www.nipponham.co.jp/news/2008/0131/index.html
○株式会社 紀文食品「お詫びと商品回収のお知らせ」(2月1日現在)
http://www.kibun.co.jp/ichiran/20080131254.html

また、食品安全委員会のホームページでも、関連の情報を提供して
おりますので、併せてご覧ください。
http://www.fsc.go.jp/emerg/1.pdf

┏★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…┓
☆   平成20年度食品安全モニター 募集中     ☆
┗☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…┛
※募集の案内はこちらをご覧下さい。
  http://www.fsc.go.jp/monitor/200111monitor-boshu.html


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★*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜* 目 次 *〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*★

1.食品安全委員会などの会合結果

◆第224回食品安全委員会 【遺伝子】【添加物】【農薬】【リスコミ】
◆専門調査会 【農薬】【動薬】【新開発】
・第13回農薬専門調査会確認評価第一部会 
・第11回農薬専門調査会確認評価第三部会(非公開)
・第4回動物用医薬品専門調査会確認評価部会
・第87回動物用医薬品専門調査会
・第88回動物用医薬品専門調査会(非公開)  
・第50回新開発食品専門調査会(非公開)  

◆意見交換会等の概要 【リスコミ】
・「泉大臣と語る食品の安全−国民の目線に立った食品安全行政を
目指して−」(群馬県)
・「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座」
 ○三重会場  

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…

2.食品安全委員会からのお知らせ

◆食品安全委員会開催案内
・第225回食品安全委員会 [開催日:2月7日]

◆専門調査会開催案内 【農薬】【企画】
・第19回農薬専門調査会総合評価第一部会(非公開)[開催日:2月6日]
・第23回企画専門調査会 [開催日:2月8日]

◆意見・情報の募集 (意見募集期間:1月31日〜2月29日)
【添加物】【農薬】【動薬】
・添加物1品目
 ○L-グルタミン酸アンモニウム
・農薬1品目
 ○ベンゾビシクロン
・農薬及び動物用医薬品1品目
 ○オキソリニック酸

◆意見交換会等のお知らせ 【リスコミ】 
・「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座」
 ○大分会場 [開催日:2月5日] (募集は締め切りました)
・「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座」
 ○和歌山会場 [開催日:2月22日](只今募集中)

◆新着情報 【リスコミ】
・食品安全モニターからの報告(平成19年12月分)について

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
3.主なリスク評価等の更新情報(1月24日〜1月30日) 
 【遺伝子】【農薬】【動薬】【新開発】
…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
4.平成20年度食品安全モニターの募集について
…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
5.専門委員だより
「アンケートが示す不安」
肥料・飼料等専門調査会座長
リスクコミュニケーション専門調査会専門委員 唐木英明
…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
6.その他
・臨時事務補助員の募集について
・平成20年度における食品健康影響評価技術研究の研究課
題の公募について
・食品の安全に関する情報の検索システムの紹介
・農林水産省からのお知らせ
・食品安全委員会e-マガジンバックナンバーのお知らせ
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厂厂厂厂 1.食品安全委員会などの会合結果
厂厂厂            
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■◇■食品安全委員会の会合結果■◇■

■第224回食品安全委員会■ 
【遺伝子】【添加物】【農薬】【動薬】【リスコミ】

日時:平成20年1月31日(木) 14:00〜15:50
場所:食品安全委員会 大会議室
傍聴者数:30名

議事概要:
 
*冒頭、追加資料に基づいて、1月30日に明らかになった冷凍食品
による薬物中毒事案について、事務局より説明。
 本件については、リスク管理機関や関係事業者において適切に対
応していただくことになるが、食品安全委員会としても引き続き、関係
機関との連携を密にし、情報収集に努めるとともに、国民の食の安全
を確保する観点から、適切な情報提供に行っていくこととした。
また、今後、厚生労働省から食品安全委員会へメタミドホスの食品
健康影響評価が依頼された際には、適切に評価を実施する旨言及さ
れた。

(1)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取に関する
リスク管理機関からの説明について 

・遺伝子組換え食品等 2品目
1)Streptomyces violaceoruber(pNAG)株を利用して生産されたキ
チナーゼ
2)WHS株を利用して生産されたL-セリン
・厚生労働省から説明。
・遺伝子組換え食品等専門調査会において審議することとした。

<参考>
1)カニ殻やエビ殻から調整されたキチンまたはキチンオリゴ糖の加水
分解に使用される酵素です。
2)アミノ酸の一つで甘みとうま味をを利用して、飲料などの調味料に
利用されます。

(2)添加物専門調査会における審議状況について

1)「L-グルタミン酸アンモニウム」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入る
ことが了承された。

<参考>
1)食品の風味増強剤、食塩代替品として、欧米諸国等で広く使用が
認められています。

(3)農薬専門調査会における審議状況について

1)「ベンゾビシクロン」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入る
ことが了承された。

<参考>
1)除草剤で、水稲に使用し、ポジティブリスト制度導入に伴う残留基
準(いわゆる暫定基準)が設定されています。

(4)農薬専門調査会及び動物用医薬品専門調査会における審議状
況について

1)「オキソリニック酸」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入る
ことが了承された。

<参考>
1)殺菌剤で、水稲等に使用します。また、動物用医薬品として、牛、
豚、鶏等に使用されています。ポジティブリスト制度導入に伴う残留
基準(いわゆる暫定基準)も設定されています。優先評価物質の一
つです。うめ、ももへの適用拡大が申請されています。

(5)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取について

1)添加物「ナイシン」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「一日摂取許容量(ADI)を0.13mg/kg体重/日と設定する。」と
の審議結果を了承し、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知するこ
ととなった。
2)農薬「フルベンジアミド」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「一日摂取許容量(ADI)を0.017mg/kg体重/日と設定する。」と
の審議結果を了承し、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知するこ
ととなった。

<参考>
1)チーズ等の保存料として、欧米諸国等で広く使用が認められて
います。
2)殺虫剤で、ねぎ、レタス、キャベツ等に使用します。なし、ネクタ
リン等への適用拡大が申請されています。

(6)牛の生理学的成熟度に関する追加報告について

・農林水産省から報告。

(7)食品安全モニターからの報告(平成19年12月分)について

・12月中に報告された20件について事務局から報告。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai224/index.html

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■◇■専門調査会会合結果■◇■ 【農薬】【動物】【新開発】

■第13回農薬専門調査会確認評価第一部会■
日時:平成19年1月25日(金) 14:00〜17:25
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)スルフェントラゾン
・審議の結果、0.1mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、農薬専門調査会幹事会に報告す
ることとなった。
2)チアゾピル
・審議の結果、0.007mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)
とし、評価書(案)を一部修正の上、農薬専門調査会幹事会に報
告することとなった。

<参考>
1)、2)除草剤で、日本国内での農薬登録はありません。ポジティ
ブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定され
ています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/kakunin1_dai13/index.html

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■第11回農薬専門調査会確認評価第三部会(非公開)■ 
日時:平成20年1月28日(月) 14:00〜17:45
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)イプロベンホス
・審議の結果、0.035mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)
とし、評価書(案)を一部修正の上、農薬専門調査会幹事会に
報告することとなった。
2)パクロブトラゾール
・審議の結果、0.02mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)
とし、評価書(案)を一部修正の上、農薬専門調査会幹事会に
報告することとなった。

<参考>
1)殺菌剤で、水稲に使用し、魚介類への残留基準値の設定が
要請されています。
2)植物成長調整剤で、水稲に使用し、魚介類への残留基準値
の設定が要請されています。
1)、2)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる
暫定基準)が設定されています。
 
※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/kakunin3_dai11/index.html

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■第4回動物用医薬品専門調査会確認評価部会■ 
日時:平成20年1月29日(火) 14:00〜14:50
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)バルネムリン
・審議された結果、一日摂取許容量(ADI)を0.008mg/kg体重/日
とすることが了承され、評価書(案)を動物用医薬品専門調査会に報
告することとなった。
2)リファキシミン
・審議された結果、一日摂取許容量(ADI)を0.00045mg/kg体重
/日とすることが了承され、評価書(案)を動物用医薬品専門調査会
に報告することとなった。

<参考>
1)抗菌剤で、豚の赤痢、マイコプラズマ肺炎などの治療に用いられて
います。
2)抗菌剤で、海外において、牛の乳房炎などの治療に用いられていま
す。
1)、2)はポジティブリスト制度の導入に伴う残留基準(いわゆる暫定
基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-kakunin_dai4/index.html

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■第87回動物用医薬品専門調査会■ 
日時:平成20年1月29日(火) 15:00〜15:25
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)フルニキシンメグルミンを有効成分とする牛の注射剤(フォー
ベット50注射液)
・審議の結果、「安全性を懸念させる新たな知見の報告は認めら
れないと考えられることから、本製剤の主剤であるフルニキシン
の一日摂取許容量(ADI)を0.0098mg/kg体重/日を
見直す必要性はないと考えられる」ことが了承され、評価書(案)
を食品安全委員会に報告することとなった。

2)ベンゾカイン
審議の結果、「一日摂取許容量(ADI)は設定できないが、ベン
ゾカインは適切に使用される限りにおいて、食品を通じてヒトの
健康に影響を与える可能性は無視できるものと考えられる」と
することが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告す
ることとなった。

<参考>
1)牛の細菌性肺炎における解熱及び消炎作用を目的として
用いられます。
2)麻酔剤で、魚類等に用いられます。ポジティブリスト制度導
入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-dai87/index.html

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■第88回動物用医薬品専門調査会(非公開)■    
日時:平成20年1月29日(火) 15:30〜17:00
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)鶏サルモネラ症(サルモネラ・エンテリティディス・サルモネラ・
ティフィムリウム)(アジュバント加)不活化ワクチン
・評価書(案)を、一部修正の上、食品安全委員会に報告すること
となった。
2)ミロサマイシンを有効成分とするみつばちの飼料添加剤(みつば
ち用アピテン)及びミロサマイシンを有効成分とする豚の注射剤(マ
イプラピン注100)
・継続審議となった。

<参考>
1)サルモネラ・エンテリティディス及びサルモネラ・ティフィムリウム
を不活化としたものを主剤とする鶏用の不活化ワクチンです。
2)抗菌剤で、みつばちのアメリカ腐蛆病の予防および豚マイコプラズ
マ肺炎の治療に用いられています。ポジティブリスト制度導入に伴う
残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-dai88/index.html

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■第50回新開発食品専門調査会(非公開)■  
日時:平成20年1月30日(水) 14:00〜16:10
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

(1)特定保健用食品の食品健康影響評価について
1)ヘルシアコーヒー 無糖ブラック
2)ヘルシアコーヒー マイルドミルク
・審議の結果、継続審議することとされた。

<参考>
1)、2)ヘルシアコーヒー:血圧が高めの方に適することを特
定の保健の目的とする清涼飲料水形態の食品です。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/sinkaihatu/s-dai50/index.html

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■◇■意見交換会等の概要■◇■ 【リスコミ】

■「泉大臣と語る食品の安全−国民の目線に立った食品安全行政を
目指して−」(群馬県)■

日時:平成20年1月26日(土) 14:00〜16:10  
場所:群馬県庁2階ビジターセンター
参加者:67名
内容:
(1)講演
   「新たな食品安全行政と食品安全委員会の取組」
    見上 彪(食品安全委員会委員長)
(2)パネルディスカッション
   パネリスト:
    泉 信也(内閣府特命担当大臣(食品安全))
    見上 彪(食品安全委員会委員長)
    小澤 邦寿(群馬県食品安全会議事務局長)
    大沢 和恵(主婦・群馬県食品表示ウォッチャー)
    松村 久子((有)あずま産直ねっと代表・群馬県農村生活アドバイザー)
    下山 尚志(群馬牛乳協業組合製造部長)
   コーディネーター:
    野村 一正(食品安全委員会委員)
(2)会場参加者との意見交換

議事概要:
・見上委員長より講演の後、野村委員をコーディネーターとして、
食品安全行政の課題や、期待することについて、パネルディスカッ
ションを行い、その後、会場参加者と意見交換を行った。
 パネルディスカッション及び意見交換では、関係者における継続
的な取組、バランスの良い報道の必要性、食品の安全性に関する
知識や施策を伝える重要性、リスクコミュニケーションの重要性に
ついて、泉大臣と活発な意見交換が行われた。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk-gunma200126/risk-gunma200126.html

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■「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座」■
○三重会場  
日時:平成20年1月30日(水) 9:30〜16:45
場所:アストプラザ 4階 研修室A
主催:食品安全委員会、三重県
参加者:29名(消費者、食品関連事業者、地方自治体職員、公募に
よる参加者など)
プログラム:
◇DVD上映「21 世紀の食の安全〜リスク分析手法の導入〜」
◇導入とオリエンテーション
◇講義「ファシリテーションとは」
◇セッション1・基本的なスキル(その1)
◇セッション2・基本的なスキル(その2)
◇セッション3・演習
◇ふりかえり

議事概要:

・午前は、内閣府食品安全委員会事務局が制作した、リスク
分析と食品安全委員会の役割について説明したDVD上映と、
ファシリテーションの基礎知識に関する講義の後、参加者が
ファシリテーションの基本的なスキルのいくつか(傾聴など)
について、実習を行った。
 午後は、参加者がグループに分かれ、アイスブレークをした
後、ワークショップのいくつかの手法を体験した。
※ファシリテーション(facilitation)の原意は、
「促進すること」、「容易にすること」等であり、会議やワーク
ショップ等において参加者の意見を引き出し、活発な意見交換
を行い、コミュニケーションを活性化させ、成果に結び付けて
いくことを支援すること。
※アイスブレーク:初対面の参加者同士の抵抗感をなくし、コ
ミュニケーション促進のために行うものであり、様々な手法が
ある。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk_kouza2007/mie/kouza_mie200130.html

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厂厂厂厂 2.食品安全委員会からのお知らせ
厂厂厂             
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※開催案内は2月1日17:00現在のものです。

■◇■食品安全委員会開催案内■◇■

■第225回食品安全委員会■
日時:平成20年2月7日(木) 14:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成20年2月5日(火)18:00頃にホームページ
に掲載予定。
※今後の食品安全委員会等開催予定はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html

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■◇■専門調査会開催案内■◇■  【農薬】【動薬】

■第19回農薬専門調査会総合評価第一部会(非公開)■
日時:平成20年2月6日(水) 14:00〜17:30
場所:食品安全委員会 中会議室
議題:
(1)農薬(プレチラクロール及びヨウ化メチル)の食品健康影響評価について
(2)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_sougou1_19.html

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■第23回企画専門調査会■
日時:平成20年2月8日(金) 14:00〜16:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:
(1)「食品安全基本法第21条第1項に規定する基本的事項」
(平成16年1月16日閣議決定)のフォローアップについて
(2)平成20年度食品安全委員会運営計画について
(3)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/kikaku_annai23.html

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■◇■意見・情報の募集■◇■ 【添加物】【農薬】【動薬】

■「L-グルタミン酸アンモニウム」に関する意見・情報の募集について■
 http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_tenkabutu_amglu_200131.html

■「ベンゾビシクロン」に関する意見・情報の募集について■
 http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_nouyaku_benz200131.html

■「オキソリニック酸」に関する意見・情報の募集について■
 http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_nouyaku_oxolinic200131.html

上記募集期間:
平成20年1月31日(木)〜平成20年2月29日(金)17:00まで

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■◇■意見交換会等のお知らせ■◇■ 【リスコミ】

■「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座の
開催について■ 
・食品安全委員会では、地域におけるリスクコミュニケーショ
ンを積極的に推進するため、消費者、事業者など様々な食品
関係者の立場や主張を理解し、また、意見や論点を明確にし、
地域において相互の意思疎通を円滑にする役割を担うリスク
コミュニケーターを育成したいと考え、ファシリテーションに関
する基礎講座を実施します。講座を受講された方には、地方
公共団体が開催する意見交換会等において、進行役を務め、
円滑に進めることを期待します。
○大分会場 (募集は締め切りました) 
日時:平成20年2月5日(火) 9:15〜16:30
場所:大分県庁舎 2階 正庁ホール
主催:食品安全委員会、大分県
プログラム(予定):
◇DVD上映「21 世紀の食の安全〜リスク分析手法の導入〜」
◇導入とオリエンテーション
◇講義「ファシリテーションとは」
◇セッション1・基本的なスキル(その1)
◇セッション2・基本的なスキル(その2)
◇セッション3・演習
◇ふりかえり
※募集等詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/ooita_riskouza200205.html  

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■「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座の開催に
ついて■
 食品の安全性確保のためのリスク分析の考え方や食品安
全委員会の取組について講義を行った後、グループに分か
れてコミュニケーション能力を高め、地域での活動につな
がる演習を行います。
 参加者には、本講座で得た知識・経験を踏まえ、主体的
な活動を通じて地域におけるリスクコミュニケーションの
指導者として、情報・理解の裾野を広げていくことを期待
しています。
○和歌山会場 (只今募集中)
日時:平成20年2月22日(金)13:00 〜 17:00
場所:和歌山県自治会館 2階 201.202会議室
主催:食品安全委員会、和歌山県
プログラム:
・講演 
「食品安全のためのリスク分析(食品のリスクとのつきあい方)」
小平 均(内閣府食品安全委員会事務局リスクコミュニケーション官)
・ゲーミングシミュレーション 「クロスロード」を使った演習
 中島 朋子(内閣府食品安全委員会事務局技術参与)
※「クロスロード」(Crossroad)
 (商標登録済 商願番号2004-83439および2004-83440)
 制作著作:TeamCrossroad チームクロスロード
※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/wakayama_kouza200222.html 

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■新着情報■

・食品安全モニターからの報告(平成19年12月分)について
http://www.fsc.go.jp/monitor/1912moni-saisyuhoukoku.pdf 

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厂厂厂厂 3.主なリスク評価等の更新情報
厂厂厂 (1月24日〜1月30日)【動薬】【農薬】【遺伝子】
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●1月24日 (木)
・「食品安全委員会(第219回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20071213sfc 

●1月25日 (金)
・「食品安全委員会(第220回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20071220sfc 
・リスク評価:農薬及び動物用医薬品((残留基準設定に係る案件)
オキソリニック酸)の受付文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-oxolinic_zan_k-191226.pdf 
・「農薬専門調査会確認評価第二部会(第10回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20071210no1  
・「農薬専門調査会確認評価第一部会(第12回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20071214no1 

●1月28日 (月)
・「リスク評価:動物用医薬品((承認申請に係る案件)鶏サルモネ
ラ症(サルモネラ・エンテリティディス・サルモネラ・ティフィリウム)
(アジュバント加)不活化ワクチン(”京都微研”ポールセーバー
SE/ST)、(再審査に係る案件)硫酸セフキノムを有効成分とする
牛の注射剤(コバクタン/セファガード)、フルニキシンメグルミン
を有効成分とする牛の注射剤(フォーベット50注射液)、ふぐ目
魚類用フェバンテルを有効成分とする寄生虫駆除剤(マリンバン
テル))の受付文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-salmonella_n_200115.pdf 
・「リスク評価:動物用医薬品((残留基準設定に係る案件)コリスチ
ン)の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-colistin_k_200124.pdf 

●1月30日 (火)
・「リスク評価:新食品等((遺伝子組換え食品等)Streptomyces violaceoruber
(pNAG)株を利用して生産されたキチナーゼ、WSH株を利用して生産された
L-セリン)の受付文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-uke-chitinase_l-serine-200104.pdf 

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厂厂厂厂 4. ┏★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…┓
厂厂厂    ☆   平成20年度食品安全モニターの募集について ☆
         ┗☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…★…☆…┛
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食品安全モニターとは・・・
 消費者の方々から、日常の生活を通じた食品の安全性等に
ついて、ご意見などをお寄せいただくために実施している制度
です。
 1月11日(金)より2月12日(火)まで、全国から235名を
募集しています。
※募集の案内はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/monitor/200111monitor-boshu.html 

※食品安全モニターについての詳細はこちらをご覧下さい。
・「食品安全モニターについて」:
http://www.fsc.go.jp/monitor/index.html 

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厂厂厂厂5.専門委員だより
厂厂厂 「アンケートが示す不安」
肥料・飼料等専門調査会座長
リスクコミュニケーション専門調査会専門委員
唐木英明
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食品安全委員会が毎年行うアンケート調査では、多くの食品
安全モニターが残留農薬や添加物に「不安」と答えています。
もちろんどんな化学物質も多量を食べれば毒ですが、ごく少
量なら一生の間毎日食べ続けても何の害もないし、だから厳し
い基準が決められている残留農薬や添加物の量で病気になっ
た人はいません。
それに、それほど不安なら無添加・無農薬食品を買うはずで
すが、実際に売れるのはほとんどが通常の食品です。オランダ
でも80%の消費者が遺伝子組換え食品は不安だと答えている
のに、店頭では50%の消費者しか非組換えを買っていません。
 多くの人が「不安」と答えた理由は、「不安の程度を答えて
もらう」というアンケートの方法にあります。アンケートを前
に、私なら「どのくらい危険なのか知っていますか?」と聞か
れたように感じて、新聞やテレビで見た「添加物や農薬は危険」
という情報を思い出し、「知っていますよ」ということを示す
ために、「不安」と書くでしょう。そのとき「買い物をすると
きにどのくらい不安に思うだろう」ということはほとんど考え
ません。
 要するに、このアンケートは「知識」を調べるものであって、
食品を前にして感じる「不安」を調べるものではないといえま
す。アンケートから推測できることは、多くの人が「添加物や
残留農薬が危険」という間違った情報を目にしていること、し
かしその情報は知識にとどまり、消費行動を変えるような不安
になってはいないことです。
 アンケート結果を見るときにはぜひこのような点に注意してく
ださい。

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厂厂厂厂6.その他
厂厂厂
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■◇■臨時事務補助員の募集について■◇■

・食品安全委員会事務局 臨時事務補助員の募集について[PDF]
http://www.fsc.go.jp/sonota/jimukyoku_annai_rinjihojyo_200121.pdf 

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■◇■「平成20年度における食品健康影響評価技術研究の研究課
題の公募について」■◇■
食品安全委員会では、科学を基本とする食品健康影響評価(リスク
評価)の推進のため、平成17年度より、リスク評価ガイドライン、
評価基準の開発に関する提案公募型の「食品健康影響評価技術研究」
を実施しております。
 つきましては、平成20年度食品健康影響評価技術研究応募要領
(平成19年12月21日食品安全委員会事務局長決定。以下「応募
要領」という。)第2の1に基づき、研究領域を設定するとともに、
下記のとおり研究課題の募集を行うことといたしましたので、お知ら
せいたします。
 
1.募集期間
平成19年12月26日(水)から平成20年2月8日(金)(必着)まで
2.研究課題の決定時期
4月上旬予定
※詳細につきましては食品安全委員会のホームページをご覧ください。
 http://www.fsc.go.jp/senmon/gijyutu/index.html 

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■◇■食品の安全に関する情報の検索システムの紹介■◇■
 
 食品安全委員会が作成している「食品安全総合情報シス
テム」は、食品安全委員会、専門調査会などの配布資料・議
事録、専門用語解説、Q&A、海外情報などの総合データベー
スです。
 初めての方にもわかりやすいものから専門的なものまで、
知りたい情報を簡単検索。食品安全委員会が蓄積してきた
膨大なデータ・情報を、いつでも、好きなときにご活用いただ
けます。(登録不要)
※食品安全総合情報システムへはこちらからアクセスして
下さい。
http://www.ifsis.fsc.go.jp/fsilv1/do/FSILogon 

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■◇■農林水産省からのお知らせ■◇■
 食品安全エクスプレス(農林水産省メールマガジン)を登録
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 農林水産省、食品安全委員会、厚生労働省の食品の安全
に関する情報、意見交換会やセミナーに関する情報などを毎
日(月〜金)メールでお届けします(無料)。
 農林水産省ホームページのメールマガジンのサイトから登
録して下さい。
※詳細はこちらをご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/index.html 

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■◇■食品安全委員会e-マガジンバックナンバーのお知らせ■◇■
 以下のアドレスから、バックナンバーをご覧いただけます。
http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/back_number.html 

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『編集後記』
今週の日曜日は節分。「節分」というと立春の前日の2月3日のこと
を指すと思われるでしょうが、意外にも年に4回(立春・立夏・立秋・立
冬の前日)あります。節分とは「季節を分ける」ふしめを意味し、現在
のように特に立春の前日に定着したのは江戸時代以降のようです。
節分といえば、豆まきですが、新しい季節を迎えるために、家の災
いを鬼に見立て、豆を投げることにより、邪気を追い払い、一年の無
病息災を願うという意味合いがあります。また、年の数だけ豆を食べる
と体が丈夫になり、風邪を引かないとも言われています。
最近、この豆まきに加えて、恵方巻き(えほうまき)を食べる習慣が関
東方面にも定着しつつあります。もともと関西地方の習慣だったようで
すが、コンビニの近くを通るとよく「恵方巻き」ののぼりをみることが多く
なりました。この恵方巻きですが、節分の夜にその年の恵方(今年は南
南東)を向いて、太巻き寿司をくわえ、無言で食べると1年間良いことが
あるのだそうです。
さて、今年もお母さんや子どもが「鬼は外、福は内」と大きな声で豆を
まき、鬼に見立てられたお父さんが逃げまどう光景が見られることでしょ
う。さて、今年は何個豆を食べようかなあ・・・もちろん恵方巻きも・・
(うり坊)


゜'・:*:.。:*:*。。*・。*・。*・。*・。。*:*:。.:*:・'゜☆☆゜'・:*:.。:*:*。。*・。*・。*・。*・。。 *:*:。.:*:・'゜☆☆


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 食品安全委員会e−マガジン第82号は平成20年2月8日(金)配信予定です。
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