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食品安全委員会e−マガジン 第74号


食品安全委員会e−マガジン 第74号

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  内閣府食品安全委員会事務局 発行 (毎週金曜日発行)       
  食品安全委員会e−マガジン 第74号 平成19年11月30日
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★*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜* 目 次 *〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*★

1.食品安全委員会などの会合結果

◆第217回食品安全委員会 【農薬】【添加物】【動薬】

◆専門調査会 【農薬】【企画】【動薬】【化学物質】
・第9回農薬専門調査会確認評価第二部会(非公開)[開催日:11月26日]
・第22回企画専門調査会[開催日:11月27日] 
・第84回動物用医薬品専門調査会[開催日:11月27日] 
・第85回動物用医薬品専門調査会(非公開)[開催日:11月27日]  
・第1回化学物質・汚染物質専門調査会幹事会[開催日:11月28日]

◆意見交換会等の概要
・「食品に関するリスクコミュニケーション−我が国における
牛海綿状脳症(BSE)の国内対策を考える−」 【リスコミ】【プリオン】
 ○大阪〔11月26日〕
 ○岡山〔11月27日〕
 ○仙台〔11月28日〕

・「食品の安全性に関するリスクコミュニーター育成講座」 【リスコミ】
○秋田会場[開催日:11月28日] 

2.食品安全委員会からのお知らせ

◆食品安全委員会開催案内
・第218回食品安全委員会 [開催日:12月6日]

◆専門調査会開催案内 【農薬】
・第32回農薬専門調査会幹事会 [開催日:12月5日]
・第18回農薬専門調査会総合評価第一部会(非公開) [開催日:12月5日]

◆意見交換会等のお知らせ 
・「第4回とちぎ食品安全フォーラム」の開催及び参加者の募集について」
[開催日:12月3日]  【リスコミ】

・「食品の安全性に関するリスクコミュニーター育成講座」 【リスコミ】
 ○栃木会場[開催日:12月21日] (只今募集中)
 ○福岡会場[開催日:12月26日] (只今募集中)

・「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座の開催について
【リスコミ】
 ○岡山会場[開催日:12月18日] (只今募集中) 
 ○福岡会場[開催日:12月19日] (只今募集中)

3.主なリスク評価等の更新情報(11月26日〜28日)
  【農薬】【緊急時】

4.その他
・食品安全確保総合調査について
・食品の安全に関する情報の検索システムの紹介
・農林水産省からのお知らせ
・食品安全委員会e-マガジンバックナンバーのお知らせ

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厂厂厂厂 1.食品安全委員会などの会合結果
厂厂厂            
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■◇■食品安全委員会の会合結果■◇■

■第217回食品安全委員会■ 【農薬】【添加物】【動薬】
日時:平成19年11月29日(木) 14:00〜14:50
場所:食品安全委員会 大会議室
傍聴者数:12名

議事概要:

(1)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取に
関するリスク管理機関からの説明について
 
○農薬 3品目
1)ジメトモルフ 
2)フェンアミドン 
3)ピロキロン
・厚生労働省から説明。
・農薬専門調査会において審議することとなった。

<参考>
1)殺菌剤で、ぶどう、きゅうり等に使用し、みかんへの適用拡大
申請がされています。
2)殺菌剤で、ぶどう、はくさい等に使用し、ばれいしょ、キャベツ
等への残留基準値の設定が申請されています。
3)殺菌剤で、水稲に使用し、魚介類への残留基準値の設定が
申請されています。
2)、3)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫
定基準)が設定されています。

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…

(2)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取について

1)添加物 「加工デンプン」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「評価の対象となった11種類の加工デンプンが添加物として
適切に使用される場合、安全性に懸念がないと考えられ、一
日摂取許容量(ADI)を特定する必要はない。」との審議結果を
了承し、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知することとなった

2)農薬/動物用医薬品「シロマジン」に係る食品健康影響評
価について
・事務局から説明。
・「シロマジンの一日摂取許容量(ADI)を0.018mg/kg体重/日
と設定する。」との審議結果を了承し、リスク管理機関(厚生労働
省)へ通知することとなった。

3)動物用医薬品「シロマジンを有効成分とする鶏の飼料添加剤
(ラーバデックス1%)」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「本製剤の主成分であるシロマジンの一日摂取許容量(ADI)を
0.018mg/kg体重/日と設定する。」との審議結果を了承し、リス
ク管理機関(農林水産省)へ通知することとなった。

<参考>
1)デンプンを化学的に加工したもので、糊料、乳化剤、
増粘安定剤等として欧米諸国等で広く使用されています。
2)殺虫剤で、トマト、なす、しゅんぎく等に使用し、ミニトマト、
メロン、チンゲンサイ等への適用拡大申請がされています。
ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基
準)も設定されてい
ます。
3)産卵鶏舎内のハエの幼虫の駆除に使用されます。ポジ
ティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)
が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai217/index.html

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■◇■専門調査会会合結果■◇■ 【農薬】【企画】【動物】【化学・汚染】

■第9回農薬専門調査会確認評価第二部会(非公開)■
日時:平成19年11月26日(月) 14:00〜17:40
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)アセキノシル
・審議の結果、0.022mg/kg体重/日を一日摂取許容量
(ADI)とし、評価書(案)を一部修正の上、農薬専門調査会幹
事会に報告することとなった。
2)トリフロキシストロビン
・審議の結果、0.031mg/kg体重/日を一日摂取許容量
(ADI)とし、評価書(案)を一部修正の上、農薬専門調査会幹
事会に報告することとなった。

<参考>
1)殺ダニ剤で、りんご、もも等に使用し、なす、茶等への
適用拡大申請がされています。
2)殺菌剤で、りんご、茶等に使用し、なしへの適用拡大
申請がされています。
1)、2)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆ
る暫定基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
 http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/kakunin2_dai9/index.html

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■第22回企画専門調査会■ 
日時:平成19年11月27日(火) 10:00〜12:35
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

(1)見上委員長挨拶
(2)専門委員紹介
(3)専門調査会の運営等について
(4)座長の選出
・早川専門委員が座長に選出された。座長代理には、清水専門委員
が指名された。 
(5)委員会自らの判断により食品健康影響評価を行うべき対象の点
検・検討について
・委員会自らの判断により食品健康影響評価を行うべき対象について
点検・検討を行った。
 1)「こんにゃく入りゼリーに関する食品健康影響評価」について
 ・情報収集を継続するとともに、ホームページでの情報提供のほか、
 より効果的な情報提供を検討すべきであるとした。
 2)「体細胞クローン牛に関する食品健康影響評価」について
 ・ファクトシート等を通じ情報を提供すべきであるとした。
 3)「食品(器具・容器包装含む)中の鉛に関する食品健康影響評価」
 について
 ・自ら評価の候補案件として委員会に報告することを決定した。
 4)「ヘテロサイクリックアミンに関する食品健康影響評価」について
 ・情報の収集を継続すべきであるとした。
 5)「多肥栽培による葉物野菜中の硝酸塩に関する食品健康影響評価」
 について
 ・ファクトシート等を通じ情報を提供すべきであるとした。
 6)「有機ヒ素化合物(ジメチルアルシン酸)に関する食品健康影響評価」
 について
 ・現在作成中の無機ヒ素に有機ヒ素化合物を加え、ファクトシートとして
 情報を提供すべきであるとした。
(6)平成19年度食品安全委員会運営計画の実施状況の中間報告
について
・「平成19年度食品安全委員会運営計画の実施状況の中間報告につ
いて」に基づき事務局より説明。

<参考>
・ファクトシート:科学的知見に基づく概要書
・これまで食品安全委員会で作成したファクトシートはこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets.html

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/kikaku/k-dai22/index.html

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■第84回動物用医薬品専門調査会■  
日時:平成19年11月27日(火) 14:00〜15:55
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

(1)動物用医薬品の食品健康影響評価について
1)ブロチゾラムを有効成分とする牛の注射剤(メデランチル)
・審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.013μg/kg体重/日
とすることが了承され、一部修正の上、評価書(案)を食品安全委
員会に報告することとなった。
2)コリスチン
・審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.004mg/kg体重/日
とすることが了承され、一部修正の上、評価書(案)を食品安全委
員会に報告することとなった。
(2)その他
・厚生労働省から報告のあった動物用医薬品ジフロキサシン、セフ
チオフル、ドラメクチン、トルトラズリル、フルニキシン、マルボフロキ
サシン、メロキシカムの推定摂取量等について、動物用医薬品専門
調査会で確認された。
・食品健康影響評価に係る評価資料について(厚生労働省からの照
会)について、評価資料等の収集が困難な場合、提出を省略するこ
とはやむを得ないことを確認した。

<参考>
1)牛の諸疾患における食欲不振の改善に対する補助的効果を目的
に使われます。
2)抗菌性物質です。
1)、2)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫
定基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-dai84/index.html

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■第85回動物用医薬品専門調査会(非公開)■   
日時:平成19年11月27日(火) 16:05〜17:15
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

1)豚サーコウイルス(2型・組換え型)感染症(カルボキシビニルポリ
マーアジュバント加)不活化ワクチン
・審議の結果、「適切に使用される限りにおいては、食品を通じてヒト
の健康に影響を与える可能性は無視できると考えられる」とすること
が了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することとなった。
2)孵化を目的としたニシン目魚類のブロノポールを有効成分とする
魚卵用消毒剤
・審議の結果、「適切に使用される限りにおいては、食品を通じてヒト
の健康に影響を与える可能性は無視できると考えられる」とすること
が了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することとなった。
3)イソプロチオラン
・審議の結果、1日摂取許容量(ADI)を0.1mg/kg体重/日とするこ
とが了承され、評価書(案)を食品安全委員会に報告することとなっ
た。

<参考>
1)遺伝子組換えバキュロウイルスが生成したサーコウイルス構成
タンパクを含む組換えバキュロウイルス不活化液を主剤とする豚
用の不活化ワクチンです。
2)魚卵用消毒剤で、サケやニジマスなどのニシン目魚類の
孵化時にミズカビ類の寄生繁茂の蔓延を抑制するために用
いられます。
3)イソプロチオランは、動物用医薬品としては強肝剤(肝臓の酵素
の働きを補助するもの)として牛の肝疾患の改善等に用いられま
す。
 
※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-dai85/index.html

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■第1回化学物質・汚染物質専門調査会幹事会■  
日時:平成19年11月28日(水) 10:00〜12:15
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

(1)食品からのカドミウム摂取の現状に係る安全性確保について
・事務局より、汚染物質部会で了承された評価書(案)の概要
説明を行った。「結論」の記述内容の変更、「まとめ及び今後
の課題」の追記、概要版の作成について提案があり、了承さ
れた。概要版の内容等については、座長一任とされたが、汚
染物質部会の専門委員による確認の後、次回幹事会におい
て確認することとされた。
(2)清涼飲料水に係る化学物質の食品健康影響評価
 1)トルエンについて
 ・審議の結果、223μg/kg体重/日を耐容一日摂取量
 (TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品安
 全委員会へ報告することとされた。
 2)1,1,1−トリクロロエタンについて
 ・審議の結果、600μg/kg体重/日を耐容一日摂取量
 (TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品
 安全委員会へ報告することとされた。
 3)1,1,2−トリクロロエタンについて
 ・審議の結果、3.9μg/kg体重/日を耐容一日摂取量
 (TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品
 安全委員会へ報告するこ ととされた。
 4)メチル−t−ブチルエーテルについて
 ・審議の結果、143μg/kg体重/日を耐容一日摂取量
 (TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品
 安全委員会へ報告するこ ととされた。
 5)ホルムアルデヒドについて
 ・審議の結果、15μg/kg体重/日を耐容一日摂取量
 (TDI)とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食
 品安全委員会へ報告することとされた。
 6)亜塩素酸について
 ・審議の結果、亜塩素酸イオンとして29μg/kg体重/
 日を耐容一日摂取量(TDI)とし、評価書(案)を食品安
 全委員会へ報告することとされた。
 7)二酸化塩素について
 ・審議の結果、亜塩素酸イオンとして29μg/kg体重/
 日を耐容一日摂取量(TDI)とし、評価書(案)を食品安
 全委員会へ報告することとされた。
 8)銅について
 ・審議の結果、9mg/ヒト(成人)/日を許容上限摂取量(UL)
 とし、文言等を修正した上で、評価書(案)を食品安全委員会へ
 報告することとされた。                                 
(3)その他
・事務局より、厚生労働省における食品衛生法に基づく器具又は
容器包装及びおもちゃの鉛等の規格基準の改正に関する概要説
明を行った。

<参考>
1)各種化学物質の基礎原料や、塗料等の溶剤として使われてい
ます。もっとも排出量の多い化学物質のひとつで、工場からの排出
や自動車の排気ガスにより環境中に放出されます。大部分が大気
中に存在しますが、水道管の内面の塗装等により、水道水に混入
することがあります。
2)金属の洗浄剤等や代替フロンの原料に使われています。オゾン
層を破壊する物質として知られ、1996年以降、原則として製造が禁
止されています。
3)洗浄剤原料として使用されるトリクロロエチレンの原料や、油脂、
ワックス、天然樹脂等の溶剤として使われています。主に大気中に
排出されますが、地下水に侵入すると分解されにくいことが知られ
ています。
4)ガソリン添加剤に使われています。ガソリンの貯蔵タンクからの
地下水への溶出の可能性が指摘されています。
5)合成樹脂の原料や、ホルマリンとして、消毒薬や防腐剤などとし
て使われています。水中に入った場合は、主に微生物によって分解
されると考えられます。
6)二酸化塩素による消毒副生成物として生じることが知られてい
ます。
7)水の消毒や臭味の制御に使われています。二酸化塩素の水中
での分解により、亜塩素酸イオンが生成することが知られています。
8)人体にとって必須元素です。銅山排水、工場排水、農薬などの
混入や給水装置などに使用される銅管、真鍮器具などからの溶出
に由来して検出されることがあり、高濃度に含まれると洗濯物や
水道設備を着色する原因となります。
・耐容一日摂取量(TDI)、許容上限摂取量(UL)の解説はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/e-mailmagazine181013_19.html

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/kagaku_osen/k_o_kanjikai-dai1/index.html

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■◇■意見交換会等の概要■◇■

■「食品に関するリスクコミュニケーション−我が国における
牛海綿状脳症(BSE)の国内対策を考える−」の開催結果■
【リスコミ】【プリオン】

○大阪会場
 日時:平成19年11月26日(月) 13:20〜16:10  
 場所:新梅田研修センター
 参加者:85名

○岡山会場
 日時:平成19年11月27日(火) 14:00〜16:30  
 場所:メルパルク岡山
 参加者:64名

○仙台会場
 日時:平成19年11月28日(水) 14:00〜16:40  
 場所:エルパーク仙台
 参加者:70名

内容(3会場共通):
(1)講演
1)「我が国における牛海綿状脳症(BSE)対策のリスク評価」
・食品安全委員会プリオン専門調査会専門委員
2)「我が国における牛海綿状脳症(BSE)に関する管理措置」
・厚生労働省及び農林水産省の担当官
(2)会場参加者との意見交換

議事概要:
・3府省からそれぞれ講演の後、我が国のBSEの感染源及び
感染経路、我が国におけるBSE対策(と畜場における検査、
SRM除去、ピッシング、飼料規制等)、リスク評価結果、リスク
コミュニケーション等について質問・意見が出され、活発な意見
交換が行われた。

※詳細は近日中にホームページに公開予定

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■「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座」■ 【リスコミ】

○秋田会場 
日時:平成19年11月28日(水) 9:30〜17:15
場所:秋田地方総合庁舎 6F 大会議室
主催:食品安全委員会、秋田県
参加者:29名(地方自治体職員、食品関連事業者、消費者、学識経験者など)
プログラム(予定):
◇DVD上映「21 世紀の食の安全〜リスク分析手法の導入〜」
◇導入とオリエンテーション
◇講義「ファシリテーションとは」
◇セッション1・基本的なスキル(その1)
◇セッション2・基本的なスキル(その2)
◇セッション3・演習
◇ふりかえり

議事概要:

・午前は、内閣府食品安全委員会事務局が制作した、リスク
分析と食品安全委員会の役割について説明したDVD上映と、
西氏よりファシリテーションの基礎知識に関する講義の後、参
加者がファシリテーションの基本的なスキルのいくつか(傾聴
など)について、実習を行った。
 午後は、参加者がグループに分かれ、アイスブレークをした
後、ワークショップのいくつかの手法を体験した。

※ファシリテーション(facilitation)の原意は、「促進すること」、
「容易にすること」等であり、会議やワークショップ等において
参加者の意見を引き出し、活発な意見交換を行い、コミュニ
ケーションを活性化させ、成果に結び付けていくことを支援す
ること。

※アイスブレーク:初対面の参加者同士の抵抗感をなくし、コ
ミュニケーション促進のために行うものであり、様々な手法が
ある。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/risk_kouza2007/akita/kouza_akita191128.html

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厂厂厂厂 2.食品安全委員会からのお知らせ
厂厂厂             
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※開催案内は11月30日17:00現在のものです。

■◇■食品安全委員会開催案内■◇■

■第218回食品安全委員会■
日時:平成19年12月6日(木) 14:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成19年12月4日(火)18:00頃にホームページ
に掲載予定。

※今後の食品安全委員会等開催予定はこちらをご覧下さい。
<http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html>

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■◇■専門調査会開催案内■◇■ 【農薬】

■第32回農薬専門調査会幹事会■
日時:平成19年12月5日(水) 14:00〜15:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:
(1)農薬(エスプロカルブ、エトキサゾール、シエノピラフェン、シラ
フルオフェン及びピリフタリド)の食品健康影響評価について
(2)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
 http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_kanjikai_32.html

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■第18回農薬専門調査会総合評価第一部会(非公開)■

日時:平成19年12月5日(水) 15:00〜17:30
場所:食品安全委員会 中会議室
議題:
(1)農薬(ブタクロール及びプレチラクロール)の食品健康影響評
価について
(2)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
 http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_sougou1_18.html

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■◇■意見交換会等のお知らせ■◇■

■「第4回とちぎ食品安全フォーラム」の開催及び参加者の
募集について■ 【リスコミ】
日時:平成19年12月3日(月) 13:30〜16:30
場所:とちぎ健康の森 講堂
主催:食品安全委員会、栃木県、宇都宮市
内容:
(1)テーマ 「食に関する情報を考える」
(2)講演 
・「食品の情報を見極める〜フードファディズムに
 流されない食生活をめざして〜」
  食品安全委員会リスクコミュニケーション専門調査会専門委員
  群馬大学教授    高橋久仁子
・「食品の安全性の確保について」
  内閣府食品安全委員会事務局リスクコミュニケーション官 
            小平 均

・パネルディスカッション

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/forum/tochigi_forum4_191203.html

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■「食品の安全性に関するリスクコミュニケーター育成講座の
開催について■  【リスコミ】
・食品安全委員会では、地域におけるリスクコミュニケーショ
ンを積極的に推進するため、消費者、事業者など様々な食品
関係者の立場や主張を理解し、また、意見や論点を明確にし、
地域において相互の意思疎通を円滑にする役割を担うリスク
コミュニケーターを育成したいと考え、ファシリテーションに関
する基礎講座を実施します。講座を受講された方には、地方
公共団体が開催する意見交換会等において、進行役を務め、
円滑に進めることを期待します。

○栃木会場(只今募集中)
日時:平成19年12月21日(金) 9:30〜17:00
場所:宇都宮市保健所
主催:食品安全委員会、栃木県、宇都宮市
プログラム(予定):
◇DVD上映「21 世紀の食の安全〜リスク分析手法の導入〜」
◇導入とオリエンテーション
◇講義「ファシリテーションとは」
◇セッション1・基本的なスキル(その1)
◇セッション2・基本的なスキル(その2)
◇セッション3・演習
◇ふりかえ

※募集等詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/tochigi_riskouza191221.html

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○福岡会場(只今募集中)
日時:平成19年12月26日(金) 9:45〜17:45
場所:あいれふ 7階 第2研修室
主催:食品安全委員会、福岡市
プログラム(予定):栃木会場と同じ

※募集等詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/fukuoka_riskouza191226.html

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■「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座の開催に
ついて■ 【リスコミ】

 食品の安全性確保のためのリスク分析の考え方や食品安
全委員会の取組について講義を行った後、グループに分か
れてコミュニケーション能力を高め、地域での活動につなが
る演習を行います。
 参加者には、本講座で得た知識・経験を踏まえ、主体的な
活動を通じて地域におけるリスクコミュニケーションの指導者
として、情報・理解の裾野を広げていくことを期待しています。

○岡山会場 (只今募集中) 
日時:平成19年12月18日(火) 13:00 〜 16:30
場所:岡山県立図書館 多目的ホール
主催:食品安全委員会、岡山県
プログラム:
・講演 
「食品安全のためのリスク分析(食品のリスクとのつきあい方)」
 日野明寛(内閣府食品安全委員会事務局次長)
・ゲーミングシミュレーション 「クロスロード」を使った演習
 中島 朋子(内閣府食品安全委員会事務局技術参与)

※「クロスロード」(Crossroad)
 (商標登録済 商願番号2004-83439および2004-83440)
 制作著作:TeamCrossroad チームクロスロード

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/okayama_kouza191218.html

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○福岡会場 (只今募集中) 
日時:平成19年12月19日(水) 13:00 〜 16:30
場所:福岡県庁 行政棟3階 講堂
主催:食品安全委員会、福岡県
プログラム:(岡山会場と同じ)

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/fukuoka_kouza191219.html

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厂厂厂厂 3.主なリスク評価等の更新情報
厂厂厂 (11月26日〜28日)
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●11月27日(火)  【農薬】【緊急時】
・農薬専門調査会幹事会(第29回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20071019no1
・農薬専門調査会総合評価第二部会(第16回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20071019no2
・緊急時対応専門調査会(第23回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20071030em1

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厂厂厂厂 4.その他
厂厂厂
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■◇■食品安全確保総合調査について■◇■

「食品安全確保総合調査における一般競争入札(総合評価
落札方式)の公告について」
 平成19年11月28日(水)に、以下の調査(2課題)に
ついて公告を行いましたのでお知らせします。

○調査課題名:無機鉛の食品健康影響評価に関する調査
  ・公告日:平成19年11月28日(水)
  ・技術等提案書提出日:平成19年12月12日(水)正午まで

○調査課題名:食中毒原因微生物の食品健康影響評価に関する調査
  ・公告日:平成19年11月28日(水)
  ・技術等提案書提出日:平成19年12月12日(水)正午まで

※食品安全確保総合調査の詳細につきましては、こちらをご
覧ください。
 http://www.fsc.go.jp/senmon/anzenchousa/anzenchousa19keikaku.html

※一般競争の公告につきましては、内閣府ホームページの「調達情
報」から「WTO対象外、入札公告」をご覧ください。
 http://www.e-procurement-cao.jp/choutatsujouhou.html

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■◇■食品の安全に関する情報の検索システムの紹介■◇■
 
 食品安全委員会が作成している「食品安全総合情報シス
テム」は、食品安全委員会、専門調査会などの配布資料・議
事録、専門用語解説、Q&A、海外情報などの総合データベー
スです。
 初めての方にもわかりやすいものから専門的なものまで、
知りたい情報を簡単検索。食品安全委員会が蓄積してきた
膨大なデータ・情報を、いつでも、好きなときにご活用いただ
けます。(登録不要)

※食品安全総合情報システムへはこちらからアクセスして
下さい。
http://www.ifsis.fsc.go.jp/fsilv1/do/FSILogon          

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■◇■農林水産省からのお知らせ■◇■
 食品安全エクスプレス(農林水産省メールマガジン)を登録
しませんか?
 農林水産省、食品安全委員会、厚生労働省の食品の安全
に関する情報、意見交換会やセミナーに関する情報などを毎
日(月〜金)メールでお届けします(無料)。
 農林水産省ホームページのメールマガジンのサイトから登
録して下さい。

※詳細はこちらをご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/index.html

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■◇■食品安全委員会e-マガジンバックナンバーのお知らせ■◇■
 以下のアドレスから、バックナンバーをご覧いただけます。
http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/back_number.html


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『編集後記』
 「喉元(のどもと)過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがあり
ますが、人の変わり身の早さには本当に驚かされます。賞味期限
の改ざんなどで販売を停止していた北海道のあるお菓子メーカー
が今月の22日、3ヶ月ぶりに販売を開始しましたが、商品は飛ぶ
ように売れ、道内約400店の取扱店は売り切れが続出したとか。
確かに偽装表示を行う前は北海道の銘菓として名を馳せたブラン
ド菓子ですし、私もよくお世話になりますが、初日にバーゲンセー
ルにでも行くように買いあさる国民性というのにはどうかなあと本
当に驚きました。もちろん、製造メーカーは今後は衛生管理などの
徹底をし、安全な製品を作って行くということは何よりですし、北海
道の代表格であるお菓子が再び製造を再開されることは喜ばしい
ことなのですが、なんだか素直に良かったなあという気持ちになれ
ないのが私の率直な感想です。
 米国産牛肉の輸入が再々開された時に、「米国産の牛肉はちょっ
と怖いのでしばらく食べません」と言いきっていた方々が大勢いたと
思いますが、その後に販売開始された米国産牛肉を使用した牛丼
チェーン店の長い列に並ぶ人の多さにもびっくりしたことを思い出し
ました。
 事件発覚当初はその会社が立ち直れなくなるほど制裁を加える割
に、数ヶ月も過ぎるとこれまでのことが何もなかったかのように普通
に流れていくのは日本独特の文化なのでしょうか。それとも他の国
もそういうものなのでしょうか・・・。そんな方々の気持ちを理解できな
い私は、まだまだ修行が足りないようです。・・・(うり坊)
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 食品安全委員会e−マガジン第75号は平成19年12月7日(金)配信予定です。
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メールマガジンに関するご質問も上記のフォームで受付致しますが、
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