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食品安全委員会e−マガジン 第60号


食品安全委員会e−マガジン 第60号

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内閣府食品安全委員会事務局 発行 (毎週金曜日発行)       
食品安全委員会e−マガジン 第60号   平成19年8月24日    
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〓〓〓 目 次 〓〓〓

1.食品安全委員会などの会合結果
◆食品安全委員会の会合結果
◆専門調査会の会合結果
◆意見交換会等の概要
・ジュニア食品安全委員会

2.食品安全委員会からのお知らせ
◆食品安全委員会開催案内
・第204回食品安全委員会
◆専門調査会開催案内
・第47回添加物専門調査会
・第8回農薬専門調査会確認評価第一部会(非公開)
◆意見・情報の募集
・農薬 ペンチオピラド
・豚由来たん白質等の飼料利用
・遺伝子組換え食品 除草剤グリホサート耐性ダイズMON
 89788系統(食品)
◆意見交換会等のお知らせ
・「食品に関するリスクコミュニケーション−放射線照射食品
 をめぐる国際的な状況−」〔東京〕
・「食品に関するリスクコミュニケーション−食品安全のため
 のリスク分析の考え方(農薬を例として)−」〔山口県〕
・「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座」
 ○鳥取会場
 ○石川会場
 ○山口会場
○香川会場
◆ホームページのコンテンツ紹介
・食中毒について
・「キッズボックス」より
 ○しっかり手洗い、していますか?
 ○夏の食中毒、3つの決まりで防ごう!

3.委員随想
 食品安全委員会委員 畑江敬子 

4.その他
・食品の安全に関する情報の検索システムの紹介
・農林水産省からのお知らせ

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1.食品安全委員会などの会合結果
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■□■食品安全委員会の会合結果■□■

■第203回食品安全委員会■
日時:平成19年8月23日(木) 14:00〜15:00
場所:食品安全委員会 大会議室
傍聴者数:23名

議事概要:

(1)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取
に関するリスク管理機関からの説明について

○農薬4品目
1)プロスルホカルブ 
2)アルジカルブ 
3)アルドキシカルブ
4)ブプロフェジン
○農薬/動物用医薬品1品目
5)イソプロチオラン
○遺伝子組換え食品等4品目
6)チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウ
モロコシBt11系統とコウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシ
MIR604系統を掛け合わせた品種
7)コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMIR604系統と
除草剤グリホサート耐性トウモロコシGA21系統を掛け合
わせた品種
8)チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性ト
ウモロコシBt11系統とコウチュウ目害虫抵抗性トウモロ
コシMIR604系統と除草剤グリホサート耐性トウモロコシ
GA21系統を掛け合わせた品種
9)除草剤グリホサート及びアセト乳酸合成酵素阻害剤耐
性ダイズDP-356043-5
○遺伝子組換え食品等2品目〔評価要請の取下げ〕
10)SP990(リパーゼ)
11)SP572(ペクチナーゼ)

・1)〜11)について厚生労働省から説明。9)については厚生
労働省及び農林水産省から説明。
・1)〜4)は農薬専門調査会において、6)〜9)は遺伝子組換
え食品等専門調査会において審議することとなった。
・5)については、農薬での使用が主たる用途であることから、
先に農薬専門調査会で審議を行い、その後に動物用医薬品
専門調査会で審議することとなった。
・10、11)は評価要請が取下げられることとなった。

<参考>
1)除草剤で、大麦、小麦等への新規農薬登録申請がされ
ています。
2)、3)殺虫剤です。
4)殺虫剤(ダニ駆除剤)で、稲、みかん等に使用し、魚介
類への残留基準値の設定が申請されています。
5)農薬としては殺菌剤・成長調整剤で、稲、りんご等に使用
し、魚介類への残留基準値の設定が申請されています。ま
た、動物用医薬品としては、強肝剤(肝臓の酵素の働きを補
助するもの)として牛の肝疾患の改善等に用いられます。
2)〜5)はいずれもポジティブリスト制度導入に伴う残留
基準値が設定されています。
6)既に承認されているチョウ目害虫に対し抵抗性を持ち、除
草剤であるグルホシネートに対し耐性を持つトウモロコシBt11
系統とコウチュウ目害虫に対し抵抗性を持つトウモロコシMIR
604系統を掛け合わせたトウモロコシです。
7)既に承認されているコウチュウ目害虫に対し抵抗性を持つ
トウモロコシMIR604系統と除草剤であるグリホサートに対し
耐性を持つトウモロコシGA21系統を掛け合わせたトウモロ
コシです。
8)既に承認されているチョウ目害虫に対し抵抗性を持ち、除
草剤であるグルホシネートに対し耐性を持つトウモロコシBt
11系統とコウチュウ目害虫に対し抵抗性を持つトウモロコシ
MIR604系統と除草剤であるグリホサートに対し耐性を持つ
トウモロコシGA21系統を掛け合わせたトウモロコシです。
9)除草剤であるグリホサート及びアセト乳酸合成酵素阻害
剤に対し耐性を持つ大豆です。
10)製パンと油脂の加工のために、脂質のエステル結合を
加水分解する酵素です。
11)野菜組織や果皮の加工のために、不溶性ペクチン等を
分解する酵素です。

(2)農薬専門調査会における審議状況について

1)「ペンチオピラド」に関する意見・情報の募集について
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続
に入ることが了承された。

<参考>
1)殺菌剤で、キャベツ、レタス等への新規農薬登録申請がさ
れています。

(3)プリオン専門調査会における審議状況について

・「豚由来たん白質等の飼料利用」に関する意見・情報の募集
について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手
続に入ることが了承された。

(4)遺伝子組換え食品等専門調査会における審議状況に
ついて

1)「除草剤グリホサート耐性ダイズMON89788系統(食品)」
に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続
に入ることが了承された。

<参考>
1)除草剤であるグリホサートに対し耐性を持つ大豆です。

(5)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取に
ついて

1)添加物「L-アスコルビン酸カルシウム」に係る食品健康影
響評価について
・事務局から説明。  
・「添加物として適切に使用される場合、安全性に懸念がない
と考えられ、一日摂取許容量(ADI)を特定する必要はない。」
との審議結果を決定し、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知
することとなった。 
2)農薬「シメコナゾール」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。  
・「一日摂取許容量(ADI)を0.0085mg/kg体重/日と設定す
る。」との審議結果を決定し、リスク管理機関(厚生労働省)へ
通知することとなった。 
3)農薬「フルリドン」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。  
・ 「一日摂取許容量(ADI)を0.076mg/kg体重/日と設定す
る。」との審議結果を決定し、リスク管理機関(厚生労働省)へ
通知することとなった。

<参考>
1)食品の酸化防止、ビタミンC(L−アスコルビン酸)及びカ
ルシウムの栄養強化等の機能を有し、欧米諸国等で広く使
用されています。
2)殺菌剤で、りんご、なし等に使用します。
3)除草剤で、日本国内での農薬登録はありません。
2)、3)はいずれもポジティブリスト制度導入に伴う残留基準
値が設定されています。

(6)食品に残留する農薬等に関するポジティブリスト制度の導
入に係る平成19年度評価依頼予定物質について

・2物質を追加し合計213物質となることを厚生労働省から報告。

(7)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai203/index.html

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◆◇◆専門調査会会合結果◆◇◆

・今週お知らせする専門調査会結果はありません。

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●○●意見交換会等の概要●○●  

●ジュニア食品安全委員会●
日時:1)平成19年8月22日 13:30〜15:00
    2)平成19年8月22日 16:00〜17:00
    3)平成19年8月23日 16:00〜17:00
場所:食品安全委員会 大・中会議室  
議事概要:
・小学校高学年等を対象として、食品安全委員会委員(1回
目:小泉委員、2回目:本間委員、3回目:廣瀬委員)から「食
品安全は誰が守るの?」という内容で講義を行った後、意見
交換も交えたクイズ大会を実施した。参加者から食品添加
物や農薬など食の安全に関する質問が積極的に寄せられた。

※詳細は近日中にHPに公開予定です。

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2.食品安全委員会からのお知らせ
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※開催案内は8月24日17:00現在のものです。

■□■食品安全委員会開催案内■□■

■第204回食品安全委員会■
日時:平成19年8月30日(木) 14:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成19年8月28日(火)18:00頃にホームページ
に掲載予定。

※今後の食品安全委員会等開催予定はこちらをご覧下さい。
<http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html>

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▼△▼専門調査会開催案内▼△▼

▼第47回添加物専門調査会▼
日時:平成19年8月27日(月) 14:00
場所:食品安全委員会 中会議室
議題:
(1)加工デンプンに係る食品健康影響評価について
(2)水酸化マグネシウムに係る食品健康影響評価について
(3)サッカリンカルシウムに係る食品健康影響評価について
(4)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/tenkabutu_annai47.html

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▼第8回農薬専門調査会確認評価第一部会(非公開)▼
日時:平成19年8月28日(火) 14:00
場所:食品安全委員会 中会議室
議題:
(1)農薬(テブフェノジド及びピラフルフェンエチル)の食品健康
影響評価について
(2)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_kakunin1_8.html

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●○●意見・情報の募集●○●

●ペンチオピラドに関する意見・情報の募集について●
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_nouyaku_penthiopyrad_190823.html

●豚由来たん白質等の飼料利用に関する意見・情報の募集について●
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_prion_butatanpaku_190823.html

●除草剤グリホサート耐性ダイズMON89788系統(食品)
関する意見・情報の募集について●
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc_gm_mon89788_190823.html

上記募集期間:
 平成19年8月23日(木)〜9月21日(金)17:00まで

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▲△▲意見交換会等のお知らせ▲△▲

▲「食品に関するリスクコミュニケーション−放射線照射食品
をめぐる国際的な状況−」の開催と参加者の募集について▲
日時:平成19年9月3日(月) 14:00〜16:30
場所:東京ウィメンズプラザ
内容:[日英同時通訳有]
(1)講演
 「放射線照射食品に関するWHOの考え方(仮題)」
  ジェラルド ジョージ・モイ博士(WHO人畜共通感染症・食
  中毒局)
(2)会場との意見交換

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/tokyo_risk190903.html

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▲「食品に関するリスクコミュニケーション−食品安全のため
のリスク分析の考え方(農薬を例として)−」の開催と参加者の
募集について(お知らせ)〔山口県〕▲
日時:平成19年9月13日(木) 13:30〜15:30
場所:ニューメディアプラザ山口 多目的シアター
内容:
(1)講演 I 「食品のリスクとのつきあい方(仮題)」
       日野 明寛(内閣府食品安全委員会事務局次長)
(2)講演 II 「山口県における食品安全の取組(仮題)」
       山口県
(3)会場との意見交換

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/yamaguchi_risk190913.html

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▲「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座の開催と
参加者の募集について▲
 BSEの発生や不正表示の問題などにより、近年、食の安全
に対する消費者の安心感、信頼感が揺らいでいます。このた
め、リスクコミュニケーションを通じた信頼の確保が急務となっ
ています。
 本講座では、食品の安全性確保のためのリスク分析の考
え方や食品安全委員会の取組について講義を行った後、グ
ループに分かれてコミュニケーション能力を高め、地域での
活動につながる演習を行います。
 参加者には、本講座で得た知識・経験を踏まえ、主体的な
活動を通じて地域におけるリスクコミュニケーションの指導者
として、情報・理解の裾野を広げていくことを期待しています。

●鳥取会場
日時:平成19年8月31日(金) 13:00 〜 17:00
場所:鳥取県立県民文化会館 会議棟2階 第2会議室
募集人員:全体100名のうち 10名程度公募
     (希望者多数の場合は選考により決定)
募集対象:鳥取県にお住まいの方で、次のいずれかの要件
を満たす方
 (1)食品の安全に関する学歴、職歴又は資格を有する者で、
  食品に関する知識や経験を有する者
 (2)地域における食の安全に関する活動経験があり、食品
  に関する知識や経験を有する者
主催:食品安全委員会、鳥取県
プログラム
 ・講演 「食品の安全性と信頼の確保」
日野 明寛 (内閣府食品安全委員会事務局次長)
 ・ゲーミングシミュレーション 「クロスロード」を使った演習
  中島 朋子 (内閣府食品安全委員会事務局技術参与)

 ※「クロスロード」(Crossroad)
  (商標登録済 商願番号2004-83439および2004-83440)
  制作著作:TeamCrossroad チームクロスロード

参加希望の方は、下記URLの募集のお知らせをご覧の
上、平成19年8月27日(月)(必着)までにFAX又は郵
便にてお申し込み下さい。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/tottori_kouza190831.html

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●石川会場
日時:平成19年9月11日(火) 13:00 〜 16:30
場所:石川県庁 行政庁舎 11階 1102会議室
募集人員:鳥取会場と同じ
募集対象:石川県にお住まいの方の条件以外は鳥取会場と
同じ
主催:食品安全委員会、石川県
プログラム:鳥取会場と同じ
参加希望の方は、下記URLの募集のお知らせをご覧の
上、平成19年8月28日(火)(必着)までにFAX又は郵
便にてお申し込み下さい。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/ishikawa_kouza190911.html

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●山口会場
日時:平成19年9月12日(水) 13:00 〜 17:00
場所:山口県庁 厚生棟3階 職員ホール
募集人員:鳥取会場と同じ
募集対象:山口県にお住まいの方の条件以外は鳥取会場と
同じ
主催:食品安全委員会、山口県
プログラム:鳥取会場と同じ
参加希望の方は、下記URLの募集のお知らせをご覧の
上、平成19年8月29日(水)(必着)までにFAX又は郵
便にてお申し込み下さい。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/yamaguchi_kouza190912.html

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●香川会場
日時:平成19年9月21日(金) 13:00 〜 16:30
場所:香川県立文書館 視聴覚ホール
募集人員:鳥取会場と同じ
募集対象:香川県にお住まいの方の条件以外は鳥取会場と
同じ
主催:食品安全委員会、香川県
プログラム:
・講演  「食品安全のためのリスク分析(食品のリスクとのつきあい方)」
小平 均 (内閣府食品安全委員会事務局リスクコミュニケーション官)
・ゲーミングシミュレーション (鳥取会場と同じ)
参加希望の方は、下記URLの募集のお知らせをご覧の
上、平成19年9月7日(金)(必着)までにFAX又は郵
便にてお申し込み下さい。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/kagawa_kouza190921.html

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▲△▲ホームページのコンテンツ紹介▲△▲

▲食中毒について▲
http://www.fsc.go.jp/sonota/shokutyudoku.html

▲「キッズボックス」より▲
・しっかり手洗い、していますか?
http://www.fsc.go.jp/sonota/kids5.pdf
・夏の食中毒、3つの決まりで防ごう!
http://www.fsc.go.jp/sonota/kids7.pdf

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3.委員随想
  食品安全委員会委員 畑江敬子 
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 野菜は一般に収穫後は呼吸や蒸散により重量が減っていき
ます。ビタミンCも減少します。保存時の温度が高いほど、湿度
が低いほど、この変化は速くなります。冷蔵庫で湿度を高くして
保存する事は、これらの変化を遅くする効果があります。
 家庭では、野菜を買ってすぐに使わない場合は、冷蔵庫にし
まいます。そのとき、野菜を立てて入れますか? 野菜を立て
て入れるためには、冷蔵庫の野菜室に深さがないとできませ
ん。立てたつもりでも、いつのまにか寝ていたりします。ニラの
ような長い野菜はどうしても横に置かざるを得ません。その上
にレタスやトマトなどがあって、気がついたらニラがつぶれて
いた、なんてことにもなりかねません。本当に立てて入れた方
が野菜は鮮度が保たれるのでしょうか?
 この事を確かめるために、ホウレンソウ、コマツナ、カイワレ
ダイコンを、冷蔵庫と同じ温度4℃、湿度を95%のところに、
立て置き、横置き、逆さ置きにして、14日間保存してみまし
た。さて、結果はどうでしょうか、置き方の違いによってこれら
の変化に差があったでしょうか? 答えはノーです。4日め、
7日め、14日めに重量、水分、色、ビタミンCの保存率を測
定しましたが、置き方による有意の差はありませんでした。
さらに、茹でて食べてみましたが色、匂い、味、筋っぽさなど
どの項目にも置き方による差はありませんでした。どうやら、
無理に立てて置く必要はなさそうです。
 冷蔵庫に保存する場合は立てるか寝かせるかより、下積
みになってつぶれていないか、入れた事を忘れていないか
などの方が問題です。野菜に限らず、時々、冷蔵庫をチェッ
クした方が良さそうです。

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4.その他
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テム」は、食品安全委員会、専門調査会などの配布資料・議
事録、専門用語解説、Q&A、海外情報などの総合データベー
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『編集後記』
 残暑厳しい日が続きますが夏バテなどしていないでしょうか。お盆も過ぎ、今週は
たまった仕事をせっせと片づけている方も少なくないのでは・・それにしても本当にこ
の暑さなんとかして欲しいものです。電力会社の発電量も過去最高となり、日々綱
渡りの状態で供給を行っているとか。少しでも省エネしなければとわかってはいるもの
の、うだるような暑さの中で仕事をしたり、家に居るのはなかなかしんどく、ついつい
冷房の温度を低くしてしまいがちです。先日、少しでも涼しくなろうと野外のプールに
行ってみたもののプールの水がお湯のようにあたたかく、まるでぬるい温泉につかっ
ているようでした。・・・・
 それにしても夏の風物詩でもあるセミの鳴き声も朝早くから、夜中までジージーと
ひっきりなしに鳴いていて、よけい暑さを感じさせますよね。セミもアブラゼミなどの種
類によっては、夜も温度が高く、明るい場所では昼間と勘違いしているのか、よく鳴く
そうです。しかし、木と勘違いしているのかどうかわかりませんが、コンクリートの電柱
でジージーと鳴いている姿を見ると少し寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか・・
どうせ聞くなら、早く鈴虫の音を聞きたいものです・・・(うり坊)





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 食品安全委員会e−マガジン第61号は平成19年8月31日(金)配信予定です。
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・受付電話番号:03−5251−9220・9221(月曜日から金曜日の10:00〜17:00)
・メールでの受付:http://www.iijnet.or.jp/cao/shokuhin/opinion-shokuhin.html
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なお、送付頂いたすべての内容にお答えできない場合もありますが、
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