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内閣府 食品安全委員会ｅ－マガジン 第384号 平成26年10月15日
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(今号の総文字数:約5,920字)
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┃今週の話題┃
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★平成27年度食品健康影響評価技術研究課題の公募
http://www.fsc.go.jp/senmon/gijyutu/annai_27_kadai_koubo.html
★内閣府 食品安全委員会事務局 技術参与の募集
http://www.fsc.go.jp/sonota/saiyo/saiyo_annai_gijyutusan_261001.pdf
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【 目 次 】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第533回食品安全委員会
★評価の要請
・添加物１品目
・肥料・飼料等1案件
★専門調査会における審議結果
・動物用医薬品専門調査会「使用制限期間が設定されている既承認
動物用ワクチンに添加剤として含まれる成分」
・遺伝子組換え食品等専門調査会「チョウ目害虫抵抗性及び除草剤
グルホシネート耐性ダイズ81419系統」
・新開発食品専門調査会「キシリトール オーラテクトガム
＜クリアミント＞＜スペアミント＞」
★評価結果の通知
・添加物「カンタキサンチン」
・動物用医薬品「モサプリド、クエン酸モサプリドを有効成分とす
る馬の強制経口投与剤(プロナミド散1％)、メロキシカム」
・薬剤耐性菌「エンラマイシン」
★「食の安全ダイヤル」に寄せられた質問等(平成26年9月分)
[2]専門調査会
・第114回農薬専門調査会幹事会
・第38回農薬専門調査会評価第二部会(非公開)
2.食品安全委員会などの開催案内
・第534回食品安全委員会
・専門調査会
3.平成27年度食品健康影響評価技術研究課題の公募
4.内閣府 食品安全委員会事務局 技術参与の募集
5.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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1.食品安全委員会の開催結果
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■第533回食品安全委員会
日時:平成26年10月14日(火) 14:00～15:23
傍聴者:14名
議事概要:
(1)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関
するリスク管理機関からの説明について
[1]添加物１品目(説明事項の変更)
・クエン酸三エチル
・厚生労働省から説明
・クエン酸三エチルについては、引き続き添加物専門調査会におい
て審議することとなった。
＊乳化剤、安定剤、香料として使用されます。
[2]肥料・飼料等1案件
・肥料取締法第3条第2項の規定に基づく普通肥料の公定規格の改
正(15品目)について
・農林水産省から説明
・意見を求められた普通肥料の公定規格の改正(農薬が混入される
肥料の公定規格の設定)については、食品安全基本法第11条第1項
第2号の人の健康に及ぼす悪影響の内容及び程度が明らかであると
きに該当することが確認された。
また、食用に供しない農作物等に使用される農薬が混入される肥料
の公定規格の設定については、食品安全基本法第11条第1項第1号の
食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときに該当する
ことが確認された。
(2)動物用医薬品専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告】
・「使用制限期間が設定されている既承認動物用ワクチンに添加剤
として含まれる成分」
・評価要請のあった97成分のうち57成分については、食品安全基
本法第11条第1項第2号の人の健康に及ぼす悪影響の内容及び程度
が明らかであるときに該当するとともに、同規定に関するこれまで
の取扱いと同様に、意見・情報の募集手続は行わないことが確認
された。
(3)遺伝子組換え食品等専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
・「チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性ダイズ
81419系統」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続き
に入ることが了承された。
＊チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネートに対する耐性をも
つダイズです。
(4)新開発食品専門調査会における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
・「キシリトール オーラテクトガム＜クリアミント＞＜スペアミ
ント＞」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続き
に入ることが了承された。
＊ユーカリ抽出物を関与成分とし、歯垢の生成を抑え、歯ぐきを健
康にする旨を特定の保健の用途とするチューインガムです。
(5)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
【食品健康影響評価】
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省及び農林
水産省)へ通知することとなった。
[1]添加物「カンタキサンチン」
・一日摂取許容量を0.025 mg／kg 体重／日と設定する。
[2]動物用医薬品「モサプリド」
・モサプリドクエン酸塩の一日摂取許容量を0.03 mg／kg 体重／日
と設定する。
[3]動物用医薬品「クエン酸モサプリドを有効成分とする馬の強制
経口投与剤(プロナミド散１％）」
・本剤が適切に使用される限りにおいては、食品を通じてヒトの健
康に影響を与える可能性は無視できると考えられる。
[4]動物用医薬品「メロキシカム」
・一日摂取許容量を0.00063 mg／kg 体重／日と設定する。
[5]薬剤耐性菌「エンラマイシン」
・家畜等に使用することによって選択された薬剤耐性菌が、食品を
介してヒトの健康に影響を与える可能性は無視できる程度と考えた。
＊[1]着色料として使用されます。
＊[2]消化器官用薬で、食用動物を対象とした動物用医薬品として
は承認されていません。
＊[3]馬の便秘疝における消化管運動機能低下の改善に用いられます。
＊[4]非ステロイド性抗炎症薬で、国内では牛(搾乳牛を除く。)に
用いられます。今回、牛(搾乳牛)へ使用を拡大する承認事項変更申
請がされています。
＊[5]ポリペプチド系抗生物質で、鶏及び豚等の飼料添加物として
指定されています。
(注)＊の記述は、物質の概要です。
(6)「食の安全ダイヤル」に寄せられた質問等(平成26年9月分)に
ついて
・事務局から報告。
詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20141014sfc
■専門調査会【農薬】
○第114回農薬専門調査会幹事会
日時:平成26年10月8日(水) 14:00～16:09
議題:(デルタメトリン及びトラロメトリン、フェノチオカルブ、
フルチアセットメチルほか2品目)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20141008no1
○第38回農薬専門調査会評価第二部会(非公開)
日時:平成26年10月10日(金) 14:00～16:56
議題:(アシベンゾラル-S-メチル)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20141010no1
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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第534回食品安全委員会
日時:平成26年10月21日(火) 14:00～
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成26年10月16日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定
■専門調査会【薬剤耐性菌に関するWG】【プリオン】
【器具・容器包装】
○第94回肥料・飼料等/第56回微生物・ウイルス合同専門調査会
（薬剤耐性菌に関するWG）
日時:平成26年10月20日(月) 14:00～
議題:(牛及び豚に使用するセフチオフル製剤に係る薬剤耐性菌)
http://www.fsc.go.jp/osirase/hisiryou_annai94.html
○第87回プリオン専門調査会
日時:平成26年10月23日(木) 10:00～
議題:(ブラジルから輸入される牛肉及び牛の内臓)
http://www.fsc.go.jp/osirase/prion_annai87.html
○第32回器具・容器包装専門調査会
日時:平成26年10月23日(木) 14:00～
議題:(フタル酸ベンジルブチル(BBP))
http://www.fsc.go.jp/osirase/kigu_youki_annai32.html
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3.平成27年度食品健康影響評価技術研究課題の公募について
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食品安全委員会では、科学を基本とする食品健康影響評価の推進の
ため、提案公募型の委託研究事業「食品健康影響評価技術研究」を
実施しています。
今般、「食品安全確保総合調査及び食品健康影響評価技術研究の優
先実施課題(平成27年度）」(平成26年9月16日食品安全委員会
決定)に掲げる研究課題について、公募を開始しましたので、お知
らせします。
募集課題等詳細についてはこちらをご覧ください。
http://www.fsc.go.jp/senmon/gijyutu/annai_27_kadai_koubo.html
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4.内閣府 食品安全委員会事務局 技術参与の募集
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内閣府食品安全委員会事務局は、技術参与(非常勤一般職国家公務
員)として、海外の食品安全に関する情報収集(英語)を担当する技
術参与を募集しています。
※応募締め切りは10月24日(金) 17時必着となっております。
詳細はこちら(ＰＤＦ)をご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/sonota/saiyo/saiyo_annai_gijyutusan_261001.pdf
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5.お知らせ(食品安全等に関するメールマガジンのご案内)
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■食品安全エクスプレス(毎日)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/johokan/mail_magagine.html
■関東農政局では、行政情報・地域の食と農のイベント情報等など
の話題をタイムリーにお知らせするためメールマガジンを発行して
おります。
配信を希望される方は、こちらからお願いします。
http://www.maff.go.jp/kanto/houdou/kouhou/merumaga/index.html
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(編集後記)
先日、知人グループで田んぼのオーナーになっている青森の農場に、
稲刈りに行ってきました。東京から同行したグループメンバーの方
々は、「子供の時にやったことがある」「親戚のところに手伝いに
行っている」ということで、稲刈り用のぎざぎざの刃が付いた鎌で
の手刈りもサッサとやってのけておられました。
当方は地方都市の下町っこ三代目で、直接の血縁で農業に携わって
いる家がありません。この農場の田んぼのオーナーになって初めて、
「田舎」というものができました。数年のお付き合いで、もう従兄
弟のような気になっています。今年のお米は粒が小さくて、とか、
紅玉はいつもより大きいね、なんて会話が実感をもってできるよう
になって、田舎があるっていいな…と思っています。
(ぽにょ)
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[お知らせ]
食品安全委員会e-マガジン第385号は、
平成26年10月22日(水)配信予定です。
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※このメールはシステムが自動発行しておりますので、返信メール
は受け付けておりません。
■食品安全委員会e-マガジンバックナンバー
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