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内閣府 食品安全委員会ｅ－マガジン　第379号　平成26年9月3日
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(今号の総文字数:約5,110字)

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┃今週の話題┃
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★フグの混入した疑いのあるアジについて
http://www.fsc.go.jp/sonota/sonota/fugu_aji.html

★食品に関するリスクコミュニケーション
～知ろう、考えよう、農薬のこと～(東京都千代田区)

★平成26年度食品健康影響評価技術研究成果発表会を開催します。
(開催日:9月26日(金))

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【　目　次　】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第528回食品安全委員会

★評価の要請
・添加物1品目
・プリオン1案件

★米国、カナダ、フランス、オランダにおける食肉処理施設の現地
調査報告

★評価結果の通知
・遺伝子組換え食品等「除草剤アリルオキシアルカノエート系及び
グルホシネート耐性ダイズ68416系統」
・薬剤耐性菌「ガミスロマイシンを有効成分とする牛の注射剤(ザ
クトラン)の承認に係る薬剤耐性菌」

★食品安全関係情報(7月19日～8月15日収集分)

[2]専門調査会
・第37回農薬専門調査会評価第三部会(非公開)
・第92回肥料・飼料等/第53回微生物・ウイルス合同専門調査会
（薬剤耐性菌に関するWG）
・第100回新開発食品専門調査会(非公開)

2.食品安全委員会などの開催案内
・第529回食品安全委員会
・専門調査会

3.リスクコミュニケーション

4. 平成26年度食品健康影響評価技術研究成果発表会の開催

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1.食品安全委員会の開催結果
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■第528回食品安全委員会
日時:平成26年9月2日(火) 14:00～15:53
傍聴者:17名
議事概要:
(1)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取に関
するリスク管理機関からの説明について
[1]添加物1品目
・ケイ酸カルシウム
・厚生労働省から説明
・本件については、添加物専門調査会において審議することとなっ
た。
＊粉末状または顆粒状食品の固結防止剤、錠剤・カプセル食品の製
造用剤として広く欧米諸国で使用されています。

[2]プリオン1案件
・牛海綿状脳症(BSE)対策におけるゼラチン等に係る規制の見直し
について
・厚生労働省から説明
・本件については、プリオン専門調査会において審議することとな
った。

(2)米国、カナダ、フランス、オランダにおける食肉処理施設の現
地調査報告について
・厚生労働省から説明

(3)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
【食品健康影響評価】
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省及び農林
水産省)へ通知することとなった。
[1]遺伝子組換え食品等「除草剤アリルオキシアルカノエート系及
びグルホシネート耐性ダイズ68416系統」
・「遺伝子組換え食品(種子植物)の安全性評価基準」に基づき評価
した結果、ヒトの健康を損なうおそれはないと判断した。

[2]薬剤耐性菌「ガミスロマイシンを有効成分とする牛の注射剤
(ザクトラン)の承認に係る薬剤耐性菌」
・ガミスロマイシンを有効成分とする牛の注射剤(ザクトラン)が、
牛に使用された結果としてハザードが選択され、牛由来の畜産食品
を介してヒトがハザードに暴露され、ヒト用抗菌性物質による治療
効果が減弱又は喪失する可能性は否定できないが、リスクの程度は
低度と考えた。

＊[1]除草剤アリルオキシアルカノエート系及びグルホシネートに
対する耐性をもつダイズです。
＊[2]マクロライド系抗菌性物質で、牛の細菌性肺炎の治療に用い
られます。

(注)＊の記述は、物質の概要です。

(4)食品安全関係情報(7月19日～8月15日収集分)について
・事務局から報告。
・米国食品医薬品庁(FDA)が発表した、ルピナスアレルギーに関す
る消費者向け啓発資料の概要を報告。
・英国食品基準庁(FSA)が公表した、小・中規模事業所向けの食品
アレルゲン表示に関するガイドラインの概要を報告。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/hazard/kai20140902_528sfc.pdf

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140902sfc

■専門調査会【農薬】【薬剤耐性菌に関するWG】【新開発食品】

○第37回農薬専門調査会評価第三部会(非公開) 　
日時:平成26年8月27日(水) 14:00～17:15
議題:(ブロマシル)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140827no1

○第92回肥料・飼料等/第53回微生物・ウイルス合同専門調査会
（薬剤耐性菌に関するWG）
日時:平成26年9月1日(月) 10:00～11:31
議題:(牛及び豚に使用するセフチオフル製剤に係る薬剤耐性菌)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140901ff1

○第100回新開発食品専門調査会(非公開)
日時:平成26年9月1日(月) 14:00～17:03
議題:(キリン　午後の紅茶　ヘルシーストレート、レア　スウィート)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140901sh1

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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第529回食品安全委員会
日時:平成26年9月9日(火) 14:00～
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成26年9月4日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定

■専門調査会【遺伝子組換え食品等】【農薬】【微生物・ウイルス】
○第130回遺伝子組換え食品等専門調査会(非公開)　
日時:平成26年9月5日(金) 14:00～
議題:(ATC1562株を利用して生産された25-ヒドロキシコレカルシ
フェロール、チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性ダ
イズ81419系統(食品・飼料))
http://www.fsc.go.jp/osirase/idensi_annai130.html

○第37回農薬専門調査会評価第二部会(非公開)
日時:平成26年9月8日(月) 14:00～
議題:(フェンメディファム)
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_hyouka2_37.html

○第54回微生物・ウイルス専門調査会
日時:平成26年9月10日(水) 13:30～
議題(クドア属粘液胞子虫)
http://www.fsc.go.jp/osirase/biseibutu-virus_annai54.html

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3.リスクコミュニケーション
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食品に関するリスクコミュニケーション
～知ろう、考えよう、農薬のこと～
■意見交換会の開催案内
・東京都千代田区
日時:平成26年9月16日(火) 13:30～16:00
場所:霞ヶ関合同庁舎4号館 12階共用会議室1219～1221号室
(東京都千代田区霞が関3丁目1番1号)
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/tokyo_risk_annai260819.html

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4.平成26年度食品健康影響評価技術研究成果発表会の開催
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食品安全委員会では、食品健康影響評価技術研究の成果の普及及び
活用を促進することを目的に、下記のとおり平成25年度に終了し
た研究課題について成果発表会を開催します。

日時：平成26年9月26日(金) 14:00～
会場：食品安全委員会 中会議室
申込締切：平成26年9月17日(水) 17:00
定員：100名
【プログラム】
(1)アルセノシュガー、アルセノリピッドを含有する食品摂取によ
る健康リスク評価　[主任研究者：大阪市立大学　圓藤吟史]
(2)ラットにおける遺伝毒性・反復投与毒性併合試験法の開発
[主任研究者：国立医薬品食品衛生研究所　西川秋佳]
(3)食品を介するリステリア感染症に係わる高病原性リステリア株
の評価と生体側の要因を加味した食品健康影響評価に関する研究 [主任研究者：国立医薬品食品衛生研究所　五十君靜信]

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/gijyutu/2609_seika_happyo_annai.html
◆◇◆―――――――――――――――――――――――――――
(編集後記)
8月11日から熱戦が繰り広げられた夏の高校野球も8月25日の決
勝で幕を閉じました。
すでに地元よりも東京での生活が長くなってしまいましたが、高校
野球となるとやはり地元の代表校を応援してしまいます。今年は、
地元の代表校が「機動破壊」旋風でベスト8まで勝ち進む活躍とな
り、大いに盛り上がりました。
最近、地元に帰省していないのですが、今回の地元の代表校の活躍
が郷土愛を思い出させるきっかけとなり、無性に帰省したい気持ち
にさせてくれました。
今月のいずれかの週末に久し振りに帰省することを計画中です。
(Miyabi)
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食品安全委員会e-マガジン第380号は、
平成26年9月10日(水)配信予定です。
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