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食品安全委員会e-マガジン第375号


食品安全委員会e-マガジン第375号


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内閣府 食品安全委員会e-マガジン 第375号 平成26年7月30日
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(今号の総文字数:約5,040字)

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┃今週の話題┃
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★伊村産業株式会社が輸入した冷凍ししゃもに係る異物の混入
http://www.fsc.go.jp/sonota/kinkyu/shisyamo_20140724.html

★バーベキューやハイキングでの食中毒にご注意ください(食中毒
予防のポイント)
http://www.fsc.go.jp/sonota/e1_bbq_food_poisoning_e2.html

★~食の安心・安全フォーラム 食品中の放射性物質に関する現状と
課題~正確な理解のために~(京都府)

★食品のリスクを考えるフォーラム~食中毒について学ぼう~
(和歌山県)


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【 目 次 】
1.食品安全委員会などの開催結果
[1]第524回食品安全委員会

★専門調査会における審議結果
・肥料・飼料等/微生物・ウイルス合同専門調査会(薬剤耐性菌に
関するワーキンググループ「エンラマイシン」

★評価結果の通知
・農薬「MCPA」
・動物用医薬品「ロニダゾール」

★食品健康影響評価の結果に基づく施策の実施状況の調査結果(平
成25年9月末時点)

[2]専門調査会
・第5回化学物質・汚染物質専門調査会化学物質部会
・第36回農薬専門調査会評価第四部会(非公開)
・第132回添加物専門調査会
・第30回器具・容器包装専門調査会
・第167回動物用医薬品専門調査会
・第168回動物用医薬品専門調査会(非公開)

2.食品安全委員会などの開催案内
・第525回食品安全委員会
・専門調査会

3.食品安全委員会が自ら行う安全性に関するリスク評価の対象案件
候補の募集

4.リスクコミュニケーション


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1.食品安全委員会の開催結果
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■第524回食品安全委員会
日時:平成26年7月29日(火) 14:00~14:34
傍聴者:1名
議事概要:
(1)肥料・飼料等/微生物・ウイルス合同専門調査会(薬剤耐性菌に
関するワーキンググループ)における審議結果について
【審議結果の報告と意見・情報の募集】
・「エンラマイシン」
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続き
に入ることが了承された。
*ポリペプチド系抗生物質で、鶏及び豚等の飼料添加物として指定
されています。

(2)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見について
【食品健康影響評価】
以下の審議結果が了承され、リスク管理機関(厚生労働省)へ通知す
ることとなった。
[1]農薬「MCPA」
・一日摂取許容量を0.0019 mg/kg 体重/日と設定する。
*除草剤で、水稲、とうもろこし等に使用します。農薬MCPBのポ
ジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)の見直
しに伴う基準値改正が要請されています。MCPAはMCPBの代謝物の
一つです。

[2]動物用医薬品「ロニダゾール」
・ロニダゾールの遺伝毒性を判断できず、発がん性が示唆されたこ
とから、一日摂取許容量を設定すべきでないと判断した。
*抗原虫剤で、日本国内で動物用医薬品の承認はありません。ポジ
ティブリスト制度導入に伴い、食品において「不検出」とされる農
薬等の成分とされています。

(注)*の記述は、物質の概要です。

(3)食品健康影響評価の結果に基づく施策の実施状況の調査結果に
ついて(第19回:平成25年9月末時点)
・事務局から報告

詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140729sfc

■専門調査会【化学物質・汚染物質】【農薬】【添加物】
【器具・容器包装】【動物用医薬品】

○第5回化学物質・汚染物質専門調査会化学物質部会
日時:平成26年7月23日(水) 9:00~12:11
議題:(加熱時に生じるアクリルアミド)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140723ka1

○第36回農薬農薬専門調査会評価第四部会(非公開) 
日時:平成26年7月23日(水) 14:00~17:27
議題:(キンクロラック)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140723no1

○第132回添加物専門調査会 
日時:平成26年7月24日(木) 14:00~16:05
議題:(グルコン酸亜鉛)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140724te1

○第30回器具・容器包装専門調査会
日時:平成26年7月25日(金) 9:00~12:06
議題:(フタル酸ベンジルブチル(BBP)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140725ky1

○第167回動物用医薬品専門調査会
日時:平成26年7月25日(金) 13:30~14:53
議題:(ジフルベンズロン)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140725do1

○第168回動物用医薬品専門調査会(非公開)
日時:平成26年7月25日(金) 15:10~16:32
議題:(メロキシカム、使用制限期間が設定されている既承認の動物
用ワクチンの添加剤)
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20140725do2


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2.食品安全委員会などの開催案内
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■第525回食品安全委員会
日時:平成26年8月5日(火) 14:00~
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成26年7月31日(木) 15:00頃にホームページに掲載予定

■リスクコミュニケーションのあり方に関する勉強会
○第3回リスクコミュニケーションのあり方に関する勉強会
日時:平成26年8月1日(金) 14:00~
議題:
(1)第11回企画等専門調査会における意見紹介
(2)勉強会メンバーによる発表
(3)意見交換
http://www.fsc.go.jp/osirase/risk_communication_annai3.html

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3.食品安全委員会が自ら行う安全性に関するリスク評価の対象案件
候補の募集
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食品安全委員会では、リスク評価機関からの要請がない場合でも、
国民の健康への影響が大きいと考えられるもの等について、自らの
判断により食品の安全性に関するリスク評価を行っているところで
す。

今年度も「自ら評価」の対象案件を選定するに当たり、広く国民の
皆様から案件候補の募集を行うことといたしました。

日々の食生活を通じ、食品健康影響評価の実施が必要と考えられる
食品等がございましたら、積極的に御提案ください。
詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_mizukara_260701.html

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4.リスクコミュニケーション
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~食の安心・安全フォーラム 食品中の放射性物質に関する現状と
課題~正確な理解のために~
■意見交換会の開催案内
・京都府
日時:平成26年8月25日(月) 13:30~16:30
場所:ウイングス京都(京都市中京区東洞院通六角下る)
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/kyoto_forum_annai260715.html

食品のリスクを考えるフォーラム
~食中毒について学ぼう~」
■意見交換会の開催案内
・和歌山県
日時:平成26年9月10日(水) 12:30~16:00
場所:和歌山県立わかやま館(和歌山市毛見1520和歌山マリーナシ
ティ内)
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/wakayama_forum_annai260724.html


◆◇◆―――――――――――――――――――――――――――
(編集後記)
先日氷の入ったグラスいっぱいにお茶を入れました。7歳と5歳の
子供に「氷が全部融けるとグラスからお茶は溢れるでしょうか?」
と問題を出したところ兄は「溢れないと思うよ。」とクールに答え、
弟は「溢れるに決まってる!氷が解けたら水が増えるんだから!」
と熱っぽく言っていました。
「少し時間をおいて自分の目で確認してみよう」と提案し、グラス
をテーブルに置いたままその場を離れました。1時間後「どうなっ
たかな?」とわくわくしている子供達とテーブルに戻ってきたとこ
ろ、衝撃的事件が!!子供の父親がなんとお茶を飲み干してグラス
は空っぽになっていました。
これぞ科学の不確実性だ!と言いたいのをぐっと我慢して落ち込む
子供たちをなだめ、「また実験しようね!」と言ったまま、まだ実
現していません。週末にでも再度挑戦したいと思います。
(フラ)
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[お知らせ]
食品安全委員会e-マガジン第376号は、
平成26年8月6日(水)配信予定です。
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