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食品安全委員会e-マガジン 第255号


食品安全委員会e-マガジン 第255号


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 食品安全委員会e-マガジン 第255号 平成23年10月14日 
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【 目 次 】

1.食品安全委員会などの開催結果

・第403回食品安全委員会
・専門調査会【農薬】【プリオン】

2.食品安全委員会などの開催案内

・第404回食品安全委員会
・専門調査会【農薬】

3.リスクコミュニケーション

・意見交換会などの開催案内
・意見交換会などの開催結果
・評価案等に対するご意見・情報の募集【プリオン】

4.その他

【目次おわり】

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1.食品安全委員会などの開催結果   
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■第403回食品安全委員会

日時:平成23年10月13日(木)13:59~14:55
傍聴者:16名
議事概要:
(1)食品安全基本法第24条の規定に基づく委員会の意見の聴取
に関するリスク管理機関からの説明について
(ア)添加物及び農薬
1)アゾキシストロビン
・厚生労働省から説明。
・本件については、農薬専門調査会において審議することとし、そ
の際には添加物専門調査会の専門委員のうち適当な委員に調査会に
出席いただくこととなった。
*殺菌剤及び防かび剤で、小麦、稲、うり類、いちご等に使用し
ます。今回、こんにゃくへの適用拡大申請及び収穫後にアゾキシス
トロビンが使用されたかんきつ類(みかんを除く)の輸入を可能に
するための食品添加物指定申請がされています。

(イ)農薬 23品目(11)~23)はポジティブリスト制度関連)
(22)及び23)は飼料中の残留農薬基準関連)
1)アセキノシル        2)アミスルブロム
3)アメトクトラジン      4)イソキサベン
5)イソピラザム        6)イプフェンカルバゾン
7)シフルメトフェン      8)チアクロプリド
9)フェンブコナゾール     10)ミルベメクチン
11)アクリナトリン      12)エポキシコナゾール
13)セトキシジム       14)アシベンゾラル-S-メチル
15)ジクロホップメチル    16)トリフロキシスルフロン
17)トリベヌロンメチル    18)ピクロラム
19)フェノキサプロップエチル 20)ブタフェナシル
21)フルオメツロン      22)アトラジン 
23)アルジカルブ
・厚生労働省、農林水産省及び担当委員の廣瀬委員から説明。
・「アセキノシル」、「アミスルブロム」、「シフルメトフェン」
及び「フェンブコナゾール」の4品目については、委員会において
審議を行い、必要に応じて評価書を改訂することとし、残り19品
目については、農薬専門調査会において審議することとなった。
*1)殺ダニ剤で、かんきつ、りんご等に使用します。今回、きく
(葉)への適用拡大申請及びホップへのインポートトレランス(国
外で使用される農薬等に係る残留基準)申請がされています。
*2)殺菌剤で、トマト、てんさい、キャベツ等に使用します。今
回、稲、かぶ、カリフラワー、たまねぎ、ねぎ、かぼちゃ、すいか、
しょうが、いちじくへの適用拡大申請がされています。
*3)殺菌剤で、今回、ばれいしょ、たまねぎ、トマト、ミニトマ
ト、きゅうり、ぶどうへの新規登録申請がされています。
*4)除草剤で、日本国内での食用への農薬登録はありません。今
回、ナッツ類、ぶどう等へのインポートトレランス申請がされてい
ます。
*5)殺菌剤で、日本国内での農薬登録はありません。今回、小麦、
大麦等へのインポートトレランス申請がされています。
*6)除草剤で、今回、水稲への新規登録申請がされています。
*7)殺ダニ剤で、かんきつ、なし等に使用します。今回、やまの
いも、食用ぎく、ピーマン、とうがん、モロヘイヤ、びわ、ぶどう、
みょうがへの適用拡大申請がされています。
*8)殺虫剤で、稲、きゅうり、りんご、もも等に使用します。今
回、こまつなへの適用拡大申請がされています。
*9)殺菌剤で、りんご、なし等に使用します。今回、だいず、た
まねぎへの適用拡大申請がされています。
*10)殺虫剤で、りんご、なす等に使用します。今回、さといも、
せり科葉菜類、きゅうり、食用へちま、うめ、いちじくへの適用拡
大申請及びホップ、アボガドへのインポートトレランス申請がされ
ています。
*11)殺虫剤で、なし、いちじく等に使用します。今回、りんご
への適用拡大申請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴
う残留基準(いわゆる暫定基準)が設定されています。
*12)殺菌剤で、日本国内での農薬登録はありません。今回、小
麦、大麦、だいず等へのインポートトレランス申請がされています。
ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。
*13)除草剤で、てんさい、ばれいしょ等に使用します。今回、
魚介類への基準値設定が要請されています。ポジティブリスト制度
導入に伴う残留基準が設定されています。
*14)植物活性剤で、日本国内での農薬登録はありません。ポジ
ティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。
*15)17)18)19)20)21)23)除草剤で、日本国
内での農薬登録はありません。ポジティブリスト制度導入に伴う残
留基準が設定されています。
*16)除草剤で、日本国内での食用での農薬登録はありません。
ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。
*22)除草剤で、とうもろこし、はとむぎ等に使用します。ポジ
ティブリスト制度導入に伴う残留基準が設定されています。

(ウ)遺伝子組換え食品等
1)低飽和脂肪酸・高オレイン酸及び除草剤グリホサート耐性ダイ
ズMON87705系統
・厚生労働省及び農林水産省から説明。
・本件について、遺伝子組換え食品等専門調査会において審議する
こととなった。
*飽和脂肪酸の含有量が低く抑えられ、オレイン酸の含有量が高め
られた、除草剤であるグリホサートに対し耐性を持つダイズです。

(2)プリオン専門調査会における審議結果について
1)「我が国に輸入される牛肉及び牛内臓に係る食品健康影響評価
[2](バヌアツ、アルゼンチン、ニュージーランド)」に関する
審議結果の報告と意見・情報の募集について
・担当委員の熊谷委員及び事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について、意見・情報の募集手続
きに入ることが了承された。

(3)食品安全委員会の9月の運営について
事務局から報告。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20111013sfc

■専門調査会【農薬】【プリオン】

○第11回農薬専門調査会評価第四部会(非公開)
日時:平成23年10月11日(火)14:00~17:00
議事概要:
(1)キノクラミン
・継続審議となった。
*除草剤で、水稲、くわい等に使用します。今回、魚介類への残留
基準の設定要請がされています。ポジティブリスト制度導入に伴う
残留基準が設定されています。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20111011no1

○第11回農薬専門調査会評価第一部会(非公開)
日時:平成23年10月12日(水)14:00~17:11
議事概要:
(1)フェノブカルブ
・審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.013mg/kg
体重/日をとし、評価書(案)を一部修正の上、農薬専門調査会幹
事会に報告することとなった。ただし、確認事項に対する回答につ
いて評価部会で確認することとなった。
*殺虫剤で、稲、小麦、きゅうり等に使用します。今回、魚介類へ
の残留基準の設定要請がされています。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20111012no1

○第66回プリオン専門調査会
日時:平成23年10月13日(木)15:58~17:42
議事概要:
(1)食品安全委員会が自ら行う食品健康影響評価(我が国に輸入
される牛肉及び牛内臓に係る食品健康影響評価)
・各国政府に送付した質問書に対する回答及び資料整備の進捗状況
について説明が行われた。
・ホンジュラス及びノルウェーの評価書(案)たたき台について審
議を行い、一部修正の上、食品安全委員会へ報告することとなった。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20111013pr1


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2.食品安全委員会などの開催案内
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※開催案内は10月14日(金)12:00現在のものです。

■第404回食品安全委員会 
日時:平成23年10月20日(木)14:00~
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成23年10月18日(火)18:00頃にホームページ
に掲載予定。

■専門調査会【農薬】

○第77回農薬専門調査会幹事会
日時:平成23年10月21日(金)14:00~17:00
議題:
(1)ジメタメトリン、フルチアニル及びメタゾスルフロン
(2)サフルフェナシルの食品健康影響評価に関する審議結果(案)
についての御意見・情報の募集結果について
(3)食品健康影響評価について調査審議する評価部会の指定につ
いて
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_kanjikai_77.html

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3.リスクコミュニケーション    
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■意見交換会などの開催案内

○「食品のリスクを考えるワークショップ(鹿児島県)~食の安心
は食品の安全性とリスクを知ることから~」

日時:平成23年10月25日(火)13:00~16:30
場所:鹿児島県自治会館401号室
募集人数:40名程度
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/workshop_kagoshima_risk_annai231025.html

○「食品のリスクを考えるフォーラム(山形県)~食品と放射性物
質~」

日時:平成23年11月1日(火)13:30~15:45
場所:山形県生涯学習センター"遊学館" 第2研修室(3階)
募集人数:30名程度
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/forum_yamagata_risk_annai231101.html

○「食品のリスクを考えるワークショップ(京都府)~お肉の生食
と食中毒~」

日時:平成23年11月11日(金)13:00~16:30
場所:京都府公館レセプションホール
募集人数:20名程度
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/workshop_kyoto_risk_annai231111.html

○「食品のリスクを考えるフォーラム(松山市)~食品と放射性物
質~」

日時:平成23年11月11日(金)13:30~15:45
場所:松山市保健所 教育研修室(4階)
募集人数:30名程度
http://www.fsc.go.jp/koukan/annai/forum_matsuyama_risk_annai231111.html

○平成23年度食品健康影響評価技術研究成果発表会

日時:平成23年10月26日(水)10:00~15:00
場所:食品安全委員会大会議室
http://www.fsc.go.jp/osirase/gijyutu/23gijyutu_seika_annai.pdf

■意見交換会などの開催結果

○食品のリスクを考えるフォーラム(佐賀県)~私たちの健康と食
品添加物の安全性~
日時:平成23年10月6日(木)14:00~16:00
場所:佐賀県庁大会議室(新行政棟11階)
主催:食品安全委員会・佐賀県
参加者:38名
プログラム:
◇話題提供1「食品添加物のリスク評価」
◇話題提供2「食品添加物に対する監視指導について」
◇話題提供者との意見交換

概要:
最初に食品安全委員会事務局より食品添加物の安全性の考え方、リ
スク評価について、続いて佐賀県生活衛生課より食品添加物のリス
ク管理の状況について話題提供しました。その後、参加者の皆さん
からいただいた質問の紹介と参加者による発言を交えながら意見交
換を行いました。参加者からは「農薬登録もされている食品添加物
は両方で使用される事を考慮してADIが決められているのか。」、
「既存添加物はリスク評価を実施しているのか。」、「複数の食品
添加物を一緒に摂った時の影響は調べているのか。」、「漬物で使
用基準違反が多いのは何故か。」など様々な疑問や意見が出され、
熱心な意見交換がされました。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20111006ik1

■評価案等に対するご意見・情報の募集【プリオン】

○我が国に輸入される牛肉及び牛内臓に係る食品健康影響評価[2]
(バヌアツ、アルゼンチン、ニュージーランド)
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_prion23_231013.html

上記募集期間:
平成23年10月13日(木)~平成23年11月11日(金)まで

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4.その他 
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■食品安全委員会e-マガジンバックナンバー
http://www.fsc.go.jp/sonota/e-mailmagazine/back_number.html

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 食品安全委員会e-マガジン第256号は平成23年10月21
日(金)配信予定です。
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