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食品安全委員会e−マガジン 第102号


食品安全委員会e−マガジン 第102号


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  内閣府食品安全委員会事務局 発行 (毎週金曜日発行)       
  食品安全委員会e−マガジン 第102号 平成20年6月27日
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★*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜* 目 次 *〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*☆*〜*★

1.食品安全委員会などの会合結果
◆第244回食品安全委員会
【農薬】【動薬】【肥料・飼料】【遺伝子】

◆専門調査会
・第62回遺伝子組換え食品等専門調査会
・第63回遺伝子組換え食品等専門調査会(非公開)
・第40回農薬専門調査会幹事会
・第6回動物用医薬品専門調査会確認評価部会
・第95回動物用医薬品専門調査会

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2.食品安全委員会からのお知らせ
◆食品安全委員会開催案内
・第245回食品安全委員会 [開催日:7月3日]

◆専門調査会開催案内
・第17回農薬専門調査会確認評価第一部会 [開催日:7月1日]
・第38回リスクコミュニケーション専門調査会 [開催日:7月4日]
・第3回微生物・ウイルス専門調査会ワーキンググループ
[開催日:7月7日]

◆意見・情報の募集 (意見募集期間:6月26日〜7月25日)
○農薬2品目
・「トリフロキシストロビン」
・「フルアジナム」
○動物用医薬品3品目
・「ミロサマイシン」
・「ミロサマイシンを有効成分とする豚の注射剤(マイプラビン注100)」
・「ミロサマイシンを有効成分とするみつばちの飼料添加剤(みつばち
用アピテン)の再審査」

◆意見交換会等のお知らせ【リスコミ】
・「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座【佐賀】」
[開催日:7月11日](只今募集中)

◆新着情報
・「食品安全確保総合調査における一般競争入札(総合評価落札方
式)の公告について」
・食品安全モニターからの報告(平成20年4・5月分)について

…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
3.主なリスク評価等の更新情報(6月19日〜6月25日) 
 【動薬】【添加物】【肥料・飼料】

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4.委員随想
     「水の評価」
   食品安全委員会委員 本間 清一
…〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜……〜…
5.その他
・食品の安全に関する情報の検索システムの紹介
・農林水産省からのお知らせ
・食品安全委員会e-マガジンバックナンバーのお知らせ

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厂厂厂厂 1.食品安全委員会などの会合結果
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■◇■食品安全委員会の会合結果■◇■

■第244回食品安全委員会■ 
【農薬】【動薬】【肥料・飼料】【遺伝子】
日時:平成20年6月26日(木) 14:00〜15:35
場所:食品安全委員会 大会議室
傍聴者数:13名

議事概要:

(1)農薬専門調査会における審議状況について

1)「トリフロキシストロビン」に関する意見・情報の募集について
2)「フルアジナム」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入る
とともに、フルアジナムの発生毒性試験について、専門家の意見を聴く
などして委員会に報告することが了承された。

<参考>
1)殺菌剤で、りんご、茶等に使用し、なしへの適用拡大申請がされて
います。
2)殺菌剤で、小麦、ばれいしょ等に使用し、らっきょう、食用ゆり等へ
の適用拡大申請がされています。
1)、2)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基
準)が設定されています。

(2)動物用医薬品専門調査会における審議状況について

1)「ミロサマイシン」に関する意見・情報の募集について
2)「ミロサマイシンを有効成分とする豚の注射剤(マイプラビン注100)」
に関する意見・情報の募集について
3)「ミロサマイシンを有効成分とするみつばちの飼料添加剤(みつばち
用アピテン)」に関する意見・情報の募集について
・事務局から説明。
・取りまとめられた評価書(案)について意見・情報の募集手続に入る
ことが了承された。

<参考>
1)〜3)抗菌剤で、豚マイコプラズマ肺炎の治療及びみつばちのアメリ
カ腐蛆病(みつばちの幼虫を侵す伝染病)の予防に用いられています。
1)〜3)ポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定基準)
が設定されています。

(3)食品安全基本法第24条に基づく委員会の意見の聴取について

1)飼料添加物「タウリン」に係る食品健康影響評価について
・事務局から説明。
・「適切に使用される限りにおいては、食品を介してヒトの健康に影響を
与える可能性は無視できるものと考えられる。」との審議結果が了承され、
リスク管理機関(厚生労働省、農林水産省)へ通知されることとなった。

2)飼料添加物の賦形物質「飼料添加物アスタキサンチン、カンタキサ
ンチン及び酢酸dl−α−トコフェロールの製剤の賦形物質リグノスル
ホン酸カルシウム及びリグノスルホン酸ナトリウム」に係る食品健康影
響評価について
・事務局から説明
・「適切に使用される限りにおいては、食品を介してヒトの健康に影響を
与える可能性は無視できるものと考えられる。」との審議結果が了承され、
リスク管理機関(農林水産省)へ通知されることとなった。

<参考>
1)魚類等において必須の栄養成分で、飼料中の栄養成分の補給を
目的として使用されます。
2)木材からパルプを製造する際に得られる副産物で、飼料添加物
原料の希釈剤として使用されます。
賦形物質:一般的には、錠剤・顆粒などの製剤の形状を作るときに必
要な乳化剤・安定剤などのことですが、飼料添加物の製剤では、飼
料添加物の有効成分を希釈するために混合するものも含まれます。

(4)「遺伝子組換え食品(微生物)の安全性評価基準」について

・事務局から説明。
・本評価基準が決定され、これに基づき、個別の案件の審議を
専門調査会において進めることとされた。

(5)容器包装詰低酸性食品のボツリヌス食中毒対策について

・厚生労働省からの報告。

(6)食品安全モニターからの報告(平成20年4、5月分)について

・食品安全モニターから4月中に報告された9件、5月中に報告された
25件について事務局から報告。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/i-dai244/index.html

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■◇■専門調査会会合結果■◇■ 【遺伝子】【農薬】【動薬】 

■第62回遺伝子組換え食品等専門調査会■
日時:平成20年6月20日(金) 14:00〜14:35
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:
1)遺伝子組換え食品(微生物)の安全性評価基準について
・審議の結果、遺伝子組換え食品(微生物)の安全性評価基準(案)
を一部修正の上、食品安全委員会へ報告することとなった。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/idensi/i-dai62/index.html

■第63回遺伝子組換え食品等専門調査会(非公開)■
日時:平成20年6月20日(金) 14:50〜16:20
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:
1)コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMIR604(食品・飼料)
2)チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
Bt11系統とコウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMIR604系統を
掛け合わせた品種(食品)
3)コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMIR604系統と除草剤グリ
ホサート耐性トウモロコシGA21系統を掛け合わせた品種(食品)
4)チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
Bt11系統とコウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMIR604系統と
除草剤グリホサート耐性トウモロコシGA21系統を掛け合わせた品
種(食品)
・審議の結果、指摘事項を確認の上、評価書(案)を修正することと
なった。
5)Streptomyces violaceoruber(pNAG)株を利用して生産された
キチナーゼ
・審議の結果、食品安全委員会に報告することとなった。

<参考>
1)既に、安全性評価を通知した遺伝子組換えトウモロコシです(平成
19年8月)。導入遺伝子の近傍塩基配列において、申請書との相違
が認められたことから、再評価が要請されました。
2)〜4)については、1)を用いて、他の系統と掛け合わせた品種です。
MIR604系統:コウチュウ目害虫に対し抵抗性を持つトウモロコシです。
Bt11系統:グルホシネートに対し耐性を持つトウモロコシです。
GA21系統:グリホサートに対し耐性を持つトウモロコシです。
5)キチナーゼ:カニ殻やエビ殻から調製されたキチンまたはキチンオリ
ゴ糖の加水分解に使用される酵素です。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/idensi/i-dai63/index.html

■第40回農薬専門調査会幹事会■
日時:平成20年6月24日(火) 14:00〜17:55
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:
1)急性参照用量の設定について
・事務局より、急性参照用量(ARfD)に関する海外のガイダンス等が提
出された。海外のガイダンス等を参照の上、リスク管理機関と調整を進
めながら、ARfDの設定について検討していくこととなった。

2)オキサジクロメホン
審議の結果、0.0091mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。

3)カズサホス
審議の結果、0.00025mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。

4)ゾキサミド
審議の結果、0.48mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。

5)チアゾピル
審議の結果、0.0072mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。

6)トリルフルアニド
審議の結果、0.036mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。

7)フェンブコナゾール
審議の結果、0.03mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
食品安全委員会に報告することとなった。

8)フロニカミド
審議の結果、0.073mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。

9)プロポキシカルバゾン
審議の結果、0.43mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。

10)メタフルミゾン
審議の結果、0.12mg/kg体重/日を一日摂取許容量(ADI)とし、
評価書(案)を一部修正の上、食品安全委員会に報告することとなった。

11)「暫定基準が設定された農薬等の食品健康影響評価の実施手順」
に基づく報告について
・平成20年1月から5月までに厚生労働省から報告を受けた農薬15剤
の推定摂取量のADI比について報告された。

12)その他
・第242回食品安全委員会(平成20年6月12日開催)において農薬
専門調査会での審議結果が報告されたフルセトスルフロンについて、
食品安全委員会委員から出された指摘への対応が審議された。評価
書(案)を一部修正することとなった。

<参考>
1)急性参照用量(ARfD)とは、24時間又はそれより短時間の経口
摂取により、ヒトの健康に悪影響を示さないと推定される量のことです。
2)除草剤で、水稲に使用し、魚介類への残留基準値の設定が申請
されています。
3)殺虫剤で、だいこん、きゅうり等に使用し、みずな、ししとう、ごぼう、
ピーマンへの適用拡大申請がされています。
4)殺菌剤で、日本国内での農薬登録はありません。
5)除草剤で、日本国内での農薬登録はありません。
6)殺菌剤で、日本国内での農薬登録はありません。とうがらしへの
インポートトレランス(国外で使用される農薬等に係る残留基準)申請
がされています。
7)殺菌剤で、りんご、もも等に使用し、てんさいへの適用拡大申請が
されています。
8)殺虫剤で、なす、きゅうり等に使用します。すいか、ぶどう等への
適用拡大申請がされており、加えて、ホップへのインポートトレランス
申請がされています。
9)除草剤で、日本国内での農薬登録はありません。
10)殺虫剤で、はくさい、キャベツへの新規農薬登録申請がされて
います。
2)、4)、5)、6)、9)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(い
わゆる暫定基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/kanjikai_dai40/index.html

■第6回動物用医薬品専門調査会確認評価部会■
日時:平成20年6月25日(水) 13:30〜15:10
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:
1)ラフォキサニド
・審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.0004mg/kg体重/日
とすることが了承され、評価書(案)を一部修正の上、動物用医薬品
専門調査会に報告することとなった。

2)カルプロフェン
・審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.01mg/kg体重/日とす
ることが了承され、評価書(案)を一部修正の上、動物用医薬品専門
調査会に報告することとなった。

3)セフキノム
・審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.0014mg/kg体重/日
とすることが了承され、評価書(案)を一部修正の上、動物用医薬品
専門調査会に報告することとなった。

4)イミドカルブ
・審議の結果、一日摂取許容量(ADI)を0.005mg/kg体重/日
とすることが了承され、評価書(案)を一部修正の上、動物用医薬品
専門調査会に報告することとなった。

<参考>
1)寄生虫駆除剤で、線虫類、吸虫類の駆虫に用いられます。
2)抗炎症薬で、牛及び馬の炎症作用に伴う痛みを軽減するために
用いられます。
3)抗菌剤で、牛の肺炎治療に用いられます。
4) 寄生虫駆除剤で、牛等に用いられます。
1)〜4)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定
基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-kakunin_dai6/index.html

■第95回動物用医薬品専門調査会■
日時:平成20年6月25日(水) 15:30〜17:00
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:
1)硫酸セフキノムを有効成分とする牛の注射剤(コバクタン/
セファガード)
・審議の結果、「本製剤が適切に使用される限りにおいては、食品
を通じてヒトの健康に影響を与える可能性は無視できると考えられ
る。」とすることが了承され、評価書(案)を一部修正の上、食品安
全委員会に報告することとされた。

2)ノルフロキサシンを有効成分とする鶏の経口投与剤(インフェック
10%液)及び豚の経口投与剤(インフェック2%散)
・継続審議とされた。

3)その他
・厚生労働省から報告のあった動物用医薬品イソプロチオランの推
定摂取量等について、動物用医薬品専門調査会で確認された。
・「動物試験データをヒトに外挿する場合の安全係数/不確実係数
について」の説明を行った。

<参考>
1)抗菌剤で、牛の肺炎治療に用いられます。
2)鶏の大腸菌症、豚の細菌性下痢及び胸膜肺炎治療に用いられ
ます。
1)、2)はポジティブリスト制度導入に伴う残留基準(いわゆる暫定
基準)が設定されています。

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/senmon/doubutu/d-dai95/index.html

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厂厂厂厂 2.食品安全委員会からのお知らせ
厂厂厂           
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※開催案内は6月27日17:00現在のものです。

■◇■食品安全委員会開催案内■◇■

■第245回食品安全委員会■
日時:平成20年7月3日(木) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成20年7月1日(火)18:00頃にホームページ
に掲載予定。

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※当日は「食品安全委員会設立5周年」を記念し、大会議室前に
おいて「5周年の歩み」他の特別展示を行っています。
ご来場の際は、是非ご覧下さい。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

※今後の食品安全委員会等開催予定はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html

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■◇■専門調査会開催案内■◇■ 【農薬】【リスコミ】【微生物・ウイルス】

■第17回農薬専門調査会確認評価第一部会(非公開)■
日時:平成20年7月1日(火) 14:00〜17:30
場所:食品安全委員会 中会議室
議題:
(1)農薬(1,3−ジクロロプロペン及びジチアノン)の食品健康影響
評価について
(2)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/nouyaku_annai_kakunin1_17.html

■第38回リスクコミュニケーション専門調査会■
日時:平成20年7月4日(金) 10:00〜12:30
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:
(1)リスクコミュニケーションの検証に係る担当グループでの取りまとめ
結果について
(2)地方公共団体との協力に係る担当グループでの取りまとめ結果に
ついて
(3)三府省におけるリスクコミュニケーションの取組について
(4)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/risk_annai38.html

■第3回微生物・ウイルス専門調査会ワーキンググループ■
日時:平成20年7月7日(月) 14:00〜
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:
(1)平成19年度食品健康影響評価技術研究「定量的リスク評価に
応用可能な手法の検索、分析及び開発に関する研究(分担研究:カ
ンピロバクターによる生鶏肉の食中毒の定量的リスクアセスメントモ
デルの開発)」について
(2)鶏肉を主とする畜産物中のカンピロバクター・ジェジュニ/コリの
食品健康影響評価について
(3)その他

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/osirase/wg_biseibutu-virus_annai3.html

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■◇■意見・情報の募集■◇■ 【農薬】【動薬】

■「トリフロキシストロビン」に関する意見・情報の募集について■
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_nouyaku_trifl_200626.html

■「フルアジナム」に関する意見・情報の募集について■
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc2_nouyaku_fluaz_200626.html

■「ミロサマイシン」に関する意見・情報の募集について■
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc3_doubutu_mirosa_200626.html

■「ミロサマイシンを有効成分とする豚の注射剤(マイプラビン注100)」
に関する意見・情報の募集について■
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc4_doubutu_myp_200626.html

■「ミロサマイシンを有効成分とするみつばちの飼料添加剤(みつばち
用アピテン)の再審査」に関する意見・情報の募集について■
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc5_doubutu_api_200626.html

上記募集期間:
平成20年6月26日(木)から7月25日(金)17:00まで

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■◇■意見交換会等のお知らせ■◇■ 【リスコミ】 

■「食品の安全性に関する地域の指導者育成講座【佐賀】」の開催と
参加者の募集について■

 食品の安全性確保のためのリスク分析の考え方や食品安全委員会
の取組について講義を行った後グループに分かれて、コミュニケーション
能力を高め、地域での活動につながる演習を行います。
 参加者には、本講座で得た知識・経験を踏まえ、主体的な活動を通じて
地域におけるリスクコミュニケーションの指導者として、情報・理解の裾野
を広げていただくことを期待しています。
○佐賀会場 (只今募集中)
日時:平成20年7月11日(金)13:00 〜 17:00
場所:アバンセ 4階 第3研修室(佐賀市天神3丁目2−11
「どんどんどんの森」内)
主催:食品安全委員会、佐賀県
プログラム:
・講演 
「食品安全のためのリスク分析(食品のリスクとのつきあい方)」
小平 均(内閣府食品安全委員会事務局リスクコミュニケーション官)
・ゲーミングシミュレーション 「クロスロード」を使った演習
 横田 久美(内閣府食品安全委員会事務局技術参与)

※「クロスロード」(Crossroad):ある出来事に対して、立場の違いなど
による意見や価値観の違いを、参加者同士で共有することを通じ、リス
クコミュニケーションを学ぶ手法として開発されたゲーミングシミュレー
ションです。
(商標登録済 商願番号2004-83439および2004-83440)
 制作著作:TeamCrossroad チームクロスロード

※詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.fsc.go.jp/koukan/kouza_annai_saga_200711.html

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■◇■新着情報■◇■

■「食品安全確保総合調査における一般競争入札(総合評価落札
方式)の公告について」■

 以下の調査(1課題)について公告を行いましたので、お知らせ
します。
●調査課題名:リスク認知の形成要因等に関する調査
・公告日:平成20年6月24日(火)
・技術等提案書提出日:平成20年7月8日(火)正午まで

※食品安全確保総合調査の詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.fsc.go.jp/senmon/anzenchousa/anzenchousa20keikaku.html

※一般競争の公告については、内閣府ホームページの「調達情報」
から「WTO対象外、入札公告」をご覧ください。
http://www.e-procurement-cao.jp/choutatsujouhou.html

■食品安全モニターからの報告(平成20年4・5月分)について■
http://www.fsc.go.jp/monitor/200405moni-saisyuhoukoku.pdf

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厂厂厂厂 3.主なリスク評価等の更新情報
厂厂厂       (6月19日〜6月25日)
厂厂       【動薬】【添加物】【肥料・飼料】

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●6月20日(金)
・「食品安全委員会(第240回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080529sfc
・「動物用医薬品専門調査会(第94回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080523do1
・「添加物専門調査会(第58回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080526te1

●6月23日(月)
・「リスク評価:肥料・飼料等(L−アスコルビン酸ナトリウム(農林水産省))
の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-l_ascorbic_na_n_200619.pdf
・「リスク評価:動物用医薬品、肥料・飼料等(アスコルビン酸(対象外
物質))の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-ascorbicacid-k_200619.pdf
・「食品安全委員会(第241回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20080605sfc
・「動物用医薬品専門調査会(第30回)の議事録」を掲載
http://www.fsc.go.jp/fsciis/meetingMaterial/show/kai20050621do2

●6月24日(火)
・「リスク評価:その他((清涼飲料水)亜塩素酸)の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-chlorous_acid_200619.pdf
・「リスク評価:その他((清涼飲料水)二酸化塩素)の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-chroline_dioxide_200619.pdf
・「リスク評価:添加物(L−アスコルビン酸カルシウム)の通知文書」を更新
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-l_calciumascorbate.pdf
・「リスク評価:添加物(亜塩素酸ナトリウム)の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy-tuuchi-sodium_chlorite_k_200619.pdf
・「リスク評価:添加物(亜塩素酸水)の通知文書」を掲載
http://www.fsc.go.jp/hyouka/hy/hy-tuuchi-chlorous_acid_aqueous_k_200619.pdf

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厂厂厂厂4.委員随想
厂厂厂     「水の評価」
厂厂      食品安全委員会委員   本間 清一

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 水は食品に含まれる成分として最も一般的な成分である。その量は
通常パーセントなどの重量比で示される。水はアルコールを除けば
唯一の揮発性成分で、食品の水分含量は105℃に加熱して減量した
量をもって水の含量とする。煎餅を包装せずにおいたとしよう。煎餅は
おかれた環境の湿度により重量は増減し、空気が乾いていれば煎餅
は水分を空気中に放湿(乾燥)し減り、湿っていれば空気中の水が煎
餅に吸いよせられ(吸湿)増加する。パーセントで食品の成分を示すと、
水分の含量により炭水化物、脂肪、タンパク質、無機質、ビタミンなど
の他の成分の数値が変動し、成分の把握がしにくい。そのため、水分
を除いた不揮発性成分(乾物)をもとにした乾物重量%がつかわれる
のである。
 そこで、煎餅を放置しても水分の増減が起こらない環境の湿度(相対
湿度)を平衡相対湿度といい、空気中から煎餅に吸いよせられる水の
量と煎餅から環境の空気中に離れて飛んでゆく水の量が等しい状況、
即ち動的平衡の状態にあるという。
 平衡状態の相対湿度は煎餅を砕き小さな密閉できる器に入れ、容器
内湿度を検知できるセンサーを装着し一定温度下におくと数時間で一
定の相対湿度を示す。食品の水分子の動きやすさ(水分活性)は平衡
状態にある環境(空気)の蒸気圧に相当する;煎餅の代わりに純粋な
水をおいて測定した水蒸気圧は最大であり、水分活性Aw=1とあらわ
す。水の中に砂糖や塩を溶かしてゆくと、溶かした砂糖や塩は水分子
をつかまえやすく、その結果水の分子運動がおそくもなる。溶かした量
に応じて水は塩や砂糖に捕まえられ、空気中に飛び出しにくくなるので
平衡状態の空気の水蒸気圧は減少し、AWが1以下になる。食品に塩
や砂糖を加えることは乾燥と同等な行為であり、水分活性の低い水に
する。
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厂厂厂厂5.その他
厂厂厂
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☆゜'・:*:.。:*:*。。*・。*・。*・。*・。。*:*:。.:*:・'゜☆☆゜'・:*:.。:*:*・'゜☆
『編集後記』
6月も早や月末。そろそろ全国的に鮎漁が解禁となり、旬の季節の到来です。
生けづくり、甘露煮、鮎鮨など様々な料理があります。天ぷらやフライなどにも
するそうですな。しかし、なんといっても「塩焼き」でしょ。串焼き状のものを
ガブリと頬張り、ビールをグビッと。独特の「香り」が鼻にぬけ、初夏を直に満喫
です。更には「うるか」なぞを舐め舐め、冷酒をクイッと。んー、堪りませんなぁ。
さて、そんな鮎の釣り方に、「友釣り」なる方法があります。若鮎の縄張りを作る
習性を利用したもので、ハリを付けた囮の鮎を野鮎の縄張りに侵入させ、縄張り
争いの際にハリに引っ掛け釣り上げる方法だそうです。エサも使わずに釣果を
得るワケですねぇ。知恵と技術を駆使した方法ですね。・・・・・って、囮の鮎は
どうやって確保するのでしょうかね。考えると眠れなくなりそうです(笑)。
さあ、あと数日で7月。本格的な夏の到来は、もうすぐそこまでやってきていますヨ!
Are you ready?     (八街)

☆゜'・:*:.。:*:*。。*・。*・。*・。*・。。*:*:。.:*:・'゜☆☆゜'・:*:.。:*:*・'゜☆

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 食品安全委員会e−マガジン第103号は平成20年7月4日(金)配信予定です。
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※このメールはシステムが自動発行しておりますので、返信メールは
 受け付けておりません。

<配信中止・配信先変更はこちら>
https://regist11.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=obp-njsd-3fc1064b497e44431b2fd03ce8281bde

<食の安全に関するご意見・ご要望はこちら>
●「食の安全ダイヤル」
・受付電話番号:03−5251−9220・9221
(月曜日から金曜日の10:00〜17:00)

・メールでの受付: http://www.iijnet.or.jp/cao/shokuhin/opinion-shokuhin.html
メールマガジンに関するご質問も上記のフォームで受付致しますが、
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なお、送付頂いたすべての内容にお答えできない場合もありますが、
今後の参考とさせて頂きます。
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