FSC Views

食品安全委員会e−マガジン 第5号


食品安全委員会e−マガジン 第5号

============================================================
内閣府食品安全委員会事務局 発行 (毎週金曜日発行)
食品安全委員会e−マガジン 第5号   平成18年6月30日
============================================================

■ 目 次 ■

1.食品安全委員会などの会合結果
◇ 食品安全委員会の会合結果
◇ 専門調査会の会合結果

2.食品安全委員会からのお知らせ
◇ 食品安全委員会開催案内

3.豆知識 「自ら評価」とは?

★★★ 6月は「食育月間」です! ★★★


==============================
1.食品安全委員会などの会合結果
==============================

◆ 食品安全委員会の会合結果

第149回食品安全委員会
日時:平成18年6月29日(木) 14:00〜15:30
場所:食品安全委員会 大会議室
傍聴者数:47名

議事概要:

(1)平成17年度食品安全委員会運営状況報告書について

・坂本委員及び事務局から報告。
→ 「平成17年度食品安全委員会運営状況報告書(案)」について
了承された。

(2)暫定基準が設定された農薬等の食品健康影響評価の実施手順
について

・事務局から報告。                   
→ 「暫定基準が設定された農薬等の食品健康影響評価の実施手順
(案)」は原案どおりとし、今後はこれに基づき、個別農薬等の評価を行って
いくことが了承された。
また、リスク管理機関に対しても、本実施手順が作成されたことについて、
事務局から通知することとされた。

(3)食品安全委員会が自ら行う食品健康影響評価について

・事務局から、プリオン専門調査会(第36回)における「自ら評価(メキシコ、
チリ、中国産牛肉等に係る食品健康影響評価)」に関する議論の概要に
ついて報告。
・農林水産省から、メキシコ、チリ、中国等から輸入された牛肉のリスク
管理の現状とBSEが発生した場合の対応及び食品安全委員会が自ら
評価を行う場合の情報収集等への協力要請について回答がなされた。
→ 本日の議論から、プリオン専門調査会において、米国、カナダ以外で
我が国が牛肉を輸入している国について、情報収集により現状把握する
とともに、輸入牛肉のリスク評価の進め方や評価に必要な項目について
議論を進めてもらうこととされた。

(4)食品安全委員会の3年間を振り返って

各委員より、食品安全委員会の3年間を振り返っての感想が述べられた。
(小泉委員)今後、評価の効率を向上させるために、各専門調査会での
議論の進め方をみた上で、委員会として評価方法のスタンダードを検討
していく必要がある。
(坂本委員)食品の安全への関心が高まる中で、リスクゼロを求める声が
依然として強い。その一方で、安全性の確認もせずにいわゆる健康食品
などを大量に消費する人もいる。消費者の安全性への判断力を高める
教育が必要である。
(中村委員)3年間の評価作業は大変だったと思うし、よい仕事をしてきた
と思うが、評価の内容を分かりやすく伝えることは未だ十分できていない。
今後とも努力が必要である。
(見上委員)科学的に考えてみると当たり前に見える話を関係者に伝える
ことが難しかった。すぐうまくいくような解決策は見当たらず、今後ともリスク
コミュニケーションの努力が必要。また、専門調査会の運営を合理化して
いくことが必要。さらに、食料自給率が低い我が国で、国民の求める高い
安全性の水準を確保していくことの困難さを痛感した。
(寺尾委員長代理)この立ち上げの3年間は、今後のための体制整備の
3年間だった。今後は、世界に評価の内容や日本の食品の安全性確保の
考え方などを広く発信していく必要がある。

※配付資料等はこちらからごらんください。



◆ 専門調査会の会合結果

第55回動物用医薬品専門調査会(非公開)
日時:平成18年6月23日(金) 10:00〜12:10
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

(1)動物用医薬品に係る食品健康影響評価について

●ウエストナイルウイルス感染症不活化ワクチン(ウエストナイルイノ
ベーター)

審議の結果、評価書(案)をとりまとめ、食品安全委員会へ報告する
こととされた。

●プラジクアンテル

審議の結果、継続審議とされた。

(2)その他

「薬剤耐性菌の食品健康影響評価の進め方」について修正案が報告
された。
今後は、本件は動物用医薬品専門調査会、肥料・飼料等専門調査会
及び微生物専門調査会の3専門調査会の合同ワーキンググループ(WG)
で検討を進めることとなった。また、動物用医薬品専門調査会及び
肥料・飼料等専門調査会の2調査会からなるWGにおいてとりまとめられた
「家畜等に給与するモネンシンナトリウムによる薬剤耐性菌に関する食品
健康影響評価について(案)」が報告された。

※配付資料等はこちらからごらんください。



第16回微生物専門調査会
日時:平成18年6月26日(月) 9:30〜9:55
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

(1)家畜等への抗菌性物質の使用により選択される薬剤耐性菌の
食品健康影響評価について

これまでの動物用医薬品専門調査会及び肥料・飼料等専門調査会の
2調査会からなる薬剤耐性菌に関するWGに、新たに微生物専門調査会
を加え、3調査会から構成されるWGで審議を進めることを決定。
また、動物用医薬品専門調査会及び肥料・飼料等専門調査会の2調査
会からなるWGにおいてとりまとめられた「家畜等に給与するモネンシン
ナトリウムによる薬剤耐性菌に関する食品健康影響評価について(案)」
が報告された。

※配付資料等はこちらからごらんください。
http://www.fsc.go.jp/senmon/biseibutu/b-dai16/index.html

第17回微生物・第10回ウイルス合同専門調査会
日時:平成18年6月26日(月) 10:00〜12:10
場所:食品安全委員会 大会議室

議事概要:

(1)食品安全委員会が自らの判断により食品健康影響評価を行うべき
食中毒原因微生物に関する案件の選定について

「二枚貝中のA型肝炎ウイルス」及び「豚肉中のE型肝炎ウイルス」の
リスクプロファイルについて説明。その後、すべてのリスクプロファイルの
ポイントを一覧表にした「リスクプロファイルのまとめ」については、
継続審議となった。

※配付資料等はこちらからごらんください。
http://www.fsc.go.jp/senmon/biseibutu/b-dai17/index.html

第1回農薬専門調査会総合評価第二部会(非公開)
日時:平成18年6月26日(月) 14:00〜17:00
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

(1)農薬(インドキサカルブ)の食品健康影響評価について

インドキサカルブについては、次回継続審議となった。

(2)その他

「農薬専門調査会の運営体制に関する事項」を説明した。
また、総合評価第二部会の座長代理に、吉田専門委員が指名された。

※配付資料等はこちらからごらんください。
http://www.fsc.go.jp/senmon/nouyaku/sougou2_dai1/index.html

第33回添加物専門調査会
日時:平成18年6月28日(水) 14:00〜17:00
場所:食品安全委員会 中会議室

議事概要:

(1)リン酸一水素マグネシウムに係る食品健康影響評価について

審議の結果、指摘された事項について整理し、再度審議することとされた。

(2)香料 イソブタナールに係る食品健康影響評価について

審議の結果、継続審議とされた。

(3)酢酸α-トコフェロールについて

評価結果の文言について確認を行い、評価結果案を委員会に報告
することとされた。

※配付資料等はこちらからごらんください。



==============================
2.食品安全委員会からのお知らせ
==============================

◆ 食品安全委員会開催案内

第150回食品安全委員会
日時:平成18年7月3日(月) 11:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:
(1)大臣挨拶
(2)委員紹介
(3)委員長の選出
(4)その他
http://www.fsc.go.jp/osirase/annai150.html

第151回食品安全委員会
日時:平成18年7月6日(木) 14:00
場所:食品安全委員会 大会議室
議題:平成18年7月4日(火)18:00頃にホームページに掲載予定
http://www.fsc.go.jp/iinkai/iinkai_yotei.html

※開催案内は6月30日17:00現在のものです。


==============================
3.豆知識 「自ら評価」とは?
==============================

食品安全委員会は、食品安全基本法の規定に基づき、厚生労働省、農林
水産省等からの要請によりリスク評価を行うほか、委員会自らの判断に
より食品健康影響評価を行うことができます。この食品安全委員会が自らの
判断により行う食品健康影響評価のことを通常「自ら評価」と呼んでいます。

「自ら評価」の案件については、食品安全委員会企画専門調査会において、
一元的に収集した国内外の食品の安全性に関する情報のうち優先度が
高いと考えられるものを候補として絞り込み、食品安全委員会で決定します。

また、これとは別に緊急・特段の評価案件について適宜、食品安全委員会
において審議し、決定する場合があります。

これまでこの「自ら評価」としては、「日本における牛海綿状脳症(BSE)
対策について−中間とりまとめ−」(平成16年9月9日)を取りまとめたほか、
「自ら評価」として「食中毒原因微生物の評価指針を策定し、評価すべき
優先順位を決めた上で個別の微生物について評価を行う」との委員会決定
(平成16年12月16日)を受け、「食品により媒介される微生物に関する
食品健康影響評価指針(案)」(平成18年6月1日)を現時点の案として
策定しています。

※リスク評価(食品健康影響評価)
食品中に含まれるハザードを摂取することによって、どのくらいの確率で
どの程度の健康への悪影響が起きるかを科学的に評価すること。
なお、食品安全基本法でいう食品健康影響評価はリスク評価を指す。
〔「食品の安全性に関する用語集」(平成18年3月食品安全委員会)より抜粋〕


★★★ ☆☆☆ 6月は「食育月間」です! ☆☆☆ ★★★

6月の食育月間には、食品安全委員会においても、
食育を推進する以下の活動を行いました。

6月5日(月)に厚生労働省、農林水産省と
合同で「食品に関するリスクコミュニケーション(東京)−リスクコミュ
ニケーションはいかに食育に貢献できるか−」を開催しました。

6月24日(土)、大阪市で第1回食育推進全国大会(主催:内閣府、
大阪府)が開催されました。1万人を超える来場者があり、当委員会も
内閣府食育推進室と共同でブースを開設しました。
当委員会ブースでは、食品安全に関するパネル展示、季刊誌「食品安全」
等の配布や「メチル水銀のリスク評価」に関するDVDの放映を行いました。
また、来訪者に食品安全についての意識に関するアンケートのご協力を
いただきました。

さらに、食品安全委員会の役割をわかりやすく説明した、食品安全委員会
子供向けリーフレット「科学の目で食品の安全を守ろう!」を発行しました。

このような食品に関するリスクコミュニケーションに積極的に取り組むこと
により、今後とも食育の推進に努めてまいります。

・「食育月間」とは?(内閣府ホームページ)
 http://www8.cao.go.jp/syokuiku/gaiyou.html

・「食品に関するリスクコミュニケーション(東京)−リスクコミュニケーション
はいかに食育に貢献できるか−」
 http://www.fsc.go.jp/koukan/risk180605/risk-tokyo180605.html
 
・第1回食育推進全国大会(内閣府ホームページ)
 http://www8.cao.go.jp/syokuiku/suisin/index_zenkoku.html

・食品安全委員会子供向けリーフレット「科学の目で食品の安全を守ろう!」
 http://www.fsc.go.jp/sonota/kids-leaflet.html

・キッズボックス(食品の安全に関することを子供に読み聞かせたり、
 子供と一緒に学ぶためのページです。)
 http://www.fsc.go.jp/sonota/kids-box/kids-box.html

★★★☆☆☆☆★★★ ☆☆☆☆ ★★★☆☆☆☆★★★

============================================================
『編集後記』

食品安全委員会e−マガジン第5号を最後までお読みいただき、ありがとう
ございます。
食品安全委員会は、平成15年7月1日に設置されてから、ちょうど
3年となります。7月3日(月)には、新たな委員を迎えて、第150回の
委員会を開催することとなりました。来月以降、食品安全委員会委員から
のメッセージをあらためてご紹介していきます。
食品安全委員会e−マガジン第6号は、7月7日(金)配信予定です。

============================================================
〜ご利用にあたって〜
 当メールマガジンでは一部PDFを利用しております。
 PDFファイルをご覧頂くためには、下記アドレスから「Adobe Reader」を
ダウンロードしてください。
 http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html
============================================================
<配信中止・配信先変更はこちら>
 https://regist11.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=obp-njsd-3fc1064b497e44431b2fd03ce8281bde

<食の安全に関するご意見・ご要望はこちら>
 http://www.iijnet.or.jp/cao/shokuhin/opinion-shokuhin.html
メールマガジンに関するご質問は上記のフォームで受付致しますが、
フォーム中「表題」の箇所に『メールマガジンについて』と記載して
下さい。
なお、送付頂いたすべての内容にお答えできない場合もありますが、
今後の参考とさせて頂きます。

[食品安全委員会e−マガジン]
 編集:食品安全委員会e−マガジン編集会議
 発行:内閣府食品安全委員会事務局勧告広報課
 〒100−8989 東京都千代田区永田町2−13−10
 プルデンシャルタワー6階
URL http://www.fsc.go.jp/

※このメールはシステムが自動発行しておりますので、返信メールは
受け付けておりません。


〒107-6122 東京都港区赤坂 5-2-20 赤坂パークビル22階
TEL 03-6234-1166 FAX 03-3584-7390
Akasaka Park Bld. 22nd F, Akasaka 5-2-20, Minato-ku, Tokyo 107-6122, JAPAN
Phone: +81-3-6234-1166 Fax: +81-3-3584-7390

内閣府法人番号 (Japan Corporate Number) 2000012010019

食品安全委員会事務所所在地図(別ウインドウで開きます)