パブリック・コメント募集

用語説明


用語説明

危害要因
 ハザード。人の健康に悪影響を及ぼす原因となる可能性のある食品中の物質または食品の状態です。有害微生物等の生物学的要因、汚染物質や残留農薬等の化学的要因、放射線や食品が置かれる温度や状態等の物理的要因があります。
食品安全委員会発行「食品の安全性に関する用語集(第4版)」より
かび毒
 一部のかびが穀類などの農産物や食品等に付着・増殖して産生する有害な化学物質(天然毒素)で、「マイコトキシン」ともいいます。一般に、かび毒は耐熱性があることから、加工・調理の段階で多くの低減が望めないため、農産物の生産、乾燥、貯蔵などの段階で、かびの増殖やかび毒の産生を防止することが重要です。湿潤かつ温暖なわが国では、かびの生育に適していることから、気象条件や農作物の不適切な生産・取扱いの方法によってはかび毒を産生する可能性があります。かび毒の例としては、アフラトキシン類、パツリン、デオキシニバレノール、オクラトキシンAなどがあります。
食品安全委員会発行「食品の安全性に関する用語集(第4版)」より
近位尿細管
 糸球体で濾過された尿を輸送するボーマン嚢から続く管です。尿細管では、血漿中の低分子量蛋白質、アミノ酸、グルコース、カルシウム、リン、尿酸などの分子量40,000以下の物質の殆ど全てや水分を再吸収し、血液へ循環する働きをします。
定量限界
 (定量下限) 適切な管理・操作のもとに、ある分析法で目的物質の定量(検査試料中に目的成分がどの程度含まれるかの計測)を行った場合に、定量検知が可能な最小値、または濃度のことです。定量下限値未満とは、定量できるほどの量ではなかったという意味で、0(ゼロ)とは意味が異なります。
食品安全委員会発行「食品の安全性に関する用語集(第4版)」より
IARC
 International Agency for Research on Cancer 国際癌研究機構。WHOの一機関として設立されました。世界の発がん状況の監視、発がんの原因特定、発がん物質のメカニズムの解明、発がん制御の科学的戦略の確立を目的に、化学物質やウィルスなどの発がんリスクの評価、公表を行っています。所在地はリヨン(フランス)です。ホームページ http://www.iarc.fr/
食品安全委員会発行「食品の安全性に関する用語集(第4版)」より
JECFA
 Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives FAO/WHO合同食品添加物専門家会議。FAOとWHOが合同で運営する専門家の会合として、1956年から活動を開始しています。FAO、WHO、それらの加盟国およびコーデックス委員会に対する科学的な助言機関として、添加物、汚染物質、動物用医薬品などの安全性評価を行います。通常は年2回開催しています。(添加物・汚染物質で1回、動物用医薬品で1回)
食品安全委員会発行「食品の安全性に関する用語集(第4版)」より
Codex
 コーデックス委員会。消費者の健康の保護と食品の公正な貿易の確保を目的として、1963年に第1回総会が開催されました。国際食品規格を作成しています。参加国は175ヶ国1機関(欧州共同体)が加盟、27の部会と一つの特別部会からなります。(2008年1月時点)
 ホームページ http://codexalimentarius.net/
食品安全委員会発行「食品の安全性に関する用語集(第4版)」より
PMTDI(暫定最大耐容一日摂取量)、t-TDI(暫定耐容一日摂取量)、PTWI(暫定耐容週間摂取量)
 最新の科学的知見に照らし、摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量を耐容一日摂取量(TDI)といい、一週間あたりの摂取量を耐容週間摂取量(TWI)といいます。JECFAでは、耐容量に「provisional」(暫定)という用語を冠して使用しています。また、SCFでは、「temporary」(一時的な)という用語を冠し、t-TDIとしています。これは、かび毒や汚染物質は、意図的に食品に添加する添加物を異なり、毒性評価に必要なデータを100%入手することが事実上困難であるためとの考えからです。
SCF
 Scientific Committee on Food 食品科学委員会。本委員会は、欧州委員会に対して、食品安全に関する科学的な助言を行っていましたが、2003年に欧州食品安全機関(EFSA)に引き継がれています。
赤かび病
 赤かび病はおもに麦類の穂に発生する病気です。感染すると、穂が出る時期から刈取りの時期にかけて、穂の一部あるいは全部が枯れたり、褐色になったりします。また、病気にかかった穀粒は赤く着色します。デオキシニバレノールやニバレノールは赤かび病の病原菌であるフザリウム属のかびが産出します。
農林水産省HPより
ヒ素
 ヒ素は元素記号As(原子量:74.9、密度:5.7g/m3)、原子番号33であり、金属と非金属の両方の性質をもち、半金属元素と呼ばれています。天然に単体で存在する他、様々な化合物として存在します。
 ヒ素化合物は炭素原子を含まない無機ヒ素と、炭素原子を含む有機ヒ素に大別されます。有機ヒ素については、無機ヒ素が代謝(メチル化)され生成されるモノメチル化ヒ素とジメチル化ヒ素が知られています。ジメチル化ヒ素には、原子価は5価のジメチルアルシン酸と3価のジメチル亜アルシン酸の両方の形態がありますが, 3価は5価よりも不安定であることが知られています。
【参考】濃度の換算
 1ppm=0.0001%(100万分の1)
 1ppm=1mg/kg=1000μg/kg
食品安全委員会発行「食品の安全性に関する用語集(第4版)」より


〒107-6122 東京都港区赤坂 5-2-20 赤坂パークビル22階 TEL 03-6234-1166 FAX 03-3584-7390
食品安全委員会事務所所在地図(別ウインドウで開きます)