会議開催予定と委員会の実績

食品安全委員会の開催状況 平成20年12月まで


食品安全委員会

平成20年12月18日(木)

(1)
食品健康影響評価の評価要請の取下げ
以下の案件についてリスク管理機関から説明があり、評価要請の取下げとして処理することとなった

特定保健用食品
(4品目)
ガルシニア1000、
ヘルシーゼリー(オレンジ味)、
ガルシニアゼリー(マスカット味)、
ガルシニアゼリー(アップル&キャロット味)
(2)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

農薬専門調査会
(1品目)
ルフェヌロン
動物用医薬品
専門調査会
(1品目)
豚パルポウイルス(油性アジュバント加)不活化ワクチン
(パルボテック)
(3)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

農薬(2品目)
ジクロシメット、メフェンピルジエチル
動物用医薬品
専門調査会
(5品目)
① オメプラゾール
② オメプラゾールを有効成分とする馬の強制経口投与剤
  (ガストロガード)
③ イミドカルブ
④ セフキノム
⑤ 硫酸セフキノムを有効成分とする牛の注射剤
  (コバクタン/セファガード)の再審査
(4)
食品安全委員会が自ら行う食品健康影響評価について
「オクラトキシンに関する食品健康影響評価」、「デオキシニバレノール及びニバレノールに関する食品健康影響評価」並びに「食品中のヒ素に関する食品健康影響評価」を食品安全委員会が自らの判断で行う食品健康影響評価の候補とすることについて了承され、最終決定する前に意見・情報の募集を行うこととなった。
(5)
食品安全委員会の改善に向けた検討について
今後、取りまとめ素案について議論することとされた
(6)
平成21年度食品健康影響評価技術研究の研究領域の候補について
「食品中の化学物質等の健康影響評価手法に関する研究領域」、「食品に起因するかび毒・自然毒、有害微生物等の健康影響評価手法に関する研究領域」、「新たな危害要因の予測や新しい健康影響評価手法に関する研究領域」、「リスクコミュニケーションの推進に関する研究領域」の、合計4領域が決定され、研究課題の公募手続を進めることとなった
(7)
「食の安全ダイヤル」に寄せられた質問等(平成20年11月分)について
11月中に寄せられた119件について事務局から報告
主なQ&Aとして「無毒性量(NOAEL)の決定の考え方」に関する事項が紹介された
(8)
国際獣疫事務局(OIE)によるBSEステータス認定の申請について
農林水産省及び厚生労働省から報告
(9)
WHO「メラミンとシアヌル酸の毒性に関する専門家会合」の結果について
廣瀬委員から報告
会合で得られた情報をホームページ上で公開することとなった
平成20年12月11日(木)

(1)
食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときについて(照会)
「と畜場法第9条の規定に基づき定められた、と畜場法施行規則第7条第1項各号に掲げる、と畜業者等の講ずべき措置に係る基準に、とさつに当たっては、ピッシング(とさつ時のワイヤーによる脳及びせき髄の破壊)を行わないことを新たに追加すること」については、平成17年5月に通知した食品健康影響評価の結果に基づいてなされるものであることから、食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときに該当することが確認された
(2)
食品健康影響評価の要請
以下の案件についてリスク管理機関から説明

農薬(5品目)
ノバルロン、ピラクロストロビン、ボスカリド、メタアルデヒド、メトミノストロビン
(3)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

動物用医薬品
専門調査会
(3品目)
① 鶏伝染性気管支炎生ワクチン (アビテクトIB/AK)
② 鶏脳脊髄炎・鶏痘混合生ワクチン(ノビリスAE+Pox)
③ 塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム及び
 酢酸ナトリウムを有効成分とする牛の注射剤(酢酸リンゲル−
 V注射液)並びに塩化ナトリウム、塩化カリウム、
 塩化カルシウム及び酢酸ナトリウム
(4)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

農薬(2品目)
ジクロスラム、ヘキサジノン
平成20年12月4日(木)

(1)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

添加物専門調査会
(2品目)
2-ペンタノール、2-メチルブチルアルデヒド
農薬専門調査会
(1品目)
スピネトラム

2-ペンタノールの評価書案中のNOAEL(無毒性量)に関する表現ぶりについては、国際機関における表現も確認したうえ、その取扱いについて報告することとなった
(2)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

農薬(2品目)
フェントラザミド、ヨウ化メチル
(3)
食品安全委員会の11月の運営について報告
(4)
食品安全モニターからの報告(平成20年10月分)について報告
平成20年11月27日(木)

(1)
食品健康影響評価の要請
以下の案件についてリスク管理機関から説明

添加物(3品目)
フルジオキソニル、プロピオンアルデヒド、6-メチルキノリン

フルジオキソニルについては、農薬専門調査会に引き続き添加物専門調査会において審議することとされた。
(2)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

農薬専門調査会
(1品目)
トリブホス
(3)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

添加物(2品目)
2-エチルピラジン、2-メチルピラジン
農薬(2品目)
EPN、フェノキサニル
遺伝子組換え食品等
(1品目)
HIS-No.1株を利用して生産されたL-ヒスチジン塩酸塩
(4)
食品安全委員会の改善に向けた検討について、事務局が取りまとめた「具体的方策(案)」を検討し、得られた「具体的方策」を基に、今後は改善骨子について議論することとなった
(5)
「食の安全ダイヤル」に寄せられた質問等(平成20年10月分)について報告
(6)
米国における飼料規制の強化について、農林水産省から報告
平成20年11月20日(木)

(1)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

農薬専門調査会
(2品目)
クロルエトキシホス、プロファム
(2)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

添加物(1品目)
ソルビン酸カルシウム
農薬(1品目)
ピラスルホトール
(3)
その他
事故米に関する農林水産省の取組の中間的総括について、農林水産省から報告
平成20年11月13日(木)

(1)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

農薬専門調査会
(1品目)
メフェンピルジエチル

同日事務局から説明されたスルフェントラゾンに関しては、発生毒性試験等について再度、専門調査会において確認することとなった
(2)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

農薬(2品目)
イミシアホス、フェリムゾン
(3)
「食品安全委員会とリスク管理機関との連携・政策調整の強化について」に基づくリスク管理機関からの照会について
エチプロストントロメタミンの食品健康影響評価結果に関する疑義について事務局から報告
評価書の記述を誤解のないよう修正することについて、動物用医薬品専門調査会で再度審議することとされた
(4)
食品安全関係府省緊急時対応基本要綱等の改正について
食品安全関係府省緊急時対応基本要綱等のマニュアルを同日付で改正・施行することとされた
平成20年11月6日(木)

(1)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

農薬専門調査会
(2品目)
ジクロスラム、ヘキサジノン
動物用医薬品
専門調査会
(4品目)
① オメプラゾール
② オメプラゾールを有効成分とする馬の強制経口投与剤
  (ガストロガード)
③ エプリノメクチン
④ エプリノメクチンを有効成分とする牛の内部寄生虫及び
  外部寄生虫駆除剤(エプリネックス トピカル)
(2)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

清涼飲料水
(7物質)
ベンゼン、1,2-ジクロロエタン、臭素酸、
トリクロロエチレン、ジクロロメタン、テトラクロロエチレン、
トルエン
(3)
食品安全委員会の10月の運営について報告
平成20年10月30日(木)

(1)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

農薬専門調査会
(2品目)
フェントラザミド、ヨウ化メチル
動物用医薬品
専門調査会
(3品目)
① イミドカルブ
② セフキノム
③ 硫酸セフキノムを有効成分とする牛の注射剤
  (コバクタン/セファガード)の再審査
(2)
食品健康影響評価の結果に基づく施策の実施状況の調査結果について(平成20年10月)報告
ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン及びヒドロキシプロピルデンプンに残存するプロピレンオキシドについては、厚生労働省において技術的に可能な範囲で低減が図られるよう自治体を通じて関係業者に要請することを予定していることから、その低減結果について、委員会への報告を依頼することとなった
(3)
食品安全モニターからの報告(平成20年9月分)について報告
報告への回答について、一部記述をより具体的にすることとなった
(4)
食品安全関係府省緊急時対応基本要綱等の改正について
事務局から報告があり、食品安全関係府省緊急時対応基本要綱以下、4つのマニュアルの改正案について了承され、委員会の内部規程である基本指針等については決定とされた
平成20年10月23日(木)

(1)
食品健康影響評価の要請
以下の案件についてリスク管理機関から説明

添加物(2品目)
2-ペンタノール、2-メチルブチルアルデヒド
(2)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

農薬専門調査会
(2品目)
EPN、フェノキサニル
遺伝子組換え食品
等専門調査会
(1品目)
HIS-No.1株を利用して生産されたL-ヒスチジン塩酸塩
(3)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

遺伝子組換え食品
等(1品目)
チョウ目害虫抵抗性トウモロコシMON89034系統と
トウモロコシ1507系統と除草剤グリホサート耐性及び
コウチュウ目害虫抵抗性トウモロコシMON88017系統と
コウチュウ目害虫抵抗性及び除草剤グルホシネート耐性
トウモロコシB.t. Cry34/35Ab1 Event DAS-59122-7系統からなる
組合せの全ての掛け合わせ品種
既に安全性評価が終了した次の2品種は除く
・チョウ目害虫抵抗性トウモロコシMON89034系統と
 除草剤グリホサート耐性及びコウチュウ目害虫抵抗性
 トウモロコシMON88017系統とを掛け合わせた品種
・トウモロコシ1507系統とコウチュウ目害虫抵抗性及び
 除草剤グルホシネート耐性トウモロコシ
 B.t. Cry34/35Ab1 Event DAS-59122-7系統とを掛け合わせた品種
(4)
食品安全委員会の改善に向けた検討について、事務局が取りまとめた「改善の方向性」を基に、今後は具体的方策について議論することとなった
(5)
リスクコミュニケーション(広報)改善PTの検討状況について、事務局から説明後、審議を行い、引き続き各アイディアの実現可能性について検討を行った上で、「食品安全委員会の改善に向けた検討について」に反映させることとなった。
(6)
「食の安全ダイヤル」に寄せられた質問等(平成20年9月分)について報告
(7)
既存添加物の安全性見直しの状況について厚生労働省から報告
(8)
その他
「こんにゃく入りゼリーによる窒息事故の再発防止について」事務局から報告
引き続きホームページ等を通じ、注意喚起を続けていくこととなった
平成20年10月16日(木)

(1)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

添加物専門調査会
(2品目)
2-エチルピラジン、2-メチルピラジン
農薬専門調査会
(2品目)
ジクロシメット、ピラスルホトール
(2)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

農薬(2品目)
フルアクリピリム、ペンシクロン
(3)
その他
事務局から中国産冷凍いんげんからの農薬の検出について報告
本事案については、引き続き政府一体となった対応をとり、状況については委員会へ適宜報告することとなった
平成20年10月9日(木)

(1)
食品健康影響評価の要請
以下の案件についてリスク管理機関から説明

農薬(4品目)
イソチアニル、シメコナゾール、クロメプロップ、
プロヒドロジャスモン
(2)
各専門調査会における審議状況についての報告
各専門調査会から報告された以下の案件について国民からの意見・情報の募集に着手することを決定

農薬専門調査会
(2品目)
イミシアホス、フェリムゾン
(3)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

農薬(3品目)
クロラントラニリプロール、ピリプロキシフェン、プレチラクロール
(4)
米国における対日輸出認定施設等の現地査察結果について、厚生労働省及び農林水産省から報告
(5)
メラミン等に関する科学的知見について
事務局及び参考人の名古屋市立大学 郡教授から資料「メラミン等による健康影響について(案)」について説明
原案を一部修正の上、食品安全委員会のホームページに掲載することとなった
平成20年10月2日(木)

(1)
食品健康影響評価の要請
以下の案件についてリスク管理機関から説明

家畜伝染病予防法第2条第1項の規定に基づき、家畜伝染病予防法施行令第1条の高病
原性鳥インフルエンザの対象家畜としてきじ、だちょう及びほろほろ鳥を追加すること
本件は現行の家畜防疫体制を強化するものであり、一層のリスク低減につながることは自明であることから、食品安全基本法第11条第1項第1号の食品健康影響評価を行うことが明らかに必要でないときに該当することとされた。
(2)
食品健康影響評価
以下の案件について検討し、食品健康影響評価の結果をリスク管理機関に通知

農薬(2品目)
クロフェンセット、フルフェンピルエチル
(3)
食品安全委員会の9月の運営について報告
(4)
食品安全モニターからの報告(平成20年8月分)について報告
(5)
その他
「事故米穀の不正規流通について」及び「中国における牛乳へのメラミン混入事案への対応について」事務局から報告
引き続き政府一体となった対応をとり、状況については委員会へ適宜報告することとなった
メラミンによる健康危害に関しては、メラミンの存在のほかにシアヌル酸の影響も指摘されており、委員会として毒性などを確認しておく必要があることから、科学的知見を広く収集・整理し委員会へ報告することとなった