研究情報詳細

評価案件ID cho99920090708
評価案件 遺伝子組換え食品等のアレルゲン性・腸管免疫影響のインビトロ評価系の開発(研究課題番号0708)
資料日付 2010年3月31日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
事業概要 "[主任研究者]所属:国立医薬品食品衛生研究所/氏名:手島 玲子
本研究は、新規産生タンパク質等のアレルゲン性・免疫影響のインビトロ評価系の開発を行おうとする研究で、免疫過程を感作、惹起、アジュバントに分けた評価法の作成を計画し、評価対象として、新規産生タンパク質、組換え乳酸菌等を用いた。結果として、感作過程は、パイエル板を用いる評価系で、IL17が有用なバイオマーカーになることが示された。また、惹起過程の、アレルゲンチップを用いた研究では、そばアレルゲン、遺伝子組換え食品中の除草剤耐性用酵素、害虫毒素について、測定条件が確立し患者血清への応用を行った。さらに、好塩基球細胞を用いた研究では、ヒトIgE受容体を導入した培養ラット好塩基球細胞の活性化の評価系(EXILE法)の特許出願、論文発表を行い、受動ヒト好塩基球活性化を指標とする評価法にも見通しをつけることができた。アジュバント活性の測定においては、Caco-2細胞、M細胞、樹状細胞を用いる評価系の開発が終了した。"

(注)この報告書は、食品安全委員会の委託研究事業の成果について取りまとめたものです。
   本報告書で述べられている見解及び結論は研究者個人のものであり、食品安全委員会としての見解を示すものではありません。
事業名 食品健康影響評価技術研究
実施機関 食品安全委員会
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