調査情報詳細

評価案件ID cho20200030001
評価案件 薬剤耐性菌のリスク評価手法の検討に関する調査
資料日付 2019年12月27日
分類1 調査事業情報
分類2 報告書
事業概要 食品安全委員会では、家畜に使用される抗菌性物質が食品を介してヒトの健康に与える影響について、「家畜等への抗菌性物質の使用により選択される薬剤耐性菌の食品健康影響に関する評価指針(2004年9月30日食品安全委員会決定)」に基づき評価を実施し、2003年に諮問された抗菌性飼料添加物26成分のうち、22成分について評価を終了している。一方、「薬剤耐性(AMR)対策アクションプランに係る食品安全委員会行動計画 2016-2020(2017年3月28日食品安全委員会決定)」において、必要に応じて評価指針等の見直しを行うこととしている。 これまでの薬剤耐性菌に関する調査審議では、諸外国の評価の状況及び手法並びに評価区分やリスクの推定の考え方、特に細菌特有の性質や耐性化によるその性質の変化等を踏まえた評価方法について、継続的な検討を行うこととされ、行動計画ではこれらの点を踏まえて評価手法の見直しを行うこととされたところである。また、現在の評価指針では、十分な情報及び知見が集積されていないことから対象外とされている、家畜等由来の薬剤耐性菌による水圏・土壌環境を介した食品汚染について、WHOのアクションプランを踏まえ、国際的にも知見が報告され始めたところである。

本調査では、薬剤耐性菌の評価指針等の見直しに当たり、特に上記の点に着目した国際的な評価の状況等及び現在の指針では対象とされていない分野についての文献及びサーベイランスデータ等の収集及び整理を行う。
事業名 食品安全確保総合調査
実施機関 食品安全委員会
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